揚げたてサックサク！特大『ごぼう天』が絶品♪…大地のうどん : 大地のうどん 博多駅南店

北九州市小倉南区にあるうどん店「津田屋官兵衛」の店主・横山和弘さんを発起人とする『津田屋流豊前裏打会』。
会の名前は、“『讃岐うどん』を「表」とするなら、自分たちは奇想天外に切磋琢磨する「裏」の『豊前うどん』”、と言う“卑下”と“自負”の思いを込めたもの。
同会は「讃岐うどん」をインスパイアーしつつ、常識をひっくり返し、腐敗と隣り合わせで“長時間・高温熟成”させた、透明感のあるもっちり食感の麺が信条。
また、羅臼昆布、花かつお、さば節、ウルメいわし節でダシをとり、醤油の風味を生かすため沸騰させずに作った黄金色のスープであることが約束事になっています。
現在は、同会が認める会員は福岡県内を中心に36店舗。
いずれのお店も評判高く大人気で、福岡のうどんの“新基軸”となっています。

「津田屋官兵衛」横山さんの元で修行をし、最も認められた弟子のひとり・空慎吾さんが平成17年に福岡市西区下山門で創業したのが「大地のうどん」。
博多に『津田屋流豊前裏打会』を知らしめた“立役者”的お店です。
空さんはお弟子さんの育成にも熱心で、同じく人気の「うどん和助」の大将を指南した他、ご自身の「大地のうどん」だけでも県内外に現在9店舗を構えていらっしゃいます。
そのうちの一つがこちら「博多駅南店」。
平成30年7月に、ＪＲ博多駅の南側・「百年橋通り」そばのマンション1階の飲食店街にオープンした新しい「大地のうどん」です。
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今回は福岡市博多区での仕事帰りに夕食・チョイ飲みを兼ねオヒトリサマで訪問。
表には「男」と書かれた青い暖簾と「女」と書かれた赤い暖簾が二つ掛けられており、「銭湯」をイメージさせる和風の外観です。
入口は一つで引き戸を開け入店すると下駄箱があり、靴を脱いでお邪魔するスタイル。
やっぱり銭湯みたい。(笑)
作務衣を着たお若い男性店員さんがお店奥から現れ「いらっしゃいませ！チケットをお求めください」と券売機を案内くださいました。
「大地のうどん」の看板メニュー『ごぼう天』と選べる『ミニ丼』がいただけるセット＝『大地の満腹セット￥960』と『生ビール￥500』、『おつまみ￥100』×3種のチケット、計￥1760分を購入し店員さんに手渡します。
『ミニ丼』は「カツ丼」「やまかけ丼」「野菜天とじ丼」「牛とじ丼」の中から「野菜天とじ丼」をお願いしました。
入口そばに衝立を設けた相席テーブルがありましたが、お店奥の掘り炬燵式二人用の個室に案内され着座。
直ぐに『生ビール』と『おつまみ』が配膳されました。
「生ビール」はキリン・ハートランド。
爽やかな飲み口、ワタクシが一番好きな銘柄です。ラッキー！
「おつまみ」は、
〇生ピーマンの肉味噌添え
〇ごぼうの漬物
〇ミニチキン南蛮（2種のタルタルソース）
の3品。
イワズモガナ、ビールに合います。
程なくメインの『大地の満腹セット』の丼２つがやって来ました。
いただきます。

『大地の満腹セット』のうどんは、「肉ごぼう天うどん」。
「大地のうどん」の代名詞、薄切りのごぼうを“月桂冠”状の円形に整えた直径約25センチの特大「ごぼう天」＝「ごぼうのかき揚げ」がうどんの丼を覆い隠しています。デカイ！
揚げたてのゴボウ天のサクサク感がスメ（うどんのスープ）に浸かって失われないようにするためだそうです。
ごぼうの風味が香り立ち、やっぱりサックサク。ウマイ！

「ごぼう天」の下には「肉うどん」が控えています。
「豊前裏打ち会」に共通する、透明感のある細麺。
“切りたて”“茹でたて”で、外はふんわりもっちり、中はキュッと締まって弾力感が抜群！
でもでも、ツルリとのど越しが良いワンダーな麺です。

黄金色のスメは、口に含むと鼻腔まで広がる芳醇で濃厚なダシ。
甘目に炊かれた牛肉の旨味、刻みネギの風味も加わり絶品！です。

ミニ丼の『野菜天とじ丼』は、「茄子」「カボチャ」「シメジ」の天ぷらを玉子とじにしたもの。
こちらもダシをしっかり効かせ、甘目の味付けでご飯が進みます。マチガイナイヤツ！

ダブルで美味しく、その名の通り“満腹”確約のセット。
ワタクシは「おつまみ」までいただいたのではち切れんばかりの“満腹”となりました。
大変美味しゅうございました。
ごちそうさまでした。

【19.4.18】【21.5.30】
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大地のうどん　博多駅南店
福岡市博多区博多駅南3-9-1
℡.092-451-1739
営業時間・11:00～16:00 17:00～21:00
店休日・水曜日