ダルメシアンなキャラメルサンド : 母恵夢本舗 本店

＜商品＞
■キャラメシアン（8個入）…税込1080円
・直径…約5cm
・重さ…約18g
・原材料名…チョコレート（国内製造）、キャラメルソース（砂糖、ぶどう糖、加糖練乳、マルトース、その他）、小麦粉、植物油脂、砂糖、バター、卵白、アーモンドパウダー、キャラメルパウダー、全卵、食塩/ソルビトール、乳化剤、香料、カラメル色素、膨張剤、（一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む）
・賞味期限…約70日間程度
2019年発売開始となったダルメシアン柄クッキーでキャラメルチョコレートをはさんだお菓子。
N.Y.C.SAND（ニューヨークシティサンド）の「N.Y.キャラメルサンド」に似ています。
直径5cm程の円形のアーモンドクッキー生地は、パッと見はダルメシアン柄ですがよく見ると、ダルメシアンの顔や「CARAMEL CHOCO」の文字が紛れています。
香ばしくてサクサクとした食感で美味しい。
はさんであるのはキャラメルソースをミルクチョコレートで包んだもの。
ほんのりねちっとした食感とほろ苦さが、食べた時の満足度を高めます。
個人的には「N.Y.キャラメルサンド」の方がバター感があって好みですが、並ばずとも買える点やネットでも買える点は良いと思います。

＜お店について＞
1946年2月創業の菓子店。
元々は今治市常盤町にて寿司屋・レストラン「権太」でしたが、1946年2月贈答用上菓子店「権太」として創業。
1978年3月「有限会社 母恵夢本舗」に社名変更。
「株式会社 母恵夢」は今治権太松山店（母恵夢本舗松山店）が独立して誕生した別会社。


＜商品＞
■ベビー母恵夢（6個入）…税込486円
・縦…約3.5cm
・横…約6.5cm
・高さ…約2cm
・重さ…約28g
・賞味期限…約25日間程度
・原材料名…白餡（国内製造）、砂糖、小麦粉、卵、砂糖結合水飴、バター、マーガリン／トレハロース、膨張剤、香料、カロテン色素、（一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む）
バターを使用したビスケット生地で黄身餡を包み焼き上げたお店の看板商品「母恵夢」のミニサイズ版。
「母恵夢」は、まだ屋号が「権太」であった1950年に「バター饅頭」という商品名で販売が始まった和洋菓子。
昭和20年代後半、創業者岡田運太郎氏の友人であった東京の洋画家が「バター饅頭」を食べた際に、「これはポエムだ」と言ったのをきっかけに、“ポエム”の音に“母恵夢”の漢字を当てはめて「母恵夢」と改名。
看板商品「母恵夢」は円形でもっと大きなサイズですが、この「ベビー母恵夢」は長方形でサイズも小さめ。
なお、公式HPには「ベビーポエム」と書いてあり、商品が入った6個パックの外装には「ベビー母恵夢」と書いてあり、個包装されたパッケージには「母恵夢」と書いてあり…正式名称不明。
ちなみに、株式会社 母恵夢の「ベビー母恵夢」とビジュアルはほぼ同じですが、原材料や熱量が微妙に異なります。
株式会社 母恵夢本舗…マーガリンよりバターを多く使用。乳化剤や酸化防止剤（V.E）不使用。94kcal
株式会社 母恵夢…バターよりマーガリンを多く使用。乳化剤や酸化防止剤（V.E）使用。89kcal
表面の無数の穴は、株式会社 母恵夢の「ベビー母恵夢」の説明によると、ムラなくきれいな焼き色をつけるためと、芯までしっかり火を通しほっくりとした豊かな味わいを生み出すためのものとのことですが、今回いただいた株式会社 母恵夢本舗の「ベビー母恵夢」の穴もそうなのかは不明。
できが良いものは穴がくっきりと綺麗に出ており、トライポフォビアには若干厳しいビジュアル。
時間の経過とともに穴がぼやけてくるので、苦手な方は賞味期限を考慮の上しばらく置いてからいただくのがベター。
外側のビスケット生地は水分量油分量ともに多いしっとりとした食感。
バター感もありミルキーで美味しい。
中の黄身餡は卵黄少なめで白餡多めのさらっとした軽めの餡。
その分、生地のバター感が引き立ちます。
ただ、比較されることの多い系統が似ている有名菓子、福岡銘菓明月堂の「博多とおりもん」や福島銘菓三万石の「ままどおる」と比べるとバター感控えめで軽めな印象。
個人的にバター感や卵感が強いお菓子が好みなので、こちらは少々物足りなさがあったものの、逆に軽めのお菓子が好みの方にはこちらの方が合うと思います。
また、1個当たり81円というお値段を考えるとCPは悪くないですし、ミニサイズではなくノーマルサイズの「母恵夢」であれば量が多い分印象も違ってくるのかも知れません。