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食べログ 洋食 百名店 2023 選出店
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カツ丼のルーツを手繰り、福井の老舗へ◆ヨーロッパ軒 総本店
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akii
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店名 |
ヨーロッパ軒 総本店
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受賞・選出歴 |
洋食 百名店 2023 選出店
食べログ 洋食 百名店 2023 選出店
とんかつ 百名店 2018 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2018 選出店 |
ジャンル | 洋食、とんかつ、かつ丼 |
お問い合わせ |
0776-21-4681 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR福井駅より徒歩15分 福井城址大名町駅から254m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料、チャージ料なし |
席数 |
95席 (1階テーブル16席 2階テーブル24席 座敷15席 3階和室40席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 提携駐車場があります(近隣のコインパーキング「P24」利用に限り駐車コインサービス) |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1924年1月 |
備考 |
近隣のコインパーキング「P24」利用に限り駐車コインサービス |
お店のPR |
ジューシーなカツと独特のソース約1世紀の歳月が物語る秘伝の味
【ヨーロッパ軒】では、食感の良さや肉汁の滴り具合を考え、ロース肉を約8mmにカット。肉本来の食感を損なわないよう、パン粉はきめ細かい特注を使用。味の決め手は、特製のウスターを秘伝の黄金率で調合して仕上げたソース。「創業から95年。祖父が熟考して生み出した味を、今でも変わらずに提供することが私の使命ですね」と3代目店主。箸で切れるほど柔らかいトンカツ、スパイシーなソースの香りと甘み。福井の老若... |
関連店舗情報 | ヨーロッパ軒の店舗一覧を見る |
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福井県福井市順化1-7-4、ヨーロッパ軒 総本店。
1924年1月オープンの90年を越える、看板商品がが元祖ソースカツ丼の老舗洋食店。
JR福井駅より徒歩10分。
95席。個室なし。禁煙。予約不可。カード不可。提携駐車場あり。
県内に19支・分店あり。テイクアウトあり。
営業時間11:00~20:00。定休、火曜(他、月曜休の日あり)。
夏に福井へと出かけました。小松空港からバスで福井市内へ移動。
福井駅から歩いて店へ。開店時間15分前に到着しましたが、もう行列!
10番目位に並び、開店時間には後ろに20人くらい。
旅の最初からこれかと慄く家族。毎度スミマセン。
こちらのソースカツ丼が食べたくて来ました。
「カツ丼」には二大潮流があり、ひとつは親子丼の手法を用いた卵とじタイプ。
大正10年頃に誕生したそう。首都圏で生まれて、全国区で食べられている現在の主流。
もう一つのタイプは、ソースカツ丼。地域は限定的、歴史はより古い。
行列に並んでいる際に、店の外に貼ってあった何かと話題の「週間文春」の記事を読みました。
そこに書かれていたのは、その「カツ丼」のドラマ。
ヨーロッパ軒の創業者、髙畠増太郎さんが庶民にウスターソースの美味しさを知って貰う為に作った料理、ソースカツ丼の誕生。
そして、主役の座を卵とじに奪われる過程--------
明治40年、創業者の髙畠さんは、ドイツにあった日本人倶楽部という日本人レストラン向けレストランが和食職人を募集していることを知り、海を渡る。
6年後に見合いをするために一時帰国。
その際、明治天皇が崩御され、喪に服せよと渡航自粛令。
ドイツに戻れなくなり、日本に留まる。
大正2年、ある料理発表会で、カツレツにウスターソースを潜らせて丼飯の上に乗せた料理を披露。
(定説では21年に早稲田の学生がソースカツ丼を考案したと言われてますが、創業者はそれより早く東京の料理発表会で披露されたそう)
そして、ソースカツ丼を看板とする料理店を早稲田に開店。
夏休みの間は商売にならず葉山に出店。
一年を通して商売するために大正6年に、海軍のある横須賀に移転。
商売は順調だったものの、大正12年の関東大震災で店は倒壊。
復興には年月がかかると判断、郷里の福井に戻り一時農業に従事、大正13年に市内の繁華街に出店。
ヨーロッパ軒が首都圏から撤退したことで、早稲田で産声を上げた卵とじタイプが「カツ丼」と称されるようになったよう。
福井では、卵とじタイプのカツ丼より早く普及したソースカツ丼が、カツ丼として定着。
そんな内容でした。
なるほど。
店舗の扉が開くと、店に吸い込まれていく行列。
1階にはカウンター席とテーブル席、2階、3階はテーブル席だけでなく座敷、和室もあるようです。
行列の人分の注文が一気に入る店内。
カウンター席を指定されました。
席にはメニュー。
福井名物、カツ丼セット1080円…
ご飯の量が調整できるよう。ミニサラダの自家製マヨネーズ量も調整できるよう。
食べ辛い方にはカツを細かくするサービスもあり。
これをオーダーすべきと思っていたのですが、他に目移り。
取りあえず、生ビール(中) 620円。枝豆付き。
シェアすることにして、限定5食のシュニッツェルと、スペシャルカツ丼セット!
◆3種盛りスペシャルカツ丼 セット 1280円
蓋が浮いているカツ丼。
中身はトンカツ、エビフライ、メンチカツ。一色の丼。蓋の裏にはヨーロッパ軒の文字。
セットは和定食の体。味噌汁、サラダ、漬物、足りない時用のソース、お茶が同じ膳に。
きめ細かなパン粉に包まれたカツとフライ。油臭さはなくサックリと食べられる。
カツの厚さは8mmだそうで。
口の中で噛んだ時に肉汁とソースがうまく引き合う厚みは、老舗ならではの経験値から。
秘伝のソースが地元産のご飯に程よく浸透し、これがたまりません。
単品は200円引き。4種盛り(牛カツ1枚トッピング)だと+375円。
◆伝心 純米吟醸「雪」(一合) 720円
カツ丼と一緒に、福井の地酒を。
一本義久保本店の純米吟醸酒。
原料米、奥越前契約栽培の山田錦(麹)、五百万石(掛)使用。アルコール度数15~16%。精米歩合55%。
穏やかな香り、清々しい味わいの酒。
◆シュニッツェル (サラダ、ライス付) 1080円(1日限定5食)
ソースカツ丼の原点となったウィーン風ポークカツレツ。
シュニッツェルはドイツ・オーストリアの料理で、日本のトンカツの原型とも言えるもの。
こちらのシュニッツェルは、3種類のソースでいただく。
・アンチョビソース…シュニッツェルに対してはもっとも一般的なソース。アンチョビの旨味と塩味が特徴。
・リーペリン・ソース…イギリス発祥の元祖ウスターソース。酸味と香辛料の辛味が特徴。
・ヨーロッパ軒カツ丼ソース…ウスターをベースに考案されたオリジナル。揚げ物との相性抜群。
シュニッツェルにはキャベツの千切り添え。
少量のスパゲティにレモンとパセリ。ご飯が洋皿で。
肉は思ったより柔らかく旨い!重たくない。好みはアンチョビソース!
◆ヴァルシュタイナー・プレミアム・ドゥンケル 720円
シュニッツェルに合わせて。
ドイツビールの女王、黒ビール。
ビール純粋令に従い、最高の原材料だけを使用。ほろ苦く、マイルド。
ローストしたモルトの香りとコクがカツとの相性抜群のプレミアム黒ビール。
カツとの相性良し。
店は満席、短時間で回転中。旅行客と言えどあまり長居は出来なそう。
とか言って、しっかり飲みましたけど。秘伝のソースを気に入って1本購入。
11:45に店を出ました。行列は写真の状況でした。
卵とじカツ丼が世に出る数年前。
ウスターソースを楽しむための料理としてカツレツを潜らせて丼飯の上にのせた、ソースカツ丼。
考案した方の店でぜひ食べてみたかったのです。
現在3代目のお孫さんが味を守り続けているヨーロッパ軒。
思い叶った、福井の一食目。
市内でもう一食、食べたいモノがあります。移動。