【うな善】焼きの技術、鰻の目利き、そして温かい接客。 : うな善

急に食べたくなり前日に電話したらイケた！？

鰻の脂と酢の組み合わせが絶妙なうざくに、これ何気にすごくない？なだし巻き。
皮目カシッと焼き付けた白焼きも素晴らしい美味さ。この焼きの技術と鰻の脂がうな善さん。

馬渡島 げんこうやら、自家製の柚子胡椒やら、薬味も何気に素敵。

蒲焼はこの日はとろっと系？脂とシャープなタレと米がたまらん組み合わせね！

80歳になる大女将に大将、女将さんの温かい接客が変わらないのが一番の魅力。


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この日は特上に生肝以外追加してみて、1.7万くらい？

・うざく 2100円
・だし巻き卵(小) 300円
・特上 12300円
　白焼き、蒲焼き

酒
・ハイボール 600円
・喜多屋 尽空 700円
・喜多屋 吾空 700円
・いいちこ全麹 550円

色々あって疲れてたんよね〜。
そんな時は鰻じゃない？

ってことで、ずっと再訪したかったうな善さんへ。
こじんまりしたアットホームな家族経営の鰻屋さん。
でも、本当に絶品な焼きの鰻が楽しめるんです。

まずは、アサヒスーパードライ 中瓶 650円スタート。
からの今日は日本酒ね！

やっぱり久しぶりってなったら、一番高い特上いっちゃうよね？

・生肝の蒲焼 時価
・特上 11200円
　白焼き、蒲焼

日本酒
・福岡 八女 喜多屋酒造 純米大吟醸 寒山水 55%磨き 1100円
・佐賀 五町田酒造 純米吟醸 東一nero 1100円
・黒松剣菱 常温 500円

うん、贅沢したw

開幕の生肝蒲焼の食感が本当に他では味わえない感じ。
ぷりぷっりの肝と苦味でもう日本酒しかないんじゃない？w

白焼きはサクッと香ばしさからの脂のとろける感じ。
大女将自家製の柚子胡椒だけでも美味いし、唐津の元寇という柑橘系絞っても美味いんよね〜。
途中冷めるでしょ？と焼きたてを後から持ってきてくれるのもこのお店の心遣いの表れ。

〆は蒲焼ね！鰻重か蒲焼か選べるけど、飲んでるから蒲焼で。

白焼きよりも香ばしさは控えめ？タレの影響かな。
だからこそ白ごはんと合わせるとやばいよね。
このとろけるような脂の広がりとコクのあるタレ、それとご飯のコラボレーション♡

〆に鰻＆米と合わせるのはやっぱり剣菱。
これが美味いんだよ！！

何気に漬物と肝吸い、肝吸いの肝のぷりぷり感も絶妙。

焼きの技術、鰻の目利き、そして温かい接客。
福岡が誇る名鰻店ですね。

ごちそうさまでした。

福岡での打ち合わせも終わり、この日はもう大阪に帰るだけ。
そんな時美味しいもの食べて昼から飲んで新幹線でぐっすり眠って移動とかしたいですよねー。
ってことで、友人とうな善さんを食べてから帰ることに。

前回訪問でめっちゃ美味しかったうな善さん、再訪したくてたまらなかったんですよ。
丁度鰻の美味しい季節ですしね。

ってことで、お店に到着～。
この日は予約客のみの営業ですとの張り紙が。最近ずっとこんな感じみたいですね。

軽くウエストでビール飲んできたので、早速尽空ロックスタート。
JALの飛行機内でしか飲めない福岡のお酒。その芋(尽空)・米(吟空)・麦(吾空)とそろっているので、ちびちび飲みながら鰻を待ちますよｗ

この日もがっつりと鰻を楽しみたかったので、特上(白焼きとうな重)にうざく、生肝焼きを追加しておきました。

・うざく
ここのうざくはがっつりと白焼きがのっかったタイプ。しっかりと混ぜまぜしてからいただきますよ。
ちょっと強めのお酢なんですが、鰻としっかり混ぜることによりその脂が溶けだし、なんともじんわり美味いうざくに仕上がるんですよ。
これ食べると他のうざくはなんだったのかと疑問に思えてしまうくらいです。
最後に鰻の脂が染み出したお酢をくいッと飲むと、これがまたコクがあり美味いんです。

・生肝焼き
そして、もう一つ食べたほうが良いのがこの生肝焼き。
今回かなり大振りな鰻だったとのことで良いんですよねー。
鰻の肝とその周囲のつながった臓器を一つにまとめてじっくり焼き上げたひと品。
ほのかな苦みが酒を進めてくれますし、この弾けるような食感は間違いなく他では味わえないですね。

・特上

まずは白焼きから。
季節終わりの銀杏が添えられ、なんだか和食な気分～。
聞けば店主は和食出身らしいですね。この丁寧な仕込みはそこから来るものでしょう。

この白焼き、パリッと香ばしく鰻の臭みは皆無。
鰻の脂の味がしっかりとあるので、柚子胡椒(自家製でこれまた絶品)を軽く乗せるだけで頂くと・・・いやいやほんまに美味いです。
軽くポン酢を付けても鰻の脂をさっぱりと洗い流してくれて良いんですよねー。

白焼きには、たまらず黒松剣菱を。これは焼酎ちゃいますわー。

そして、〆はうな重。
私はご飯と鰻を別でいただきました。

うなぎの質はもはや前述のとおり。白焼きよりも皮目のパリッと感はないですが、秘伝の鰻の旨味が染み込んだタレといただく鰻はコク深くたまりません。そう、ここのタレすごいんですよ。
甘さと醤油っぽさもあるのですが、これはごくごく控えめ。でも、鰻の旨味が染み出したタレでこれだけでご飯食べたくなるくらい。これ摘みでも酒がのめるくらいｗ

そのまんま酒のアテにしても、わさびを軽く乗せて黒松剣菱で流し込んでも、タレをたっぷりつけてオンザライスもマジで美味い。やはりここの鰻は相当良いです。

鰻が特別に美味いのもそうなんですが、女将さんや息子さん、奥さんの温かな接客に本当に美味い物を食べてほしいという気持ちがたっぷり伝わってきて居心地もすごいんですよねー。
前回は記憶があいまいでしたが、今回うな善さんの素晴らしさを改めて知ることが出来ました。間違いないです。

ここは福岡に来たら是非通いたいと思える素晴らしいお店でしたよ。

ごちそうさまでした。

久しぶりの福岡、夜は何をしよう(食べよう)かな？とBMチェック。寿司かな？とも思いましたが、マイレビュアーの皆様が絶賛の鰻に決定！？

事前に食べたいものを相談しての夜訪問です。

お店のコースメニューですが、うざくやらう巻きやら色々ちょっとずつ食べられるコースが7500円。
たっぷりと白焼きとうな重を楽しむならこちらがオススメとのことだ、この日は特上(時価)に季節だという生肝を追加してお願いしました。
こちらの特上はボリュームだけでなく質も変わるとのことです。だいたい8000円ちょいくらいだと思います。

ちなみにこの日は、良い鰻が少なくランチタイムオープンして2分ほどで鰻が売り切れ。私たちの夜のために良いものを残しておいてくれたとのことです。こだわりもスゴイですね！

というわけで早速日本酒から。黒松剣菱の常温酒でシブーくスタートですよ。

うな重のお漬物をぽりぽりして待ってると、生肝が到着〜。
これ、絶品！肝の風味、苦味が口内で広がり、食べ心地は柔らか。今まで食べて来た肝はなんだったのか！？と思えます。

続いて白焼き。写真は2人分です。
軽く塩をされてるので、まずはそのまま。鰻の味がしっかりと濃い！この風味があれば他の薬味はあんまりいらないかも。
と思ってましたが、自家製という柚子胡椒を乗せていただくと、これが更に旨くなるんです。たまりませんね〜。

〆はうな重。ご飯は結構少なめで！とお願いしました。(多分ですが、ご飯は炊きたてだったようで申し訳ない。。)

これこれ、このビジュアルですよ。
軽くタレを付けて香ばしく焼かれた鰻、肉厚なビジュアルもたまりませんよ。
まずはそのまんまいただくと、ベタな表現ですが、ふわふわで口の中でとろけます。絶妙な脂のノリと鰻の風味そのものが強いので間違いない味です。

また、タレがイケてるんです。軽い甘みで鰻の旨味がたっぷりと染み込んだ素晴らしいタレ。こういうのを秘伝のタレって言うんでしょね〜。
鰻に軽くタレを付けて、もちろんオンザライス。で、口の中にかけこむと、、、おいしーーい！

お昼を食べ過ぎたのとちょっと酒を飲んでたので、お腹いっぱいだったのですが、スルスルと胃に収まって行きますよ。
このタレとご飯だけでもう一杯行きたいくらいでしたが、強靭な精神力で我慢です。

鰻の経験値低めですが、これはほんとに絶品の鰻屋ですね。そして、大将やお母様のこだわり、温かな接客も文句ないお店です。

出張の身なので、福岡で鰻！な機会は少ないかもしれませんが、また食べに行きたい素敵なお店です。

ごちそうさまでした。