人を紡ぐ料理とお鮨、心温まる接客がお出迎え！ : 鮨 巳之七

【日時】1月の週末ディナー
【シチュエーション】プチ新年会
【アクセス】地下鉄薬院大通駅から車で数分
【利用回数】2回目
【口コミ回数】2回目

「お寿司の前進は？」
よくある質問ですが、よくある解答は…
「熟鮨（なれずし）」
歴史的にはそうなんでしょうね。
ただ一説によると、熟鮨のような発酵系の食べ物の起源は日本では無く、東南アジアか中国なんだとか。

それは、サテオキ。
この日は、ふらっと「鮨 巳之七」さんへ。

お店は駅から車でも、バス等でも行ける位置。
最寄りは地下鉄になります。
主要道路から1本、2本と奥に入っ位置にありますが、やはり福岡市内はどこでも便が良いですね(^-^)
専用駐車場はありませんが、周辺にはたくさんのコインパーキングがあります。

外観は、ビルの1階で営業されており、お店の看板がオシャレで印象的(o^^o)
店内は明暗きいた照明に、BGMが流れてオシャレな内装。
しかし、家庭的な雰囲気もあって、なんだかほっこりとします。
席数は10名くらいの、こじんまりとしていますが、それ故に調理場はダイレクトに見えますし、店主の手捌きが直に見えますよ！

この日は、なんと特等席。
逆に緊張してしまいそう。笑
コースの種類は分かりませんが、私達は1万円のおまかせコースをお願いしました！
店主の宮本氏より丁寧な挨拶が済むと、さぁコースの始まりです！

オーダーしたのは以下の通りです。
【今回はおまかせコースですので、つまみと握りに分けて順に記載します】
□つまみ
①平貝 ／ 紫蘇の花に菜の花、繁枡の酒粕を合わせて
②真鯛と平目 ／ お刺身を煎り酒醤油で
③活穴子 ／ 特製のソースと一緒に
④河豚 ／ たたきにしてポン酢と
⑤縞鯵 ／ 自家製ゴマだれと
⑥海鼠 ／ 大村湾の海鼠を低温調理で
⑦白子 ／ シャリと渡蟹の身と混ぜ混ぜ
⑧鮟鱇 ／ 唐揚げ
⑨茶碗蒸し ／ 定番のお肉と梅干でお口直し

□握り
①槍烏賊 ／ 全部位乗せを黒塩で
②細魚 ／
③赤貝 ／
④梭子魚 ／ 生カマスと漬物の合わせ
⑤中トロ ／ 脂のり程よく
⑥赤身漬け ／ 鮪の味わいしっかり
⑦雲丹 ／
⑧車海老 ／
⑨穴子 ／ しっとりと
⑩真鯛 ／ 黒塩とカボス ※追加オーダー
⑪玉子 ／
⑫味噌汁 ／ 赤味噌仕立

□日本酒
①寒北斗 辛口純米酒 shi-bi-en
②わかむすめ 純米 槽しぼり 月草
③櫛羅 純米 一火原酒
④亀齢 萬事酒盃中 純米 おりがらみ

という事で、この日はコレにて終了！
総体的に、コスパとホスピタリティの良いお寿司屋さんといったところ。
コースの構成は、つまみが9品、握りが9貫に玉と汁もの。
味わいも含めて、コスパはかなり良いと思います。
ただ、お酒の値段は分かり兼ねますので、気になる方は尋ねられると良いでしょう。

先ずはつまみ。
このつまみが多いところが、このお店の1つのストロングポイントだと思います^ ^
呑助にはありがたい。笑
また、つまみは素材に何か1つを足して、更に美味しく…と言った趣向が多いのも特徴。
店主のこだわりと、一手間が光ります！
この日は、煎り酒や酒粕、自家製ゴマだれを使った一品等々、どれも美味しかったですね！

シャリは、いわゆる白シャリで小さめ。
そして、柔らかめ。
ネタによっては手毬のような形も。
私は2回目の利用でしたが、前回より美味しくなっているように思いました！
ただ、よくネタとの相性を考えられてるなぁと感心します。
それぞれが単体だと、きっと違う感じ方をしそうなところを、合わせる事で見事に昇華しているような、不思議な感覚にもなりました。

2回目になると、このお店の定番も把握できるところ。
店主も言ってましたが、定番は定番で残して行きたいとのこと。
でも、料理のコスパはかなり良いと思いますし、店主をはじめとする接客がホント…
腰が低くくて、柔らかくて、気配りが凄くて、ホント居心地はかなり良いです(^-^)
この部分は、今後も絶対に変わらないでしょう！

私のワーキングエリアからして、頻繁に行く事は難しいですが、半年〜1年に1回は伺いたいお店です。
おご馳走様でした^ ^

【日時】7月の土曜ディナー
【シチュエーション】大人2人で
【アクセス】地下鉄薬院大通駅から車で数分
【利用回数】初回
【口コミ回数】1回目

サービスという語源はラテン語のServus。
日本語では奴隷という意味です。
そこから、英語へと発展して行く訳ですが、成り立ちは語源が示すように、サービスを受ける立場が強く、サービスを提供する側が弱い、という主従関係が背景にあります！
サービスされて当たり前と思って、横柄な現代の一部の方は、そういう背景を知ると少しは…
でも、形式的なサービスでも心がかよえば、ホスピタリティですね(〃ω〃)

それは、サテオキ。
この日は、フォロワーさんと「鮨 巳之七」さんへ。

実はこの日は別のお鮨屋さんに行く予定でしたが、予期せぬ出来事もあり、キャンセルするハメに。
しかし、フォロワーさんの見事な手捌きで、こちらを当日予約し、伺う事が出来ました(´∀｀)

食べログで「TOP5000」ということですから、最早私が口コミしなくても、有名なお店でしょう٩( 'ω' )و
ただ、当日は知らずに利用して、口コミを書くときに気付きましたが、口コミ数は多くない…ですね…

ということで。笑
お店は、JR博多駅から車でも、バス等でも行けますし、最寄りは地下鉄になります！
主要道路から1本、2本奥に入った位置にありますが、福岡市内なので、どこでも便はいいですよね(^-^)
お店の駐車場はありませんが、周辺にはたくさんのコインパーキングがあります♫

外観は、ビルの1階で営業されており、お店の看板がオシャレで印象的(o^^o)
店内は…なんというか…
個人的に大好きです！！！笑
お寿司屋さんには珍しく、BGMが流れており、変形のカウンターは席数が10名くらいの、こじんまりのとしたお店ですが、調理場側にあるタイルや、色々なところにこのお店の独自性が溢れてます(≧∀≦)
でも、それが強くなく、店主の対応と趣向がマッチしているのが、後で分かりました★

この日は、急な予約でしたが、予約する事ができ、特に時間による部制（回転数が決まっている）ではありませんでしたので、こういうお店は私的に利用しやすいです。
コースの種類は分かりませんが、1万円のコースをお願いしました！

入店は7時過ぎでしたが、既に2組のお客さんがおられ、案内された席に座るやいなや、店主の宮本さんから、腰の低い、丁寧な挨拶をされ、もう肩肘張らずに食べれる事が確定しました(//∇//)

オーダーしたのは以下の通りです。
【今回はおまかせコースですので、つまみと握りに分けて、順に記載します】
□つまみ
・鰯
→島根産の鰯を軽く酢で〆てあって、大葉や生姜等を鰯の間に挟んだ一品！
分かりますよ、分かります！
コレを欲してる口に最初に入れると…笑
シンプルに美味しく、勝手に期待が高まります☆

・刺身
→姪浜辺りでとれた平目と、鯛の2種。
どちらも優れたモノであることは間違いないですΣ(-᷅_-᷄๑)
どういう手施しがあるかは、素人の私には分かり兼ねますが、平目は淡白ながらも味わいしっかりと、それに負けない白身の王道の鯛が勝らずとも負けじと、なかなか美味しいです(^-^)
ただ、それより特筆すべきは、煎り酒！！！
ここは醤油ではなく、煎り酒でして、店主から「たっぷりつけて食べても大丈夫ですよ。」と、優しい声かけ(´∀｀)
煎り酒は、羅臼産昆布、蜂蜜漬けの梅、純米酒等々から自分で作られているとの事で、それと相まった刺身は絶品です！！！
私自身、煎り酒は数える程の経験も無い素人ですが、その素人が食べても分かる美味しさ…ですね♬

・穴子の活〆
→さっきまで活きていたと、言わんばかりのブリブリの身に、ソースは卵黄と内臓系を合わせたオリジナルで、ある種の共食いスタイルのような感じでの提供★
いやはや…
こんな言葉で終わらせるべきではありませんが、アテには最高！！！

・鱧の湯引き
→写真にある、鱧に合わせてるのは梅肉ではありません。
なんと、塩トマトをすり潰したソースです！
コレがまた…美味いんですよ♪(´ε｀ )

・縞鯵
→綺麗な身に、自家製の胡麻ダレをつけて。
いやはや、縞鯵も当然に美味しいのですが、この自家製の胡麻ダレが…絶品です！
これまたアテには(o^^o)

・リゾット
→店主から、「なんちゃってリゾットです。」と、ユーモアを交えて説明を受けましたが、シャリに雲丹と蟹身と味噌を和えた一品！
シャリはアサリ飯のような感じだった（記憶が曖昧で）ように思いますが、ここでシャリを交えた品がくると、そろそろ寿司への渇望が…(＞人＜;)

・鮎の唐揚げ
→宮崎県産とのことで、肝ソース付きで提供。
揚げ具合が絶妙です。
ここで揚げ物…しかも、少量ですが、肝ソースと相まって、まさに逸品！！！
この日の、ベスト…かなと(〃ω〃)

・赤貝と蓴菜
→オシャレで、雰囲気の良いグラスに、赤貝と蓴菜を酢を主とした一品がやってきました！
サッパリします♫

・茶碗蒸し
→中には牛の頬肉が入っており、店主曰く「お肉を少しでも。」との試みでした！
個人的には、茶碗蒸しそのものが、出汁がきいてて美味しかったです(o^^o)

□握り
・槍烏賊
→炭塩と合わせた一貫！
ですが、ミミまで含めて全ての部位が一体化された握りでもあり、インパクト大(^-^)
・鱚
→鮮やかな色に、醤油を塗って提供される一貫！
ナカナカ美味しいですね〜(=^▽^)σ
もう少し醤油が濃ゆくても…アリ！
・鯵
→コメントなしに美味いです。
・赤貝
→これまたネタも良く、美味しいです(´∀｀)
つまみでも赤貝が提供されてますので、その分、赤貝の表情の違いが感じれます☆
・鮪
→上位であることは間違いないように思いますね。
・鮪の漬け
→私はどちらかと言うと、漬けの方が美味しかったな〜と思いました。
・小丼
→店主からは「痛風丼です。笑」と言われ提供(o^^o)
シャリの上に、イクラと雲丹を乗せて。
私は好きですね☆
・車海老
→頭も別で提供されますが、どちらも普通に美味しいです★
私は、意外にも頭がヒット！
・穴子
→いやはや、少し独特な味わいもしますが、グッド！！！
・玉子
→締まりますね。

□日本酒
・蜻蛉 特別純米酒
・菊美人 特別純米酒
・純米吟醸 なつくじら
・山の壽 純米吟醸 雄町
・杜の蔵 二の矢夏生 夢一献
・残心 超辛純米
（途中で一合ではなく、ワガママ言いまして、半合にしてもらいました）

総体的に…大満足です！！！
先ず料金設定ですが、1万円のコースでツマミが9品、握りが10貫で、更には味の良さも含めて、コストパフォーマンスは抜群かと(´∀｀)

これまでの分を読んで頂けると分かりますが、ツマミが多いところが特徴的な構成かなと♬
また、ツマミは素材に何か1つを足して、更に美味しく…と言った趣向が多く、自家製のものもあって、個人の好き好きにも依りますが、私は好きですね！

シャリは、温度差は殆ど感じれず、サイズ感も良いかと◎
総体的に美味しいのは、間違いないのですが、ネタが少しだけ前面に出てるので、もう少し変化があっても、またはバランスが少し整うと…なんて身勝手な事を思ってしまいましたが。
それも、美味しいが故のコメントです。

また、このコストパフォーマンスを高める為に、随所に工夫があると思いますが、何よりもお客さんに楽しんでもらおうと思う心意気が、私は居心地が良いです(^-^)
そう言った点でいくと、ホスピタリティはかなりだと思います！！！

お鮨が高級志向になりつつありますが、このお店のように、少しでも安くて、良いものを…というところが、私は好きですし、何度でも来たくなります(๑˃̵ᴗ˂̵)
もちろん、大衆寿司屋さんでは無いですが、肩肘はるような高級寿司屋さんでもなく、本当にお客さんの為にあるようなお寿司屋さんだと思います(｡-_-｡)

山笠の直前の時期でお忙しいとは思いましたが…笑
おご馳走様でした^ ^