男は再び激戦の地へと舞い降りた。表（オモテ）ではなく、裏（ウラ）舞台で勝負するために。 : HANAMARU厨房

どーも、はるきちです。

まさか、またこの舞台に立つ日がやってこようとは。

それは、あきらかに勝ち目の薄い戦い。

たとえ勝ったとしてもほとんど何も得られない、いや、むしろ失うものが多すぎる戦い。

そう、僕はこの日、再び激戦の地、「HANAMARU厨房」へと向かったのである。


前回は表舞台（通常のトルコライス）での戦いだったが、今回は「裏」の舞台で戦うことに。

「トルコライス（ウラバージョン）　1,050円」。

敵の戦士は、インディアンスパ、トンカツ、チキンライスの3名。

敵ながら、イイ面構えをしてやがるぜ。

これを例えるならば、洋食屋に１人で行って、
「インディアンスパ大盛とチキンライス大盛を単品で頼み、トッピングにトンカツとカレーを注文する」
ような戦闘能力。

死闘の予感しかない。


しかし僕は前回の戦いで、敵（トルコライス）との戦い方を学んでいた。

そう、それは「噛むな」ということだ。

噛んではいけない。

それはイコール、「死」を意味する。

噛めば噛むほど満腹中枢が刺激され、きっと僕は敵を殲滅することなく倒れるだろう。

噛まずに脳をだまし、「俺は今けっして戦っていない（食べていない）」と脳をだますことが生命線になる。

そう、この敵に関しては「飲むように食べる」というスキルが要求されるのだ。


その完全に相手の戦略を上回る策によって、僕は今回もこの戦いに勝利した。（完食した）

人は言うだろう。

なぜあなたはそこまでして戦うのですか。バカじゃないのですか。自分の年齢わかってますか、と。

僕は言う。「それが漢（おとこ）ってもんさ」。

そうして店を去り、ゆるめておいたベルトをはめながら、もう2度と戦うまいと僕は誓ったのであった。


【後日談】

……で、肝心の味はどうだったのですかって？

はい、えーと、通常のトルコライスの方が美味しいと思いますです。はい。


ではでは。


はるきち。の福岡厳選ぐるめ
http://ameblo.jp/nariagari5831/

どーも、はるきちです♪

若いときにしかできないことがある。

それは？

世界を旅すること。

ノン。

デカ盛りを完食することさ。

はい、ということで、「HANAMARU厨房」さんへ行ってきました（ニコッ）


注文は、もちろんダントツ人気メニューの「トルコライス」一択。

問題は量をどうするか。

普通でもかなり多いと聞いている。

しかしそこは男、いや、漢（おとこ）。

自分のロマンを追い求め、無謀な挑戦をしたくなるもの。

自分の限界に挑戦してこそ、新たな成長を得ることができるはず。

はい、ということで、迷わず注文したのは「普通盛り　（１,０００円）」です。（ニコッ）


料理を待つあいだ厨房を見ていると、おっ、作り置きはしてないのね。

カレーピラフを炒める、ナポリタンを炒める、とんかつを揚げる。

どれも注文があってからやり始めるので、できたてアツアツを食すことができます。

そんな中、カウンターの横では二十歳くらいのヤングでナウいボーイたちが、こちらのトルコライスに挑んでおります。

いやあ、かなりのデカ盛りだ。

半分くらいは減っているけど、さすがにスプーンの動きが止まっている。

ふっ、きっと特盛り、いや、あれでも大盛りくらいか？　を頼んでしまったんだね。

若さゆえの過ち。

よくあることさ。

ということで、僕のもとに運ばれてきたそれを見ると……うん、ヤングボーイたちと同じ量だね。


まさか、普通でここまで多いとは……噂以上にやりよるぜ。

うむ、ここは覚悟を決め、すべてを「ノリと勢い」で乗り切ろう作戦だ。

まずはナポ（リタン）から。

お、これは普通に美味いぞ。

ちょっと甘めなケチャップソースがイイ感じ。

そして、ピラフも良い感じでパラッとしていて、味付けも濃すぎず薄すぎずちょうど良い塩梅。

カツも揚げたてサクサクで美味いし、上にかかったカレーもひき肉の旨味が良い感じで出ていてイケる。


と、思ったのも中盤までだった。

普通なら、もう食事を終えるくらいの満腹感がすでに。

うん、これは冷静に見てみると、普通のトルコライスの２人前（それ以上？）はゆうにありますね。

ピラフとナポリタンがそれぞれ単品で１人前はすくなくともあるし、カツも馬鹿でかいし。。

まわりを見ると、おっ、２人で来たカップルは２人でこの普通盛りを食べている。
（他に単品の揚げ物を頼んでいましたが）

さきほどスプーンが止まっていたヤングなボーイたちは、みな完食できずに残してますね、うん。


そんな逆境にやられると燃えるタイプのワタクシは、そこから何度も自分の限界を感じつつ
それを見事に無視し、食べるというより、押し込む作業を続け、無事完食を果たしました。

食べ終わったのに、胃に入りきらなかったのか、喉元にまだ残っている感じ。

この夜は、もう何もしたくありませんでした。

戦いに勝って、勝負に負けたとはこのことか。

店主の話によると、TVチャンピオンの決勝に出るくらいの人がここへ先日来たらしく
こちらのトルコライスを「替玉」したあげく、さらにこのあとハンバーガーを食べに行くと、にこやかに店をあとにしたとか。

いやあ、人間ってすごいね。

長崎出身の僕としても、こちらのトルコライスは味が良いと思いますので
みなさまどうぞ食欲旺盛なときに、もしくは自分の限界を知りたくなったときに、行ってみてはどうでしょうか。

ではでは♪


はるきち。の福岡厳選ぐるめ
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