ありがとごじゃいますたー : 元祖長浜屋

2019.02 夜
2019.05 夜

・ラーメン 500円 -> 550円
・替え玉 100円 -> 150円

　安定の不安定な超有名店。
　観光地であり、地元民の食事場であり。
　いつも活気がある。

　最近値上げされたようだ。
　初めて食べた時は、
　ラーメン 250円、替え玉 50円だったから、
　２倍超になってしまった。
　それが良い方向に活かされているなら
　嬉しいけど、そうでもなく。
　厳しいご時世なんだなと。


・ラーメン (4.0 -> 2.0)
　２月に食べた時は4.0。
　５月に食べた時は2.0。
　まるで別物の味だった。
　良い時はあっさり美味しく、
　麺は予想通りの適度なカタさ。
　ダメな時はエビのような甘いような、
　課長さんの味ばかりが目立ち、
　麺は予想より表面が柔らかい。
　なんだ？　っと思ってあたりを
　伺うと、店員さんの外人比率が、
　５割超え。GWだからか？
　腕は伝承されている気がしない。
　わざわざ来る価値が見出せない。
　替え玉する気にならない。
　でも、
　しばらく置いて、また来てみよう。


　５月に店を出る時は
　「ありがとごじゃいますたー」て。
　インネパか！っと。

　総合評価は２回分の真ん中。

2018.11 昼
2018.02 夜

・ラーメン 500円
・替玉 100円

　何度目か分からないけど、
　約35年間で100回くらい行ってる気がする。

　当たるも八卦当たらぬも八卦で、
　安定の不安定。汁だけじゃなくその他全てで。
　比較的早い時間に行けばアッサリじゃないか？
　って、まったく確証は無いけど、
　２月も１１月にも当たり。
　やっぱり、ここはアッサリのが好き。

　なんのかのと、
　福岡市でどこかラーメン屋さんに一軒だけ、
　ならば、迷わずここに行く。


・ラーメン (4.0)
　二日とも超あっさり。
　これ以上あっさりな福岡のトンコツは無い、
　と思うほどあっさりなスープ。
　もちろん塩気も少ない、油気も少ない。
　白湯になる前の、青湯的雰囲気ですらある。
　と、ここまでは前回と一緒。
　違うのは、前回より肉が少ない。
　そうすると、
　途中からショッパサ増しにならない。
　でも、11月に行った時は肉が多く、
　肉が激しくしょっぱい、暴力的にしょっぱい。
　チャーシューだけ評価すれば[1.0]だ。
　ネギも少ない時と、多い時がある。
　ネギは多い方が良いなぁ。
　ショウガも摂りたいので、
　ベニショウガをドバっ。
　麺は安定して美味しいんだけど、
　２月は茹で湯がちとオールドな感じで、
　麺に嫌いな風味があった。
　替え玉したら、麺の感じは最初より良いけど、
　匂いが強まっちゃって、困ったな。
　肉が少ない分、塩分も少ないので、
　替玉にしたら、塩気が足りなく感じて。
　タレ（ただの醤油）をほんのちょっぴり追加。
　タレを使ったのは何年ぶりだろう。
　１１月は麺もよくて、タレ不要。
　全てに安定の不安定なのが楽しさでもある。


　茹で湯はフレッシュな方が良いな。
　そばだと、蕎麦湯で美味しいけれど、
　小麦粉の麺だと、なんでダメかなって。
　ウイグルのラグメンだと、
　小麦粉でも茹で湯まで味わったりするんだけど。
　かん水の違い？

2016.06 夜

全部で 600円
・ラーメン 500円
・替え玉 100円

　超有名、超人気、いつ行ってもけっこうお客がいて。
　行き始めた１０代の頃から、３０年以上ずっとそう。
　その前も同じだったんだと思うし、これからもだと思う。

　それで、ここほどスープが不安定なお店も無いと思う。
　薄かったり、濃かったり。
　呼び戻しとかで、一定に保つんじゃなくて、
　炊き上がったら、使い切る方式なんだろうな。
　行った時の味を楽しむギャンブル的な楽しさ、でもある。


・ラーメン (4.0)
　この日は超あっさり。
　これ以上あっさりな福岡のトンコツは無い、
　と思うほどあっさりなスープ。
　もちろん塩気も少ない、油気も少ない。
　白湯になる前の、青湯的雰囲気ですらある。
　でも、途中からしょっぱく感じ出す。
　そうなんだよなぁ、肉がしょっぱい。
　ちとショッペーよね、この肉なら無くても良いやん、
　っと次男も言ってる。
　だからと言って、大分の虎の夢みたいな
　豪華なチャーシューは似合わんちゃって。
　息子ながら、鋭いヤツだ。
　ネギたっぷりで、あっさりスープにネギが合う。
　ショウガも摂りたいので、ベニショウガをドバっと。
　麺は安定して美味しい。
　替玉を生玉にしてみた。そうそうこの硬さなんだよ。
　モチモチし過ぎない、噛んで粉風味が濃いヤツ。
　タレ（ただの醤油）はいらないな。


　どうも濃いより薄い時の方が、好みの日が多い。
　濃いと油っぽいし、しょっぱいし、ちとクサいし。
　元来、スープはどちらを狙っていたんだろう、出来立て？　煮込まれ？
　どうも出来たてのような気がする。
　世の中が濃い味好みに動いただけのような。

2015.10 夜
2015.06 夜

・ラーメン 500円
・替え玉 100円

　元祖長浜ラーメン。記憶に残る限りでは、僕の外食経験上２番目の歴史を誇る味。最初食べた時は、確かラーメンが250円、替え玉50円。35年くらいで倍以上値上がりしてるような。それでも安い。場所は変わってしまって、２４時間営業じゃなくなったみたい。魚河岸労働者向けラーメン屋の起源はきっちりで、早朝から営業は変わらず。往年の雰囲気は残ってます。
　美味しいとかそう言うんじゃ無くて、染み付いた基準の味。北部九州に住んでる人なら一度は食べた事があるんじゃなかろうか。何を今さらと言う感じではある。でも行くとハッとする事がある。しょっぱく無い時の味が好き。
　今は食券制になっているけど、お店に入ったらニハーイとか、人数をカウントされて、自動的にラーメンが出てくる仕組みは変わらず。木の丸椅子に座る時にカターと大きな声で言いながら座るのが癖。

・ラーメン (3.8) 2015.10 夜
　家族４人で。僕と次男（カタ）、長男（バリカタ）、奥さん（普通）。どこのトンコツラーメンに行っても硬さはこれだ。
　作りたてサラサラで塩分濃度が低く、獣臭も少ない、好みのスープだった。スープだけなら4.0くらい。麺は安定感のあるいつもの。肉がね、細切れ寄せ集め的で量が少ない。残念だ。盛る人によって、肉の量も違うのかな。
　ここのラーメンはうちの家族みんなが基準にしている味だと思う。これくらいの塩気ならタレ（普通の醤油）はいらない。息子達は少し入れてた。奥さんもいれない。しょっぱく無いラーメンはありがたいよ。このスタイルに流行って欲しかったけど、その気配は３０年間無いまま。これからもここが僕にとってスタンダードで有り続けるだろう。

・ラーメン (3.5) 2015.06 夜
　食べる度に思う、ここの出来立てスープが豚骨ラーメンでは一番しょっぱく無いんじゃないか？　煮詰められて濃くしょっぱい時もある。豚骨のスープはサラサラでアッサリ。麺は多い。
　紅生姜と胡麻と胡椒をかけて。塩気が足りないならタレ(正油)をかけるんだけど、僕にはタレは要らない。ここくらいのしょっぱさで丁度良い。ぼろキレのようなチャーシューはしょっぱいし。
　美味しい豚骨ラーメンは替え玉の方が美味しいと思うんです。なので、いつも替え玉カタで。替え玉ももちろんタレは入れない。替え玉の時の塩加減がちょうど良い。麺はザラっとした感じのある低加水。ガシガシ噛んでさっさと食べる魚河岸労働者基準。ヤワにしてもツルツル感は無い、ここはカタでしっかり噛もう。
　昔は豚骨ラーメンと言えば、ここくらいのしょっぱさや、アッサリした味が普通だった。いつの間に、濃くてしょっぱいのばかりになったんだろう。しょっぱいのになれた舌なら、物足りないと感じると思う。皆さんタレをかけるかける。ちょっとでもタレを入れたらいきなりしょっぱいのに。福岡の方々は東京に嗜好が近づいている印象を持つ。それでも薄い塩加減を守る姿勢はさすがだ。


　ここより美味しいラーメンは他にもあるし、時代で変わって行ったりするけど、変わらずに再認識させてくれる味。ホッとするよね。何時までも基準の味として続いて欲しい。

　ごちそうさまでした。