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店名 |
移転
四川料理 巴蜀
|
---|---|
受賞・選出歴 |
中国料理 百名店 2021 選出店
食べログ 中国料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 四川料理 |
住所 |
このお店は「福岡市博多区東月隈4-2-11-3」から移転しています。 |
交通手段 |
博多駅から1,126m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
21席 (テーブル8卓16席、カウンター5席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2016年8月7日 |
備考 |
【ランチ】 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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日本に四川料理を名乗る店は数あれど、東京以外で初めて本場と寸分違わぬ“正宗四川菜”をコース料理で味わえるレストランに出会えた。東京でも正統派四川料理は陳健民氏の『四川飯店』にルーツを持つ系統の店か、銀座『趙楊』並びに趙楊さん直弟子の店でしか“正宗四川”は存在しないが、どちらの系統とも追い求めている“正宗四川”が異なっているという点では、日本でようやく独自の四川料理を打ち出した店が現れたと言える。
店のホームページにも書かれてあるが、1980年代〜2000年代初めの四川の料理を再現することを目標にしている。実際に今回初めて地元の友人に予約をしてもらいお任せコースを食べたが、まさに1980年代後半〜1990年代後半に私が四川省成都市の老舗ホテルやレストランで味わったのとほぼ同じ香りがした。実に懐かしく、かつ手作業で薬味調味料を作っていた当時だからこその滋味深い味わいで、四川料理の伝統と現代の有機的な融合が成し得ていた時代の料理であり、2010年代以降の成都では食べられ無くなっただけに、日本に四川料理のオリジンスピリットを再現しているレストランが存在していることは中国料理ファンとしては嬉しい限りである。
料理の写真を添付して置くが、前菜からデザートまで、どの食材をどの味付けで、更にどの順番で提供するか、どういう調理技法を用いるべきかという中国料理コースの基本中の基本をしっかり理解していることはメニューを見た時点で分かった。1980年代の料理を再現すると書くと懐古主義的な料理を想像するかもしれないが、個々の料理には料理名では分からなかった料理人のオリジナリティと、博多という土地柄を生かしたエッセンスが含まれていたのも“正宗四川菜”の王道を深い部分で感じさせた。本当の本場の正統的な中国料理(四川料理)を食べたいなら、この店で1週間前以上前にお任せコース料理を予約して行くべし。
博多の繁華街からは離れてはいるが、そういう場所だから他の店よりも数倍の時間と手間暇掛けた料理がリーズナブルな価格で提供出来るのであろう。駅からのタクシー代を払っても全く惜しくない。中国料理の料理人なら、新幹線代を支払っても(四川省までの往復飛行機代金を考えれば)博多まで来るのは惜しくないだろう。博多に来たら「この店に食べに行け」というのは大きな間違いで、正統四川料理を食べる為に「博多まで行って、この店で食べろ」というのが正しい。
博多の人達にとっては「麻婆豆腐の美味しい店」としか考えられていないのが悲しい限りであるが、この店がこれだけ独自の路線を歩めるのも、博多の食通達に認められたのが発端であろうから、荻野料理長には四川オタクと呼ばれようとも、今後も引き続き四川料理のオリジンスピリットを再現して行って欲しいと思う次第です。