ペコリーノロマーノチーズのボロネーズ : プレミオ ピエトロ KITTE博多店

ということで、マイブームなパスタの投稿が連続します。かと言って、毎日連続で食べているわけではなく、溜まっている下書きを暇に任せて一気に清書しているわけで、各位のタイムラインを汚して申し訳ありません。

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Q. ボロネーズとボロネーゼの違いはなんですか？日本語に直す便宜上で両方つかわれているものですか？

A. イタリアの“ボローニャの”ですが、
イタリア語では「bolognese」＝「ボロニェーゼ」、訛って「ボロネーゼ」
フランス語では「bolonaise(女性形)」＝「ボロネーズ」

ですから、フランス料理で“ボローニャ風”と言うときには「ボロネーズ」となります。
フランス語のメニューを片仮名にするとき、「ボロネーゼ」では間違いになります。

(「Yahoo!知恵袋」より抜粋引用)

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……ということらしく、イタリアンなこの店(レストランマップ上で“イタリア料理”と明記)なのに、この店のメニューにはレビューのタイトルにあるように、フランス語風に『ボロネーズ』と表記されていました。まあ、食べる分にはどうでもいいことですが、どうしても言葉に反応してしまうのですわ。私自身はそういう分野の職業でもないので、やっぱり趣味としか言えないってことでしょうね。

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この店はピエトロブランドのパスタソースやドレッシングを製造販売している会社が展開しているFC店の一つで、店舗は関東以西の各地に点在しています。というか、Wikipediaによると、ピエトロ自体の原点は『洋麺屋ピエトロ』だったようです。私自身はスーパーなどでピエトロブランドの商品を見たことはないのですが、同僚の中には『家で使っているよ』と言う人も少なからずいました。

という話とは無関係に、このレストランにおじゃましました。博多の駅ビルに隣接しているKITTEというJP(日本郵便)のビルに、この店はあります。ビルの10階と11階がレストラン街になっており、そこの10階の角にあって、ガラス窓が広く確保されており、景色はいいはずなのですが、目の前に同じぐらいの高さがある銀行のビルが建っており、イマイチなのです。ちょっともったいない気がしました。今回はランチタイムなので、あまり気になりませんでしたが、あのビルさえなければ夜景が綺麗なのにな、と思いました。まあ、座る位置によってはビルによって遮られない方向もあるので、もし夜景を見ながら食事を、と思われる方は、予約して景色のいい席を確保するといいかと思われます。

■プレミオランチセット 税込980円

ランチタイムはこのセットがオススメのようですが、グランドメニューも置いてあったので、アラカルトでも食べられると思われます。ランチセットは、下記のような構成になっています。

◆メイン (パエリアか4種のパスタから選択)
◆サラダ
◆ドリンク (コーヒー／紅茶／ジュース)

パエリアだけは数量限定となっています。それには理由があって、もともとパエリアは調理の時間がかかるもので、この店ではランチタイムに合わせて20人前を一気に作って、12:00に提供しているのです。パエリアにも食指が動いたのですが、11:30過ぎに入店したため、今回はパスタにしました。パスタは下記の4種類から選びます。

◆ ペコリーノロマーノチーズのボロネーズ
◆チキンとかぶ、インゲン豆のバジルクリームソース
◆小海老と彩り野菜のペペロンチーノ
◆ベーコンとナスのトマトソース

先頭がデフォという解釈で、ボロネーズ(ボロネーゼ)を選びました。ペコリーノロマーノチーズという言葉は初めて聞いたのですが、チーズ嫌いってわけでもないので、何も考えずに頼みました。

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【ペコリーノロマーノチーズ】

ペコリーノ・ロマーノは、羊のミルクを原料とした、イタリア最古と言われるチーズです。雌羊のことをイタリア語で「ペコーラ」というところから、この名前がつきました。2000年以上前のローマ帝国の時代から食べられてきたと言われている、長い長い歴史のあるチーズです。当時、保存目的で作られていたという理由から、塩分が強めなのが特徴です。そのまま食べるにはしょっぱいと感じるでしょう。羊のミルク独特の甘い香りがし、色は白っぽく、非常に硬質なハードタイプのチーズです。同じペコリーノの名前でも、トスカーナ地方などで作られているペコリーノ・トスカーノは、ペコリーノ・ロマーノほどの塩気はなくマイルドな味わいで、そのまま食べられていることもあります。

(HP「チーズクラブ」より抜粋引用)

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サラダの後に配膳されたボロネーゼの中央には、このチーズおろし器(グレーター)で削られたチーズがふんわりと乗っていました。上記の引用中には塩気が強いとなっていましたが、パスタの風味を邪魔するようなものではありませんでした。なかなかいいコラボレーションだと思います。そういえば、個人的な疑問として、ボロネーゼと日本のナポリタンってどう違うのか、ってのがあります。

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ナポリタンは日本で作られたケチャップのスパゲッティである。ウインナーやピーマンなどと一緒に炒めて作られたもの。昔ながらの喫茶店などでよく提供されている。
それに対してボロネーゼは、ひき肉を使ったミートソースのスパゲッティことである。またボロネーゼは、フライパンの上でソースとパスタをあえて調理するのが一般的。

(HP「誰にも聞けない２つの違い」より抜粋引用)

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言われてみればなるほどと思いますが、日本のナポリタンの定義っていい加減で、ボロネーゼに近いものもあったりします。端的に言えば、ミートソースを混ぜたものがボロネーゼだということですかね。カレーライスで言えば、自由軒のカレーがボロネーゼ的なポジションと言えそうですね。(相変わらずの独自解釈)

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聞くところによると、この店舗は他のピエトロとは一線を画するそうで、ワンランク上という位置付けらしいのです。店名に“プレミオ”と付いているのが、その証拠でしょうか。他の店舗にはまだ行ったことがないので、いつか行ってみようと思います。

税込で1000円を切る価格帯で、それなりのパスタ、サラダ、そして食後のドリンクがいただけるし、店内もオサレでゆったりしており、接客もそれなりということで、満足度、コスパは高いと思います。12:00に出来上がるというパエリアを食べに、あるいは夜の部にまた来たいな、と思いました。

ちなみに、レジ横にピエトロブランドのドレッシングが置いてありました。

ごちそうさまでした。