“とろろ昆布”が決め手!博多でいただく絶品“広島お好み焼き”♪…ゆうちゃん : 広島お好み焼き　鉄板焼　ゆうちゃん

福岡市早良区西新・東西に延びる「明治通り」の「防塁交差点」から、南側を平行に延びる「西新商店街」を結ぶ小路沿いに店を構えるお好み焼き屋さん《ゆうちゃん》。
広島市にある、お好み焼き店が集う人気グルメスポット「広島お好み村」の老舗＆人気店《新ちゃん》で修行した泉雄介さんが平成23年に独立創業した“広島お好み焼き”＆“鉄板焼き”のお店です。
店名はモチロン、泉大将の愛称からの命名です。
大将の作るお好み焼きは、使う野菜は九州産ですが、《新ちゃん》がお店で使っている、広島の〈磯野製麺所〉の生麺や〈ミツワソース〉製のお好みソース、天かす等を取り寄せて、本格“広島お好み焼き”を忠実に継承し、ここ博多の地で提供されています。
《ゆうちゃん》の広島お好み焼きの特徴は、「とろろ昆布」をたっぷり使うこと。
具材を調和させる役割を熟すと共に、旨みを倍増させています。
お値段は、ベースとなる広島お好み焼き『肉玉そば￥760』～とリーズナブル。
20種近くあるお好み焼きの中で、店名を冠した『ゆうちゃん￥1,000』が一番人気。
『肉玉そば』に「イカ天」とたっぷりの「刻みネギを」トッピングした広島お好み焼きの“定番”です。
人気№2は、『ゆうちゃん』に「生イカ」と大きな「生エビ」5尾を贅沢にトッピングした『ゆうちゃんスペシャル￥1,300』。
№3は、「肉玉そば」に「餅」と「チーズ」をトッピングした白い広島お好み焼き『モチーズ￥1,050』だそうです。
また、鉄板焼きのメニューでは、肉とキャベツのピリ辛炒め『赤ヘル鉄板￥780』や『とん平焼き（各種）￥580～￥700』、『焼きポテトサラダ￥450』、『広島産カキのガーリックバター￥1,390』等が定番です。
※値段はいずれも税別です。
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博多でお好み焼きと言えば“関西風”が主流ですが、ワタクシのホームグランド“早良区西新”地区は“広島お好み焼き”のお店が、こちら《ゆうちゃん》の他、《八昌》、《ＲＹＵ》と3店舗も営業されており、いずれのお店も人気です。

ワタクシは、そのなかでこちら《ゆうちゃん》を最も利用させています。
これまでオヒトリサマでの利用でしたが、今回はワガヤのＪＤと二人で夕食をいただきに伺いました。
ワタクシドモは自宅から歩いてお店へ伺いました。
お店専用の駐車場はありませんが、傍にコインパーキングが点在していますので車の方もお気軽にどうぞ。
コテが描かれた白暖簾をくぐり入店すると、「いらっしゃい！」と威勢よく大将と、お若い男女の店員さんがお出迎え下さいました。
店内は、中央に長さ3メートルの大きな鉄板が据えられそれを囲むコの字型のカウンター席と入口脇に4人掛けのテーブル席になっています。
先客は入口そばのカウンター席にシニアな紳士が1名のみ。
ワタクシドモは、入口横でセルフで「お冷」を注ぎ、お店奥のカウンター席にお邪魔しました。
店内の客は3名のみですが、「テイクアウト」と「UberEats」の注文がバンバン入っており、大きな鉄板上には、調理中の“広島お好み焼き”が並んでいます。

メニュー表を眺め16種あるお好み焼きメニューから、ワタクシはいつもいただく、『肉玉そば』に「イカ天」とたっぷりの「刻みネギを」トッピングした、お店ナンバーワン人気の広島お好み焼き『ゆうちゃん￥1,000』を。
ＪＤは、初めての来店と言うこともあり『とん平焼き』や『焼きそば』も含め、迷いに迷って『エビスペシャル￥1,110』をいただくことに。
焼き場の大将にお願いしました。

静かにJ－POPが流れる中、ワレワレの眼前でのライブキッチンのリズミカルなコテサバキを楽しみながら待ちます。
調理手順は、
① 水溶き小麦粉で丸いクレープ状の薄い「生地」を作ります
② ①の上に「千切りキャベツ」を盛る
③ ②の上に「もやし」を盛る
④ ③の上に「刻みネギ」を更に盛る
⑤ ④の上に「魚粉」をたっぷり振り掛ける
⑥ ⑤に「塩」「うま味調味料」を振る
⑦ ⑥に「とろろ昆布」を盛る
⑧ ⑦の上に薄切りの「豚バラ肉」を敷く
⑨ つなぎの「水溶き小麦粉」を垂らし掛ける
⑩ ⑨に「天かす」を散らし、レードルで「ラード」を垂らす
⑪ ⑩をひっくり返し押し焼く
⑫ 茹でた「生麺」を炒め焼く
⑬ 鉄板上に置いた「イカ天」に水を掛け、蓋をして蒸す
⑭ 麺を丸く整え、上に⑪⑬を載せる
⑮ 卵を鉄板に割り落とし、丸い「薄焼き玉子」にする
⑯ ⑮に⑭を載せ、ひっくり返して「生地」が底面・「薄焼き玉子」を表面にする
⑰ ⑯に刷毛でお好み焼きソースをたっぷり塗る
⑱ ⑰の上に「青のり」を振り掛け、「刻みネギ」をたっぷり盛る
⑲ 大将がコテでワタクシの前の鉄板に“UFOキャッチャー”的に運んでドスン！
「おまたせしました、『ゆうちゃん』です！」と、出来上がりです。
「ソース」と「青のり」と「ネギ」の香りがブワンと広がりタマラン!!

JDにも直ぐに「肉玉そば」に大きな「生エビ6匹」が入った『エビスペシャル』が配され、共に「いただきます！」

広島でお好み焼きソースと言えば、【オタフクソース】【カープソース】【ミツワソース】の3つが“三大ソース”。
こちらは、【ミツワソース】を使われていて、甘すぎず、辛すぎず、濃厚なコクのある味わい。
“追いソース”と“一味唐辛子”が卓上に用意されていますが、デフォルトで充分な量、適当な辛味でいい塩梅の味わいです。
「玉子」と良く合い、好きだなぁ。

クレープ状の薄焼きの「生地」はモッチリしていて、見た目以上の食べ応えで◎。

蒸された「千切りキャベツ」は優しく甘く、熱が加えられた「もやし」も甘みが強く、シャキシャキ感がしっかり残っていて、これまた◎。
この「もやし」、よく使われる「緑豆」ではなく、「ブラックマッペ（黒緑豆）」を使うことでこの食感になっているそうです。

ヤワ目に茹でられた「生麺」には、しっかり“焼き”が入り、時折カリッとした食感があるのがいいアクセントになっています。

「イカ天」は、ニチャッとした食感＆詰まった旨味がジュワッと溢れ出る感じがヤミツキになりますねぇ。
広島お好み焼きにはマストアイテムです。

そして、この「お好み焼き」の“要”となっているのが「とろろ昆布」。
「とろろ昆布」自体の旨味と「ソース」「玉子」「イカ天」「野菜」「魚粉」それぞれの旨味にグラデーションを付け調和させ、一体感のある美味しさにしています。

何度食べても美味しい「広島お好み焼き」。絶品です！
ワタクシの中では本場・広島でいただいた「広島お好み焼き」を含めてナンバーワンの1枚。

JDは、鉄板の上でコテで切り分けながら食べる方式が気に入った様子で「オイシイし、楽しいよねっ♪」と満足気。
ヨカッタヨカッタ。

ホントに、美味しく楽しいひと時でした。
やっぱり、オヒトリサマよりオツレサマといただく食事は3割増しの美味しさだな。
また、だれかと伺います。
ごちそうさまでした。

【20.10.8】【23.10.13】
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広島お好み焼き　鉄板焼　ゆうちゃん
福岡市早良区西新5-15-31
℡.092-844-1515
営業時間・12:00~24:00（土・日・祝は23：00まで）
定休日・不定休

福岡市早良区西新・明治通り沿い「防塁」交差点角にある早良郵便局の横の路地に入ると商店街手前にあるお好み焼き屋さん。
今回、平日の遅めのランチで訪問。
暖簾をくぐり店内に入ると大きな鉄板を囲んでカウンター席が設けられています。
目の前で焼き上げていただけるタイプ。ジャパニーズオープンキッチンスタイル。（笑）
午後2時過ぎでしたが先客６名。
学生、サラリーマン、ご夫婦ずれと幅広い客層に利用されるんですね。
入口そばの席に着座。
壁のメニューを眺め、平日ランチメニューから「肉玉そば・そばW￥780」をお願いしました。
大将とアシスタントの女性で切り盛り。
お客さんと会話されながら焼き上げてゆかれます。
店名は大将のお名前から付けたとのこと。
広島の「お好み村」で修行され、こちらのお店でも「本場広島の味」を忠実に提供することにこだわっていること。
使っている「麺」も「ソース」も「天かす」も、広島から取り寄せたものだということ。
早良区荒江に宅配専用のお店も持っていること。
などなど、聞きたかったことをタイガイ他のお客さんとの会話で知ることが出来ました。
15分ほどで出来上がり。
目の前の鉄板上にコテで運ばれてきます。
青のりの香りが広がります。うまそ。
いただきます。
小さなコテで切り分けながらいただきます。
ソースは甘味控えめのスッキリした味わい。
出汁っぽい旨みのもとはとろろ昆布だそうです。
キャベツの甘味、もやしのシャキシャキがいいですね。
麺はコシ、弾力があり食べ応えがあります。
美味しさ、ボリューム共に、大満足なお好み焼きでした。
知る限りの広島風でナンバーワンです。
ごちそうさま。
【2015.9.2】


飲み会のシメで再訪。
シメでお好み焼きは初めてかも。
ほぼ満席。
「肉玉そば￥800」をいただきました。
やっぱり美味しいですわ。
お隣の方が召し上がっていた「とん平焼き」と「豚足」も美味しそうでした。
今は平日のランチ営業はしていないとのことなので次回もシメでの訪問となりそうです。
ごちそうさまでした。
【2017.9.6】