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パリで夢をかなえたシェフ小林圭。ミシュラン二つ星も間近か。
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行列のできる
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行列のできるさんの他のお店の口コミ
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店名 |
Restaurant KEI
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---|---|
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0142331474 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
フランス5 rue Coq Héron 75001 Paris |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥10,000~¥14,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
利用シーン |
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ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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シェフ小林圭の経歴からみてみましょう。
長野、東京で5年間フレンチの道に。1999年、21歳で渡仏。4年間、アルザス、プロバンスの☆レストランで働く。2003年から7年間☆☆☆アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネで働く。最高位はスーシェフ。2011年3月、独立してレストランケイをオープン。自身の店でミシュラン☆獲得。
滞在3日目のランチ。パリでは2軒目の予約店です。蚤の市から地下鉄でレアルまで戻って来ます。予約時間よりも早く着いたため、駅前のキッチンウェア―の店でショッピング。大変な人気店で、高名なシェフも御用達のお店だったようです。定刻、レストランケイ入店。
実は予約時には改装工事中で、この日が再オープン初日。オープンするのか心配でした。前日にコンファームの電話をしてオープンすることが分かります。午前中は蚤の市で楽しんで、お店にやってきました。少し開店まで時間がありましたので、レストランケイの近くにあるキッチンウェアのお店で時間をつぶすことに。これがまた大繁盛店で、人の出入りがすごいです。プロ御用達のお店で、スターシェフも来ると、あとから知りました。
定刻になりましたので、レストランに行きます。入口でコートを預けて入店。いやあ、とても感じのいい明るい店内です。テーブル間もゆったり。奥様がホールを仕切られ、ソムリエががっちりと対応してくれます。出来たばかり。まだ工事は残っているそうですが、とにかく厨房で料理が作れるようになり、ホールは食事でもてなすことができる、最低限のことがなんとかまにあったと。
この日の料理はすでに予約時にオーダーしてました。コースのⅡ。9皿だそうです。
ソムリエに白を選んでもらい、かんぱ~い。
最初はしょうがのドリンクでスタート。胃が目覚めたところで、アミューズブーシュ。小さなケークサレの上にチェリソーと赤ピーマンピューレ―。期待が高まります。
そして、前菜の黒いボールが登場。さつまいものムースのようですが、中にいろいろ仕込んであって食べるサプライズがあります。スパイスや塩コショウまでもが本来の機能と味の役割を負わされ、これなんですか、と訊けないもどかしさがありました。味はしみじみとうま~を連発するレベルです。
次はアスパラガスの揚げたもの。アスパラは初物ということでした。かりかりの衣のしたには、甘くてほくほくのアスパラが。これ、旨かったです。
次は、ヴィシソワーズ。ポテトスープがうまい。スモークサーモンとアスパラが花を添えてます。
そして、うああ、たまねぎのアイス。このアイス、味はたまねぎのまんま。上にオシュトラキャビアで下がトマトのコンポート。緑はバジルなんですが、歯にクッツイテ??です。そして、出た~。フォアグラのパテですね。これ、他のレストランでも食べましたが、濃厚でうま~です。
そしてまた不思議な料理が出てきました。ポテト、むらさき芋とかりかりベーコンです。どうやってこの味がでてくるのか、驚きの連続でした。
魚はうろこをつけたままのスズキ。ソースはトリュフソース。これなんかも、ちょっと今までに経験したことがないおいしさでした。魚のおいしさもさることながら、やっぱりソースがすごい。スーシェフのときは手下が20人いたそうですが、今は5人とか。このソースは伝統なんでしょうかオリジンなんでしょうか。見当もつきません。
肉は鴨胸肉。クレソンのソース。この鴨肉の調理、もうすごいとか言えなくて。他店で似た料理をいただきましたが、勢いのあるシェフが作る料理にはそれだけで迫力や力を感じました。そういうもんなんだ、と思いました。より高いところを目指すエネルギーが生み出す料理にすっかり魅了されました。
デザート。クリームチーズのムース。言葉にならない、と言いたくなるほどのおいしさです。そして、小菓子に四角い形のマカロンを見つけ、ここにもパワーの片鱗を見るのでした。
今回訪問した20軒近くのパリのお店で、断然の存在感を感じました。日本人二人目の☆☆獲得にまで突き抜けるエネルギーがあったと思いました。