Restaurant name |
Kaidouya
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Categories | Ramen |
0466-27-8819 |
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Reservation availability |
Reservations unavailable |
Address |
神奈川県藤沢市藤沢5-3-5 |
Transportation |
About 10 minutes walk from Fujisawa Honmachi Station on the Odakyu Enoshima Line. 668 meters from Fujisawa Hommachi. |
Opening hours |
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Average price |
- JPY 999 - JPY 999 |
Average price(Based on reviews) |
- JPY 999JPY 1,000 - JPY 1,999
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Payment methods |
Credit cards not accepted Electronic money not accepted QR code payments not accepted |
Private rooms |
Unavailable |
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Private use |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
Non smoking |
Parking |
Available It's at the back of the store |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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街の小さな診療所で健診を終え、いざランチに繰り出すと、予定してた「玉佳」がなんと臨時休業。
近隣の目ぼしい店も定休日か11時半開店で、11時に入れる店がない…。
こうなったらラーメン屋を解禁するしかないと、普段は行かないエリアまで対象を広げ、国道沿いの「街道や」まで足を延ばす。
この道を通るたびに目に入ってたけど、訪問するのは20年ぶりくらいかもしれない。
11時過ぎに到着すると、先客は3組5人。
大きな厨房に沿って設けられたカウンター席の端っこのほうに陣取る。
冷たい麺があれば、それを食べようと思ってたものの、メニューは基本、ラーメンのみ。
ということで選んだのは、「チャーシューメン(中)」(1,150円)。
トッピングはなしでいいだろう。
厨房は3人体制で、そのうち2人はホールも兼ねてる様子。
ご主人と思われる店員さんが、おもむろに寸胴に麺を投じる。
気づけば、店員さん全員の動きがおもむろだ。
飾りっ気のない店内にはテレビの音声が流れ、昔ながらのラーメン屋さんという雰囲気が漂う。
真夜夜中に来ることが多かったから、真っ昼間だとまた違った印象。
カウンター下のティッシュ箱に手を伸ばすと、1つが空になってるのに気づく。
新しいティッシュ箱を設置してくれた店員さんが、ついでにサーキュレーターも回してくれた。
「強すぎます?」と聞かれたから、とっさに「大丈夫です」と答えたけど、首が回らないタイプで強風だと、ちょっと強すぎるかもしれない。
待つこと3、4分ほどで手早く完成。
力のない声でカウンター越しに手渡される。
丼が大きいうえに熱いから、一瞬でも気を緩めると落としそうだ。
見た目はごく一般的なチャーシュー麺。
えんどう豆を除けば。
熱々のスープをすすると、豚骨醤油の深みのある味わいで、おいしい。
シンプルながら適度な濃さがあり、居酒屋とかで飲んだ後に欲してしまうタイプ。
麺は玉子麺っぽい、黄味がかったちぢれ麺。
平凡ながらツルツルして歯ざわりがいい。
トッピングはチャーシュー1枚のほかに、メンマ数枚、ネギ、海苔2枚、えんどう豆2個というのが基本構成らしく、チャーシューメンの場合はチャーシューが4枚に増えるようだ。
チャーシューは適度に脂が入り、ほどよい厚みとしっとりとした食感でなかなかおいしい。
ネギの小口切りが少し雑なのはご愛嬌。
丼の縁の柄がかすれてるのも、昔ながらの店ならでは。
中盛りだけあって、麺もスープもだいぶ量がある。
ランチタイムは無料になるという半ライスの出番はなさそうだ。
たっぷりのスープを飲み干すべく、途中で味変要素を投入。
卓上の辛味調味料と胡椒を足すと別のスープのようになり、気持ちを新たにできる。
食べ進めるうちに客が減り、食べ終わるころにはほかに親子連れ1組だけになった。
子どもにはくじ引きでおもちゃをもらえるサービスがあるようだ。
以前は深夜でも開いてる希少なラーメン屋というイメージだったけど、いつの間にか深夜営業はなくなり、早い時間帯にサービスをシフトした模様。
今日の店員さんも全員シニア世代だし、そんなに遅くまでできないのかもしれない。
現金で会計を済ませ、3人に見送られて退店。
ラーメンとしてのインパクトは弱いけど、これだけ長く続いてるのは常連客に支えられてるからだろう。
地域の住民に支えられながら、車でたまたま来店する一見客も入りやすい敷居の低さが、この店の良さだと思う。
ちなみに、最後まで熱々だったスープを飲み干したせいで、気づかないうちに舌をやけどしてた。
[2024.7.23訪問]