チープでジャンクなビロビロ麺『製麺屋慶史 西月隈』エロさこそジャスティスじゃないか？ : 製麺屋慶史 麺ショップ 西月隈

元旦から二日続けて、おせち料理。
酒のアテとしては優秀な料理だ。
だが、パ ン チ が 弱 い ！(;￣皿￣)
　
そうなると当然、アレが出るワケです。
　
分かるでしょう？アレです。アレ。
　　
ダ メ ！ ア レ が 出 ち ゃ う ！(;>ω<)
「呼んだ？」
って顔を覗かせる、いつものアイツ！
　
そう！ラ ー メ ン 禁 断 症 状 ！(;ﾟωﾟ;)
たった二日で、もう限界でございます！
　　　　　　(ﾉД`)
　
これさ、オマエが異常なだけだろ･･･(;´-ω-`)
って思ったんじゃない？
　
それがそうでもないの！(`･ω･´)
　
年始はアチコチのラーメン屋が大繁盛だったｗ
　
な～んだ、
みんな俺と同類種じゃないか！ヽ(*ﾟ∀ﾟ)ノ
つまり！
ラーメン大好きゆっき～さん＝一般的普通の人
従って、
人　類　皆　ラ　ー　メ　ン　大　好　き ！
　
新 年 早 々 め で て ぇ な ！(*>∀<)
　
　
で、
禁断症状が出ちゃったのであれば仕方ない｡
よろしい、ならばラーメンだ！(`･ω･´)
　
年始恒例、三社詣りならぬ・・
三　麺　詣　り　だ ！ヽ(`∀´)ノ
　
　
1麺目は『ﾗｰﾒﾝ･ｶﾌｪ･ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ温』でクリア
2&3麺目は、年始福岡遠征でキメる！
　　　　　(`･ω･´)
ちなみに、
大阪在住時も、三麺詣りはしてた。
年始福岡遠征三麺詣り、２年振りに復活だ！
　
で、
すっと気になってて、狙っていた、
『製麺屋慶史 麺ショップ 西月隈』にやってきた。
　
ちなみに、今回は嫁とこっさん(娘9歳)も同席だ。
　
●場所
①JR「竹下」駅から徒歩30～35分(2.3km)
②駅が遠い時の頼みの綱、バス
　「竹下」駅からは直通的な路線バスがない。
　そこで、思い切って博多駅前からバスで行く。
　「博多バスターミナル」から竹下・雑餉隈行き乗車
　9駅目「西月隈」バス停降車、徒歩8～9分
　10駅目「板付」バス停降車、徒歩8～10分
　
●専用駐車場は店の前にあるので車が無難。
　
【　外　観　】
一 目 で 分 か る ！
ラ　ー　メ　ン　屋　や　ん ！( >∀<)
という、極太ゴシック体で分かり易い品名表示。
大雑把でシンプルなデザイン。
黄色と黒が派手な、目立つデカい看板が目印。
黄色と黒は勇気のしるしだ。
知ってる人は知っている｡
　
勢いあって親しみ易い外装
チープで大衆感高いので、入り易さはそこそこ。
　
【　店　内　】
● 座席
通常＆窓向かいカウンター席のみの構成
● 内装
セルフのうどん屋のようなシステマチックな内装。
ガッツリ大衆的雰囲気。
清潔感はそこそこ。
　
【ラーメン用卓上調味料･無料サービス】
●基本セルフサービスの店。
　食券渡すと、番号入り呼び出しブザーを渡される。
　音が鳴ったら、引渡しカウンターへ
　
●引渡しカウンター横には無料サービス品が並ぶ｡
　トッピングや箸休めに、自由に取って良い。
　だが残さないこと！(`･ω･´)
　
　味噌高菜、おろしショウガ、天かす、刻みネギ､
　柚子たま酢、特製キムチ、薄めスープがあった｡
　
●卓上にはコショウ、柚子酢、醤油、一味が常備。
●箸は割り箸、お冷やセルフ、店内禁煙。
　ティッシュ､ペーパーナプキン､使い捨ておしぼり常備
　荷物かご有り。
●テーブル拭きセルフ、食器返却セルフ
●なんと平日は朝5:00から営業！
　朝ラーメン食えます！ヽ(´∀`)ノ
　～16:00までの通し営業
　
で、
　
【メニュー】
食券制で、メニュー表は券売機を眺め、事前精算。
●「かけラーメン」　　　　400円
●「きつねラーメン」　　　600円
●「肉ラーメン」　　　　　650円　
●「油そば」（麺200g）　 400円
●「肉油そば」　　　　　　650円
●「朝塩ラーメン」(10時迄)400円 日曜は終日
●「麺増量(130g)」　　　＋100円
●「ちょいカレー(100g)」＋100円
他、チープだ。
■オーダー
ゆ初回「肉ラーメン」、再訪「肉油そば」
嫁「肉油そば」
こ「ちょいカレー」＋「白ごはん小」100円
　
　ζ ζ ζ
.＿＿＿＿
.＼∽∽／
　└―┘
　
【肉ラーメン】650円
●サーブタイム　遅←－－－－－＋★－－－－→早
　スピーディなサーブ
●丼は雷文柄の硬質樹脂製。
　チープなビジュアル
　
≪　一　般　向　け　味　評　価　≫
●大筋情報・ダイジェスト。
　ライトユーザー様は、ここだけ見るのが無難。
　迷ったら詳細情報を参考に・・・
　普段アソコにはガン無視キメましょう！(=ﾟωﾟ)ﾉ
　
①スープ　　　☆４．１　★★★★★★★★
②麺　　　　　☆３．８　★★★★★★★
③トッピング　☆３．７　★★★★★★★
④構成センス　☆３．９　★★★★★★★
⑤満足度　　　☆３．９　★★★★★★★
　総合評価　　☆３．８　★★★★★★★★
　
●フォーカスポイント！（味の焦点）m9(`☆ω･´)
　
①華やかな醤油の旨味と香りが主軸。
　脂の甘味がカドを丸める
　カーンと醤油が走り跳ねる、トメハネ明確な輪郭
　晴れやかなメリハリが素敵！
　
　京都ラーメンライクな、軽快な食べ心地
　ただ、仕上げはやや荒っぽくて大胆。
　
②麺は平打ち太麺縮れ麺、加水率は中高級。
　ビラビラ特徴的な舌触り。
　
　ムチッとプリっと張りはあるボディ
　だが、ペラペラ薄いので感じ難いｗ(´∀`;)
　
　平打ちらしいピラピロ食感が面白い！(*ﾟ∀ﾟ)
　でもコシはあまりない。
　個性的で応援したい麺仕様
　
③トッピングは肉、天かす、長ネギ
●薄切りスライスカット肉は、やや多めで良心的。
　麺と一緒でピラピラ食感で、大人しい素直な肉味｡
　すき家の牛丼っぽい薄い肉。
●背脂のような粒状の脂も浮いている
　脂の甘味が醤油と相性が良い。
● 天かすはふわふわ状で、すぐにしんなりする。
　味の相性は抜群に良い。
　香ばしい香りは、ふやける前に味わえ！
● ネギの香味は中強で、強い醤油にしっかり響く。
　
④製麺屋なのに、麺が微妙なのはどうかと‥。
　個性はあるが、決して麺を褒められない(;ﾟДﾟ)
　
　シンプルな味の構成で、狙いは良い。
　個性的で面白いアプローチ
　完成度が低いのが、いかんともし難い！
　　　　　　　(;>皿<)
　早くテコ入れして、広く展開して欲しい。
　アイデアは良いので、広域展開できると思うけど。
　
⑤ボリュームがなかなかあって食い応えあり。
　サービスの良さからCP良質。満足度高め。
　
単体評価：☆
※評価詳細基準は下記をご参照願います。
【評価基準】
http://tabelog.com/rvwr/neokunno1/diarydtl/36526/
　
.
　
≪　マ　ニ　ア　向　け　味　詳　細　情　報　≫
●以下､分析厨ゆっき～の備忘録。分かる人は分る世界｡
●「傾向グラフ」の見方
　★の位置で傾向偏差を表現。
　大体左寄りがアッサリ系、右寄りだと濃厚系。
　下記の「＋」の位置は、普通・中庸・適度・
　バランス良好・どちらも該当等の意味。
　偏っている程に、個性や主張が強い傾向。　
　　　　　１２３４５　６７８９10
　例）少←－－－－－＋－－★－－→多
　※この場合は、多めという意味
　
≪　スープ　≫
●ビジュアル
①濁度　澄み透明←－－－－★＋－－－－－→濁り
②濃度　　　軽薄←－－－★－＋－－－－－→濃厚
③トロみ　　ｻﾗｻﾗ←－－－★－＋－－－－－→ﾄﾛﾄﾛ
④脂溶込み ﾌﾟｯｶﾘ←－－★－－＋－－－－－→完溶
⑤油脂量(総量)少←－－－－－＋－★－－－→多
　　　　(感覚)少←－－－－－★－－－－－→多
[特筆事項]
スープは濃い褐色の醤油色
脂は中小粒の粒子となって、全体に薄っすら広がる｡
キラリ煌めく、綺麗な脂。
背脂の粒も浮いているので、油脂量的にはやや多い｡
　
●味
①味付け　　薄←－－－－－＋★－－－－→濃
　　　シンプル←－－★－－＋－－－－－→複雑
②印象　　素朴←－－－－－＋－★－－－→優雅
　　　　　地味←－－－－－＋－－★－－→大胆
　　　慎ましい←－－－－－＋★－－－－→荒い
　　　　穏やか←－－－－－＋－－★－－→攻撃的
③メリハリ　弱←－－－－－＋－－－★－→強
④食べ心地　軽←－－－－－★－－－－－→重
　　　　　優柔←－－－－－＋－★－－－→ｷﾂｶﾞﾂﾝ
⑤センス　洗練←－－－－－＋－－★－－→無骨
⑥鮮度　斬新珍←－★－－－＋－－－－－→ｵｰｿﾄﾞｯｸｽ
[特筆事項]
華やかな醤油の旨味と香りが主軸。
脂の甘味がカドを丸める
カーンと醤油が走り跳ねる、トメハネ明確な輪郭
晴れやかなメリハリが素敵！
　
京都ラーメンライクな、軽快な食べ心地
ただ、仕上げはやや荒っぽくて大胆。
　
●味の構成･構造
①飲み口　 ﾏｲﾙﾄﾞ←－－－－－＋－★－－－→ｼｬｰﾌﾟ
　　　　　ライト←－－－－★＋－－－－－→ﾍｳﾞｨ
②口当り　柔らか←－－－－－★－－－－－→ﾄｹﾞﾄｹﾞ
③飲み易さ　素直←－－－－－★－－－－－→キツめ
④構成　　　繊細←－－－－－＋－－★－－→力強い
⑤味の流れ　直線←－－－★－＋－－－－－→多段
　　　　シンプル←－－★－－＋－－－－－→多重
⑥目立つ味　タレ←－★－－－＋－－－－－→ﾍﾞｰｽｽｰﾌﾟ
⑦インパクト　弱←－－－－－＋－－★－－→強い
　種類　ﾊﾟﾝﾁ(軽)←－－－－★＋－－－－－→ｷｯｸ(重)
⑧コク　　不明瞭←－－－－－＋－－★－－→豊か
⑨味の広がり　狭←－－★－－＋－－－－－→広
⑩味の深み　　浅←－－★－－＋－－－－－→深
⑪立体感･輪郭 弱←－－－－－＋－－★－－→明瞭
⑫キレ　　　　鈍←－－－－－＋－－★－－→鋭
⑬後口　　　　変←－－－－－＋★－－－－→良
⑭余韻　　　　短←－－－－－＋－－★－－→長伸
⑮抑揚　　　平坦←－－－－－＋－－－★－→ｱｯﾌﾟﾃﾝﾎﾟ
[特筆事項]
麺を主役に据えた構成
カドを残して、麺を食わせる勢いある味。
　
インパクトはカーンと響き、スッと抜ける。
小刻みな波で、小気味良くハジけた。
適度な痛快感でガンガンイケる♪ヽ(´∀`)ノ
　
無料のトッピングが、勢いを加速させていた
個性的で面白いアプローチ
　
●卓上調味料
①コショウの相性はそこそこ。
　効きは弱めで、適度に味が引き締まる
　後半戦～終盤での投入がおススメ。
　
②一味は相性が良い。醤油に合う。
　引き締まり、旨味が際立つ。
　
③柚子たま酢は味を軽くする。
　味の軸を変えるので、後半戦～終盤での投入が吉｡
④おろしショウガが最も効く！(`･ω･´)
　相性バッチリ、エッジが効いて走る！
　味の軸に影響ある為、後半戦投入がジャスティス！
　
●個性･特色
臭みやクセ、エグミ、嫌味はない。
クドさや、しつこさは感じません。
大胆な姿勢でユニークな構成。
若者～中年男性向けの仕上りだった
　
.
　
≪　麺　≫
● 麺線
①太さ　　極細←－－－－－＋－－－★－→極太
②線　　　直線←－－－－－＋★－－－－→ﾁﾘﾁﾘ
③断面　　丸麺←－－－－－＋－－－★－→角麺
④加水率　　低←－－－－－＋★－－－－→高
　
幅3.0ｍｍ×1.0ｍｍ程の平打ち太麺縮れ麺
断面はエッジのある長方形
加水率は中高級。
　
● 食感
①表面　ｺﾞﾜｺﾞﾜ←－－－－－＋－★－－－→ﾂｩﾙｯﾂｩﾙﾝ
　ビラビラ特徴的な舌触り。
　潤いあり張りのあるキメ細かなスベスベ肌。
②剛性　　　軟←－－－－－＋－－★－－→硬
　クニクニッしなやかな歯応え
③弾性　　　低←－－－－－＋－－★－－→高
　ムチッとした弾力で、プリっと張りはある
　だが、ペラペラ薄いので感じ難いｗ(´∀`;)
④伸縮性　　脆←－－－－－★－－－－－→長伸
　プツンプチンと切れる軽い歯切れ
　伸縮性はあまりない
⑤コシ　　　少←－－－－－★－－－－－→富む
　このピラピロ食感が面白い！(*ﾟ∀ﾟ)
　でもコシはあまりない。
　だが、平打ちらしい食感が楽しい♪
　個性的で応援したい麺仕様
⑥喉越し　抵抗←－－－－－★－－－－－→ｽﾙｽﾙ
　ビュルビュルピロンピタンとオモロイｗｗ
　特徴的手応えを残し吸い込まれてきた。
　
● 麺全般
①麺の硬さ　 ﾊﾞﾘﾔﾜ←－－－－－★－－－－－→ﾊﾘｶﾞﾈ
　標準で丁度良い
②麺の量　　　　少←－－－－－＋－★－－－→多い
　麺が主役のしっかりした食べ応え
③スープの絡み　少←－－－－－＋－－－★－→豊
　広い面積がスープを掴み、味の持ち上げは十分
　
.
　
≪ トッピング ≫
肉、天かす、長ネギ
●肉は豚ロース肉で、薄切りスライスカット
　麺と一緒でピラピラ食感、歯応えやわらか。
　量はやや多めで良心的。
　すき家の牛丼っぽい薄い肉。
　
　味は控えめで、大人しい素直な肉味。
　背脂のような粒状の脂が浮いている
　脂の甘味が醤油と相性が良い。
　
● 天かすは綿雪っぽいふわふわ状の細かな子。
　すぐにスープが染みてしんなりしてしまう。
　なので、歯応えに期待は出来ない。
　香ばしい香りは、ふやける前に味わえ！
　
　味の相性は抜群に良い。
　無料なので、多めに入れた方が、楽しめる
　
● ネギはザックリした歯応え。
　香味は中強のアクセント。
　強い醤油にしっかり響く
Review end ( ﾟωﾟ )y─┛~~
　
　
で、
こっさんは、カレーを頼んだ。
後口に辛味が残るらしく、やや辛かったらしい。
　
パ パ が お い し く 頂 き ま し た ！( ﾟωﾟ )
　
　
ちなみに、2018年1月に再訪。
食ったのは「肉油そば」650円
　
ラーメンの方がウマいッスね。
　
①タレ　　　　☆３．８　★★★★★★★★
②麺　　　　　☆３．７　★★★★★★★
③トッピング　☆３．３　★★★★★
④構成センス　☆３．５　★★★★★★★
⑤満足度　　　☆４．１　★★★★★★★★★
　総合評価　　☆３．６　★★★★★★★
　
①やはりチープ、ワイルド且つジャンク！
　　　　　　(*>∀<)
　醤油とニンニクの香りで厚み出てる。
　だが、味は大雑把で完成度は高くない。
　大胆だけど、仕上がりは雑。
　ウマいんだケド、雑な味で塗り潰されてる感覚｡
　
②麺は特徴的だが、やはりコシや伸びが弱い。
　麺屋の割に、麺の美味しさが伝わってこないのは
　残念な印象が拭えない。
　
　そこは大事にして欲しかった！(;>ω<)
　
③天かすのアイデアは良く、効果高い。
　だが、ネギはチープで雑味多く、味を崩す要素｡
　温玉が温度上げ過ぎて、白身が固まってましたよ？
　
④時間が経つと乾燥して、麺が絡まり易い。
　少々食べ難さは否めない。(´･ω･`)
　ビラビラ麺のお蔭で食べ心地は油そばの割に軽やか。
　だが、麺に”エロさ成分”が足りない。
　
　ピラピラツルン♪(*´∀`)
　という、ワンタンのような滑らかタッチなら良い。
　ビラビラズビビッ( `∀´)
　という、ガサツなタッチが萎える。
　
　妖艶さに欠ける。
　チラリズムとか、エロチズムが伝わらない。
　
　ビラビラビロンべロン　よりも
　ピラピラピロンチロン　の方がエロくね？
　
　まぁ好みだろうケド、やさぐれかけたガサツで
　艶の無い肌は好みじゃないのだ。(;￣ω￣)
　
　油を纏って、テラテラ艶めかしい肢体こそが、
　油そばの麺のあるべき姿ではないだろうか！
　　　　　　　(`･ω･´)
　エ ロ さ こ そ ジ ャ ス テ ィ ス ！
　
⑤ボリュームはかなり感じる。
　流石麺量200g！食い応えはバッチリだ。
単体評価：☆3.7
　
　
で、
この後、嫁とこっさんをマリノアシティまで送って、
俺は引き続き三麺詣り3軒目へと向かったのだった。
　
　
次回予告！「フラれ続けて４軒目
ゆっき～傷心の長浜ラーメン」の巻！
絶対観てくれよな！(*^∀ﾟ)b
　
ラーメン王に俺はなる！ｍ９(｀☆ω☆´)
　
次回：『名物元祖長浜ラーメン 長浜屋台』
　
≪関連レビュー≫
『ﾗｰﾒﾝ･ｶﾌｪ･ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ温』
https://tabelog.com/fukuoka/A4007/A400701/40043215/dtlrvwlst/B260195683/
【2018年年始三麺詣り】
『製麺屋慶史 麺ショップ 西月隈』
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400108/40045496/dtlrvwlst/B316474722/
『名物元祖長浜ラーメン 長浜屋台』
『餃子の王将 二又瀬店』