“ラム肉”＆“ガラムマサラ”たっぷりの個性派カレー♪…Forest Spice : フォレスト スパイス

福岡市早良区高取・旧唐津街道にある「高取商店街」の中程から南側の「祖原公園」へ抜ける通り沿い、「ラーメン・ニチイの味一番」や「お酒とお食事処・やよい」の向かい側にあるマンション1階で営業するカレー専門店《Forest Spice》。
平成30年9月にNewオープン。
厨房担当の職人気質な大将・堀田健作さんと、ホール担当の明るくにこやかな女将さんのお二人でお店を切り盛りされています。
ご自身が“羊肉好き”な大将の「ラム肉はカレーによく合う！」と言う“礼賛”の思いから、ニュージーランド＆オーストラリア産の若い羊の肉“ラム”に香り付けのスパイス加えて炒め、玉葱とトマトをガラムマサラ（ブレンドスパイス）と共に煮込んでペースト状にしたベースルーと合わせて作るオリジナルカレーを提供。
“羊肉”特有のクセのある香りを、スパイスをゴリッと効かせて絶妙にコントロールした個性派カレーです♪
また、大将の安心安全食材へのコダワリから、調理に使う“油”は100％国産の「米油」、“塩”はミネラルたっぷりの沖縄の「粟国の塩」を使用されています。

グリルした「ラム肉」がゴロッゴロ入った、辛味と酸味のビンダルーカレー『ラムグリル￥1,140』が創業時からの看板メニュー。
また、ラム肉のミンチとメニュー専用の10種類以上のスパイスを合せた「ガラムマサラ」で作った「キーマカレー」と、20種以上の「糸島野菜」と3種の「ビーンズ」を盛り沢山に使って仕上げた『糸島野菜のラムキーマ￥1,290』が1番人気のメニューとなっています。
また、“コロナ禍”以来、テイクアウトの「お弁当」にも力を入れていらっしゃいます。
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ワタクシ、在宅勤務日のお昼。
大学が秋休み中のワガヤのＪＤと「カレー食べ行こう！」と意気投合。
ワタクシの生活圏“早良区・城南区”界隈には、旧来からある美味しいカレー屋さん「インデラ」「西新カレー」「KATZ」「Ｄカジャナ」「シブシャンカル」「河」「辛樹」「オオノカリー」「インダス」等が多数。
しかも近年“雨後の筍”的に「フォレストスパイス」「白山舎」「肉山」「ROJY」「KACHINA」「てるSUN」「まがる」「米とカレー」等、新規にカレーのお店が次々登場しており、しかもどのお店もアナドレナイ旨さと人気です。
どちらのお店にするか、JDと侃々諤々のギロンの末、ワタクシは1度伺ったことがありましたがJDが未食でワガヤからも近い、こちら「フォレストスパイス」に決定！

お店に専用駐車場はありませんが、付近にはコインパーキングが点々と有ります。
しかし自宅からは車を出すほどではない距離なので、二人で歩いてお昼前にお店に伺いました。
コロナ感染予防対策のため、入口ドアを開けサーキュレーターで換気している店内へ。
女将さんが「いらしゃいませっ。」と、にこやか且つ穏やかにお出迎え下さいました。
厨房を囲むL字型のカウンター席、窓際と壁際にテーブル席4卓の小箱な店内。
無垢の木目が多用されたカフェの様なお店で、椅子が間引かれ“ソーシャルデイスタンス”にも配意されています。
先客はカウンター席に大学生風の青年お一人のみ。
ワレワレは、入口そばに置かれた消毒液で手指を消毒し、窓際のテーブル席に着座しました。

カレーのメニュー表を眺め、
■糸島の野菜のラムキーマ￥1,290
■ラムグリル￥1,140
■カシミールラム（角切りステーキ）￥1,240
■糸島野菜のサンバル￥1,290
■お子様カレー（ラムと豆のキーマ）￥780
■日替わりカレー・ジンギスカンカシミール（特上チャックロール使用）￥1,540
■鴨葱キーマ￥1,140
■スパイスチキンマサラ￥990
の中から、JDはこちらの人気メニュー『糸島野菜のラムキーマ￥1,290』に即決。
辛さを「2～10」から選べますがJDは「2（小辛）」をチョイス。
ワタクシは、前回『糸島野菜のラムキーマ』をいただいたので、今回は創業時からの看板メニュー『ラムグリル￥1,140』を『肉大盛+￥300』でいただくことに。
辛さは「2～8」まで選べ、「8（激辛）」をチョイス。
「お冷」のジャグをお持ち下さった女将さんにそれぞれ注文し、ワタクシはドリンクの『ラッシー￥160』も併せてお願いしました。

こちらのお店は、カレーを“作り置き”せず、オーダーごとにスパイスの調合等、1から始めて一皿を作るスタイル。
出来上がりには、それなりの時間が掛かります。
大将が鍋を振るう心地よい音と店内に控えめに流れるJ-POPを聴きつつ、JDと最近食べた料理・お店の話し等をしながらゆっくり待つこと10数分で、女将さんが「お待たせいたしました。」とそれぞれに配膳。
いただきます。

JDのカレー『糸島野菜のラムキーマ』。
生後半年未満の羊の「ラム肉」を使ったミンチ、香り付けのスパイス、玉葱・トマト・ガラムマサラを煮込んだベースルー、豚骨のブイヤベースで作る「キーマカレー」に、糸島産の季節の野菜を使って、メニュー専用のガラムマサラで仕上げる一皿。
今回使われている糸島野菜は、店内の案内によると「にんじん」「じゃがいも（キタアカリ）」「オクラ」「葱」「ブロッコリ」「金時インゲン」「インゲン」「かぼちゃ」「ラディッシュ」「リーフレタス」「たまねぎ」「小松菜」「ごぼう」「チンゲン菜」「パプリカ（赤・黄）」「アスパラ」「セロリ」「ピーマン」「ししとう」「大根」「トマト」等、20種を超えています。スゴイ！
食感の違いとダイレクトなうまみを感じてもらうため、あえて大きめにカットされているそうです。
更に「ひよこ豆」等3種のビーンズもたっぷり入っており、JD曰く「噛み応えのある食感がイイっ！」カレーです。
また、スパイスの「ピンクペッパー」のほろ苦い爽やかさが◎とのこと。
ご飯は、タイ米に福岡県産のジャポニカ米を加えて炊いた淡い黄色の「ジャスミンライス」。
ライスに「フライドオニオン」「水菜」が載っていますが、「フライドオニオン美味しー！」絶賛。
加点要素となった様です。

ワタクシのカレー『ラムグリル』は、デフォルトでもラム肉たっぷりなのですが、更に『肉大盛』につき、肉、肉、肉っ!!の“ラム肉祭り”カレーです。
グリルされたラム肉で、煮込まれておらず、その分、羊の成熟肉「マトン」寄りのクセ強めの香り、しっかりした弾力のある肉質・噛み応えを楽しめる“個性派”のカレー。
カレーのベースは、ポルトガル人がインドの西海岸地方にもたらしたワインビネガーやニンニクを使った辛味と酸味の料理「ビンダルー」。
更に、メイプルシロップの様な甘い香りなのにほろ苦くパンチのある地中海原産のスパイス「フェヌグリーク リーフ（カスーリ メティ）」がワサワサにトッピングされており、ラム肉と“猛者”同士でせめぎ合いのハーモニーです。(笑)
ワタクシ的には、ワルクナイ！
て言うか、クセが強い分クセになる旨さです。
でも、ワタクシがチョイスした辛さ「8（激辛）」は、“やりすぎ”でした。
速攻で辛味が口腔内に広がり、ラム肉の旨味を噛み締める暇がない！(笑)
でもその分、具材の「たまねぎ」「葱」の甘味・旨味を強く感じることが出来ました。
また、添えられた「アチャール（玉葱のピクルス）」がイイ口直しになっています。
ご飯はJD同様、タイ米に福岡県産のジャポニカ米を加えて炊いた「ジャスミンライス」。
お米の甘味が少なくあっさりしているのがかえってこのカレーには良く合い、「フライドオニオン」がトッピングされていることで全体の旨みが倍増しています。
ＪＤのコメント的確でした。
ボリュームもバッチリで、『ライス大盛+￥100』も可能でしたが、デフォルトで充分。

お腹一杯でしたが、食後に『ラッシー』をいただきました。
こちらのラッシーは、ホイップされたフワフワタイプ。
未体験の食感＆のど越しです。
清涼感は少な目ですがその分濃厚な味わいで、おいすぃ～。
でも、ストローで吸って飲む際、最初から「ズー、ズー」大き目の音がしちゃうのはＮＧかな。(笑)

JDは、「美味しかったけどお腹いっぱい過ぎ～！ご飯、小盛でよかったかなぁ。(笑)」とのこと。
ワタクシも、前回同様、大変満足なカレーランチとなりました。
また伺います、ご馳走様!!

【20.10.1】【23.10.10】
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ラムグリルカレーのForest Spice
福岡市早良区高取1-5-36 コープ野村高取 1F
℡.092-986-1083
営業時間・11:30～14:30、17:30～売切迄
定休日・不定休