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店舗基本情報
| 店名 |
赤ちょうちん
|
|---|---|
| ジャンル | 居酒屋、おでん |
| お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
二番町通りと八坂通りの交差点を東に、すぐ。 大街道駅から261m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
10席 （カウンターのみ） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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おでんが美味しい、昔ながらの居酒屋さん。
【立地】
二番町通りと八坂通りの交差点から東へすぐ。豚珍行の筋向い付近、二番町通りに面したビルの一階にある。行燈看板はあるが、二番町通りは人通りも多く、気づきにくいかも知れない。
【造り、ふんいき】
縄のれんや赤い提灯などはなく、赤いのれんをくぐるが、業歴は長いわりにチープな入口で、初めての人は少々大丈夫かいなと思うかもしれないが、大丈夫。
店内は10人ほど座れるカウンターのみ。カウンターの背後は人がやっと通れるくらいのスペースしかない。
しかも冷蔵庫が客の背後にあるというなかなか変わった店の造り。
店内にはものがずらっと置かれ、なかなか賑やかだ。
テレビもついている。
【料理】
中央におでん鍋が鎮座し、これがメイン料理。
なお、突き出し（お通し）はない。
鍋からあふれんばかりに種が盛られている。一見して、どれも種が大きい。
ビールのお供に、じゃがいもと大根から始めてみる。
鍋をおかみさんが取り箸で探ると底の方から、大根が現れた。芋も同様。
からし味噌をつけていただく。松山に多いパターンだ。
味噌には麦の粒らしきものが残っている。それに辛子が練り込まれている。
おかみさんが「この味噌、辛いですよ。」とわざわざ教えてくれた。最初はそれほどは感じなかったが、あとで辛子が効いてツンと鼻に来る。松山ではからし味噌とはいえ、辛子色の味噌という意味ではないかと思えるほど甘い味噌で、とろっとしたものを出される店が多いようだが、ここのは辛子がたくさん練り込まれているようだ。
大根、芋ともに大きく、ほくほくしておいしい。じゃが芋は小芋を二つ串刺しで出す店のもあるが、今の時期に採れる芋は大きいのだとか。
次に頼んだ豆腐はネギとかつお節を掛けてよいかと聞かれた。これは「じゅん」流か。
こちらも大きい。
次にきんちゃく。中は餅だった。餅がとろんとして、頬張ると、口の中が一杯になる。
かくして炭水化物も含めて次々とお腹が満たされていく。
カウンターの横の方には大皿料理が並ぶ。
中華くらげ、蕪漬けなどがあった。どれも家庭料理的なものだ。
あっさりしたものがほしくなり、季節物で蕪をもらう。
酢の味がなかなかよく、よく漬かっていた。隣のお客さんのを見て、おもいついたが、最初に頼めばよかったと、後悔。
【サービス・応対】
おかみさんはもう60代だそうだが、口達者。客を飽きさせない。と言うか、巻き込むタイプ。快活で、あけっぴろげな人。20年以上、この店を営んでおり、この場所になってからでも10年以上経っているのだとか。おでんは、注ぎ足しつぎたししてきたそうだ。おでんを始め、これだけの量仕込むのは並大抵ではないと、明るく語ってくれる。
この日は姪っ子さんがお手伝いに来ていた。姪っ子さんはおかみさんほど能弁ではないが、こちらも笑顔が似合う、明るい方でした。おかみさんが厨房に陣取り、お客の相手をするので、おかみさんを立てつつ、こちらは厨房と冷蔵庫との間を行ったり来たり、よく動き回っています。
長年続いてきたのは常連に支えられてきた証拠。二番町の繁栄を長らく見てきた店であり、長く続いてほしい店です。