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店名 |
ぼてや
|
---|---|
ジャンル | お好み焼き、鉄板焼き |
予約・ お問い合わせ |
0898-47-2420 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
せとうちバス 唐子浜停留所 徒歩2分 伊予桜井駅から2,090m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
席数 |
50席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可) |
駐車場 |
有 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
2009年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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今治市のお好み焼き店「ぼてや」を訪ねた。関西風を謳っている。
大阪市発祥の有名なお好み焼チェーン店「ぼてぢゅう」が展開するモダン焼専門店の名が「ぼてや」だったと思うが、こちらはそれとは関係なさそうに見える。
客席は、鉄板が無いカウンターテーブルと、鉄板付きのボックス席と、鉄板付きのお座敷。
ボックス席に着いた。隣席とは高い衝立で仕切られていて独立性が高い。居心地良好。
お品書きを拝見すると、お好み焼き類は、「関西風おこのみ焼」を主として、「大阪十三ねぎ焼」「広島風おこのみ焼」「グラタン焼」「らいすモダン焼」といった大分類があり、それぞれにバリエーションやオプションがある。
「関西風おこのみ焼 今治やきとり玉(やきとり、ねぎ、玉子のせ)」(990円)という御当地名物を盛り込んだものを注文してみた。よく練られた意欲作か、小手先でひねり出したイロモンか、賭けだ。
このメニューは、客が客席で焼くのではなく、お店の方が厨房で焼くことになっている模様。さっそく、厨房の鉄板でやきとりを焼く気配が伝わってきた。いいやん。鉄板で焼くやきとりは今治名物としてよく知られている。考えてみたら、お好み焼き店は、もともと厚い鉄板を備えているのだから今治鉄板やきとりをメニューに取り入れるのにたいへん適している。
待っている間につまんだ無料の突き出しのモヤシのナムルのようなものが、気の利いたおいしさ。客席に備えられた調味料類を観察すると、一味唐辛子、胡椒、青海苔、かつおぶし、マヨネーズ、ソースといったものがあるようだった。
13~14分くらいで客席の鉄板に「関西風おこのみ焼 今治やきとり玉(やきとり、ねぎ、玉子のせ)」が提供された。
その姿は、堂々たる高さがある。
構造は詳しくはわからないが、概ね、次のようなものだろうか。本体は混ぜ生地であり、これには、少なめの粉、キャベツ、ねぎが混ぜ合わされ、やきとりが埋め込まれているような感じ。その本体上面にソースが塗られ、かつおぶし、たっぷりのねぎが載せられ、その上に半熟の目玉焼きが載り、ソースがかけられ、粉鰹が振られている。
上部に目玉焼きを載せたお好み焼きは珍しいものではないけれども、今治を意識したせいか、もう一つの今治名物となっている「焼豚玉子飯」のビジュアルとも重なり合うように思えてもくる。
傍らには、刻み紅生姜が添えられている。
コテで一口大に切り取っては口に運ぶ。
空気の含ませ方が巧みなようで、口中でホロホロと軽やかに崩れていく。鈍重なベッタリ感やネチネチ感は無い。
粗目に切られたキャベツの厚みのある部分のザックリとした歯触りが快い。
たっぷりのねぎは、少し大きめの高等(鴨頭)ねぎか、九条ねぎのようなもので、生のものと加熱されたものとの両方が存在している。生のねぎらしい香気や辛みやサクサク感、加熱されたねぎの甘みやねっとり感などのすべてを堪能した。
口中で容易に崩壊する性状ながら、粗目に切られた材料のガサツな感じやモソモソ感はなく、生地と半熟玉子とねぎのとろみが滑らかな口触りをもたらしている。おろした山芋も入っているのだろうか。
ソースが薄めで素材やダシの旨みが堪能できる。やきとりの脂の旨みが周囲に行き渡っているようで、ますますおいしい。鉄板やきとり単独の場合は、勿体なくても脂を残しすぎないように落とすなどの一工夫が必要だとのことだが、お好み焼きに受け止めさせれば丁度良く活かせるという発想は秀逸ではないだろうか。
やきとりは、今治の定番の皮をはじめ、身も使われているようだった。小さめの切り方で、主張しすぎず、食べるリズムを乱さない。やきとりというものは、たっぷり使われたねぎとの相性が当然ながら良い。逆に、ねぎが多めに使われた理由はこれかもしれない。
この目覚ましい味わいに、イロモンなのか?という懸念は完全に消失し、コテを運ぶ手が止まらない。一人なので黙っていたが、もし同伴者がいたら、うおぅ、こらぁ滅茶苦茶ウマいね、と声に出して絶賛しただろう。
これほどのものを生み出される感性と腕の持主でいらっしゃる調理ご担当の男性ご主人が作られるものなら、他にお品書きに載っていた大阪十三風のねぎ焼きも、「関西風のおこのみ屋がまじめに作った広島風です」とのコメント付きの広島風お好み焼きも、どれもこれもいただいてみたい。