マリンメッセから見えたのでついでに攻略。この立地は武器だなｗｗ : 天舟

福岡市へラーメン遠征に出かけた俺なのだが、実は福岡が誇る多目的巨大ホール「マリンメッセ」に嫁が用があったので、その送り迎えも兼ねていた。
　
嫁一人ルンルン♪気分でマリンメッセに消えて行き、取り残された俺と娘の「こっさん」。(´･ω･`)
嫁は１歳。そこらに放っておける歳じゃなく、俺はこっさんの子守を任された形となった。
　
　
どおりで俺の”食べ歩き申請”の通りが良いと思った･･。
俺 「この店と･・この店行きたいんだけどいいかな？」
嫁 「いいよ♪」
あれ？「ま～たラーメン？(ﾟДﾟ♯)」とか言われると思ったのに･･･(；ﾟдﾟ)
　
俺 「夜も麺なんだけどいいのかな？」
嫁 「いいよ♪」
なにぃ！？Σ(ﾟДﾟ；)
「昼も麺、夜も麺～？(ﾟДﾟ)ﾊｧ?」とか言われると思ったのに･･･何この通りの良さ！？Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)
　

今思えばあの愛想の良さは、この時の布石だったのだ。
要するに、
「アンタは十分楽しんだでしょ？今度はアタシが楽しむから！そこんとこ夜露死苦！（▼▼ﾒ)」
えﾞ･･･？(ﾟДﾟ；)
　
嫁 「こっさんのジュースはここね、お菓子はココに入ってるから･･･じゃ！(=ﾟωﾟ)ﾉ」
手際よく説明を済ませ風の様に消えて行った嫁。
　
は･･･はい、どうぞお楽しみ下さい･･(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
　
　
･・ああ。
　
　
みなまで言うな･･･。
　
　
･･･また騙されたワケだが･･･＿|￣|○
　
　
で、
俺とこっさんは二人、路頭に迷いその辺をウロウロするしかなかったワケで･・(´･ω･`)
そこはかとなく、二人で暇を持て余していたワケで･･･。
　
一人で待つのなら、モバイルＰＣでレビューでも書いていれば簡単に時間は潰せるが、まだ１歳の娘と一緒だと邪魔されてレビューどころじゃないヽ(`皿´)ﾉ
　
途方に暮れた子連れ狼と化した俺とこっさん。
何をする訳でもなく、ブラブラと無駄に施設内を徘徊いていることに段々と具合が悪くなってきた俺は、ふと駐車場の先にラーメン屋らしき建物を発見した。
　
俺 「ほう・・「天舟」か・・・。」
見れば営業車ご用達系な雰囲気の店がポツンとある。
他に店らしきものは付近に見当たらず、これはラーメンレビュアーたる俺に逝きなさいと言わんばかりの啓示と受け取った！
　
俺 「ヨッシャ、こっさんラーメン食いに行くか！♪ｗｗ」
こ 「あい！」
”はい”しか言えないこっさんの元気な同意を得て出発である。
まさに水を得た魚！ラーメンを得たゆっき～！新しい諺に認定してくれｗｗ
　
　
「天舟」は、マリンメッセ正面エントランスより徒歩３分。短いお散歩だｗｗ
俺 「ほい、こっさん着いたど～♪」
琴 「あい！ｗｗ」
どこまでもノリのいい娘だｗｗ
　
店はラーメン屋らしいラーメン屋の造り。
入り口を入ると食券販売機があるので、ラーメン５００円を購入した。
コの字型のカウンターテーブルのみの席配置で、食券渡して着席だ。
こっさんはベビーカーに座らせたまま。
横に座らせると、アタシにも食わせろと五月蝿く、丼に手を突っ込んだりして適わんからなｗｗ
　
　
ラーメンは見事なまでに贅を廃したストイックな長浜ラーメン。
薄っすいチャーシューと中ネギのみの寂しげなトッピングだ。
　
まぁこれは長浜ラーメンでは珍しくなく、無料のゴマや辛子高菜やコショウが置いてるので、好きにトッピングしろやｗｗ的スタイルで、福岡じゃ一般的な作法ですｗｗ
これで５００円！？(´･ω･`) ･・じゃなくて、無料サービスを含めて温かい目で見て下さい。
　
･･･まぁ、俺もちょっとこの内容じゃ高いと思うけど･･･。
　
で、
スープは灰色系で、脂が少な目な最近多いライト系長浜ラーメンだ。
チープな味で、長浜ラーメンの基本系を素直に受け継いでますよ～って感じ。
言うなればヒネリが無く、個性に乏しい。
豚骨成分も薄く、旨味が少ないし、コクも浅い。
アッサリした味だが、インパクトが弱く、全体的に弱々しいよん･･。
少々クセのある味と思えば、ラーメンのタレを置いてあったので、一口味見してみた。
　
ペロ･･･っと一舐め･・すると･・
う～ん、塩味がかなり強くて、しょう油の味が強め。旨味やコクは大して添加されていない。
これは元ダレにしては深みがない･・(´･ω･`)
スープも塩が利いてカドが立っているし、口当りが強く、飲み口がマイルドというアンバランスな世界。
後味にしつこく残る嫌味もあった。（←俺はこれを化調センサーと呼んでるがどうかな？ｗｗ）
　
臭みはないが、クセとエグミに似た居心地の悪さを感じる。
う～ん、スープとしては長浜ラーメンらしいと言えばそうなるが、この辺は「元祖長浜屋」的地に根付いた味なのかもしれない。
一回食っただけじゃ分らない良さがあるのかもしれません。
ただ、流行を追ったラーメンじゃない事は確実に言えます。
　
あと･・替玉にも耐えれるとは思えないが･･･。
ゴマとコショウごときに遅れをとるようなコシの弱いスープだったよ･･。
　　
　
麺は教科書通りの極細麺ストレート。麺揚げも硬めの教科書通り。
トッピングのチャーシューも塩豚ロース肉で、グッとくるもの無し･・(´･ω･`)
　
それなりに食えはしたが、これで５００円はちょっと満足度は低い･･･。
どうせチープに仕上げるのであれば、「博多ラーメン はかたや」のように割り切ったラーメンで、安く提供した方が一貫性がある気がするが･･。
　
北九州や久留米には、もっと格段に安くて格別に美味い店が沢山ある。
立地に胡坐をかいている訳じゃないと思いたいが、再訪は厳しいッス･･･(ToT)
　
　
ちなみに、こっさん。
俺がラーメン食い終わるまで騒がずに待ってましたｗｗ 結構飲食店では大人しいのね、こっさん･・。
俺 「よ～しよし、偉いぞこっさんｗｗ 戻ってジュース飲もうなｗｗ」
こうして、有意義な暇潰しが終了したワケだ。
　
嫁 「どこ行っとったん？」
俺 「ん？ラーメン屋。」
嫁 「･･･そ･・そう･･。」
ちょｗｗｗ呆れないでｗｗｗｗ
　
こんなダメ人間をパパに持った我が娘は、いずれラーメン道に引き擦り込まれていくのかもな･･･。