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平尾にある日本料理店。
こちらでは日本料理はもちろん、鮨もいただくことができます。
鮨は日本料理でたまに出てくる「刺身を米に載せたやつ」ではなく、きちんとした「鮨」です。
日本料理も鮨もとびっきりの本寸法。
今回いただいたもので印象に残ったのは、椀物、造り、白和え、揚げ物、食事。
書いてて気づきましたが、つまるところほぼすべて。
まず椀物ですが、目の前で節をおろして、引き立ての出汁で提供されます。
この出汁の風味が白眉。豊潤で鮮烈で強烈。
あまりにも美味しすぎて笑ってしまいました。凄すぎる出汁です。
そして、造りはツムブリとアマダイ。
ツムブリが五島で突きん棒漁で上がったものなことにも驚きましたが、アマダイの熟成感も絶妙。
香りも旨さもいいところだけが立てられていて、鮨ゆずりの具合のよさ。
それから、箸休め的に出てきたイチジクと里芋の白和え。
口馴らしかと思っていたら、炊いた里芋の美味しさにぶっ飛びました。
出汁がいいと、里芋を炊いただけでこんなに美味しいなんて!やっぱり、あまりにも強烈に強烈。
そして、揚げ物の秋巻き(cf.春巻き)は名残の鱧とはしりのまいたけ。
皮の中で蒸されて、こちらも鼻腔内で広がる香りがとても伸びやかで官能的。
最後の食事も、まずは名物の蓮根粥から。
炊きたての米の甘さと根菜が一体となって、非常にふくよか。
そんな滋味にしみじみ浸っていると、節が白米と共に再登場。
この抗いがたいほどのコンビネーションの強力さに完全に陥落してしまいました。
いやがおうでも、自分が日本で生まれて、米食で育ってきたことを再確認させられました。
大将と女将さんのホスピタリティも魅力的で、日本料理の魅力と楽しさに溢れたお店でした。
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メトメ
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店名 |
一本木石橋
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
092-534-7560 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
西鉄平尾駅から427m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 電子マネー不可 |
席数 |
6席 (カウンター6席) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年9月8日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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平尾にある日本料理店。
あまりにも前回の印象がよく、早々に再訪。
今回いただいた中で印象的だったのは、やっぱりやっぱり椀物の出汁。
それから、小鰭とホッキ貝の握り、鮎、秋巻き、玉子丼。
まず即リピートの理由になった椀物ですが、削りたて、引きたての出汁は悪魔的に蠱惑的。
旨さが心地よく強いのに、円く、伸びやか。
分かっているはずなのに、あまりにも美味くて笑ってしまいました。
完全に一本木石橋の出汁中毒。
これから生涯において、口にする液体は全部これでいい。
そして、握りの小鰭。
久しぶりに、明確に小鰭を美味いと感じました。
魚自体のよさもありつつ、やっぱりそれを立てる仕事の素晴らしさ。いい浅締めでした。
それに長万部のホッキ貝。
炙りによるほろ苦さによって浮き上がる、柔らかな甘さとのコントラスト。鼻腔を包む香りのよさも忘れられません。
そして、鮎。
個人的には、鮎は初夏より落ちが大好き。食感も含めて楽しかったです。
それから、秋巻き。
前回もいただいたものの、今回の食材は名残の鱧と松茸。鱧松。
王道の組み合わせなので文字だけで勝ち確ですが、椀物ではなく春巻きなので香りの抜け方が鮮烈。当然のようにやばい美味い。
んで、玉子丼。
炊きたての御飯の破壊力は理解しているつもりだったものの、溶け出すようにトロトロに仕上げられた玉子のシズル感があまりにも強力。
こういうものを口にしてしまうと、普通の親子丼が食べられなくなるので困ります。
短期間での再訪でしたが、今回も頭から最後まで徹底的に美味しかったです。