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店舗基本情報
| 店名 |
鮨 行天
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
寿司 百名店 2022 選出店
食べログ 寿司 WEST 百名店 2022 選出店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 WEST 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | 寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
092-521-2200 |
| 予約可否 |
完全予約制 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
西鉄薬院駅から徒歩3分 薬院駅から223m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥50,000～￥59,999 ￥50,000～￥59,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥60,000～￥79,999
￥50,000～￥59,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、AMEX） 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
10席 |
|---|---|
| 個室 |
無 なし |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| 備考 |
完全予約制 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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予約が取り難い、と言う意味でも、お値段的にも、通常であればわたくしごときには
大変敷居の高いお店だったのですが、こちらにわざわざ広島県から通われてる御仁と
偶然福岡滞在期間が重なったため、彼のご厚意で無理矢理予約にねじ込んでもらい、
今回お伺いすることが出来ました。
表には大きく看板が上がることが無く、場所派難しくないのですが、知っている方と
でないと、ほんとにここでいいのかしら？と思ってしまう佇まい。
ミシュランの星をお取りになっているということもあり、且つ、大将が一度に
対応できるお客さんの数にも限りがあるから、本当にこの日、日が近くなってから
お席を頂けたのは幸い。
お訪ねしたら写真は遠慮してほしいとのことだったので、お料理の写真がないのが
とてもとても残念なのですが…
凛とした空気の店内、ウットリと見入る様な包丁さばき。
もうこちらでの時間は、食事、というより、実に静かで奥深いエンターテイメントを
楽しむ感覚。実際にはこちらの経験値が足りていないので、こちらのお店について
（良いことであっても）私が何かもの申す、ということすらおこがましい気がするのですが…
素手穫りしたというヒラメの握り（素手で穫れるものなのか？！）から始まったお席。
初手から「はい？？？」ってくらいの驚き。
ほんのりと熱が入ったアワビの旨味と噛んだ時の愉悦は、もうなんとも言い難く、
ほぼお刺身のように手入れされたカツオのタタキは、それはもうムッチリとした
艶っぽさで、ここまでですらどこで息を付いて良いか分からぬ感嘆。
イサキの蒸し鮨、鯛やトロの握り、ウニの盛り、ここでアジが出て来てトリガイ、
茹でエビ、太刀魚の蒸し鮨、イカの握りがでてきてからのアナゴの蒸し寿司。
その一つ一つの夢見心地な味わいも去ることながら、見たことも無い様な構成。
というか、普段ならこの量、私とても食べれなかった気がするのですが。。。
美味しいものと言うのは違うんですね。ストンストンと消えるように胃の腑に落ちてく。
ちょっと事情があってこの日、お酒を頂けなかったことだけが心残りだったのですが、
むしろ、この日はお酒を頂かずじっくりとお食事に専念できて良かったかもしれない。
なんかもう、お寿司ではあるんだけどお寿司の枠を軽く超えてて、未体験のジャンルの
お食事をさせて頂いた感じでした。
食事のディスクリプションとしてこういう書き方で逃げるのは本当に禁じ手だと
思うんですけど、ここのお料理に割かれている大将の手間隙技術、想い、その他を
たかが一度、数時間あっただけでは到底理解することなど出来ず、そういうもんが
あれこれ言えるもんでもないかなぁ、という次元で圧倒されてしまいました。
実際、今回の帰国の間には、かなりな寿司店を回ったのですが、（まぁもちろん
お値段も違うんですけどw）おいしいお寿司にあたっても、比較なんてとても
出来ない次元のものだったなぁ、と言う想いが深まるばかり。
これすべて、彼の方と福岡でご一緒できるタイミングだった天の采配、
そしてその方のご尽力による賜物。ありがたかったですわー。
現状でも素晴らしすぎるほどの卓だったのに、大将はまだまだご自分に満足して
おられないようで、コレから先も色々と突き詰めて行きたいことがおありになる様子。
まだ30代前半、だったかな。お若い方で、今後どのようになっていかれるのであろうか
と、とても興味津々。
もっとこのお店にふさわしい口を持って行けるようになりたいなぁ。
本当にお御馳走さまでした。
お寿司に限らず、他の料理も含めて滅多とできない経験をさせて頂いたと思います。
この機会を頂けたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございました。