無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
ネット予約
閉じる
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
本日夜空席あり
050-5571-3318
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
美食忍者さんの他のお店の口コミ
店名 |
郷土料理 五志喜 本店(ごしき)
|
---|---|
ジャンル | 郷土料理、日本料理、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5571-3318 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
伊予鉄道城南線 大街道駅徒歩5分 大街道駅から365m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Master、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
サービス料・ チャージ |
特にございません |
席数 |
127席 (テーブル24席、座敷140席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 45人 |
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) 完全個室は4名様~50名様程度まで幅広くリクエストにお応えできます。 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 隣にコインパーキング有り |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、ソファー席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
電話番号 |
089-933-3838 |
備考 | |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
カンデオホテルズ松山大街道をチェックアウト。駐車場の車にひとまず荷物を積み込み、歩いて向かったのは「坂の上の雲ミュージアム」
「まことに小さな国が開花期を迎えようとしている。・・・」で始まる司馬遼太郎の長編小説。テレビで放映された時の渡辺謙の声が今でも耳に残る。
5分ほど歩くと、城山の麓に近代的な建物が見えてくる。さすがは「坂の上の雲ミュージアム」だ。長いスロープ、坂道を登ったところに入り口がある。館内もやはりスロープや空中階段があり、それに沿って移動すれば展示品を見ることができる。
もしやと思ったら、やはり安藤忠雄の建築である。コンクリートの打ちっぱなしで、2つの三角形を合わせたような近代的な建物は、城山の稜線にうまく調和している。
坂の上の雲の作者、司馬遼太郎のコーナー。そして、3人の主人公、秋山真之、兄の秋山好古、俳人正岡子規に関する展示。そしてもう1人、松山と言えば坊ちゃん、坊ちゃんと言えば夏目漱石が頭に浮かぶが、その漱石の特別展示をゆっくりと観覧する。
「まことに小心者の2人が、昼時を迎えようとしている。・・・このレビューは、その小心者たちが松山におけるもっとも古いお店の1つを見つけ出し、どのように振る舞ったかという物語である。・・・彼らは昭和という時代人の体質で、陰をのみ見つけながら歩く。探している店の屋根の上の青い空に、もし一朶の白い雲が輝いているとしたら、それをのみ見つめてお店に入っていくであろう。」
と言うことでお邪魔したのは、創業380年余りのお店、郷土料理 五志喜 本店。鯛そうめんや鯛めしの有名なお店である。
「頼もう!拙者予約を失念しておったが、今から食事をすることは可能か。」
「はい。可能も可能、嘉納治五郎でございます。」
「どうぞ、こちらへ」
「無理を言ってすまぬ。」
女将らしき女性が、店を入ったすぐ左手にあるテーブル席に招き入れてくれる。
女将の言によれば。人数や予約次第では2階や3階の完全個室や座敷を使えるとのこと。最大では60人の宴会もできるようだ。
380年もの間、この店の上階で城を仰ぎ見ながら、美味い料理や酒を酌み交わした人々の息吹が聞こえてくる。
旅の〆ランチは軽くあっさりと済まそうと、私は五色そうめんランチを、相方は伊予鯛めしを注文する。
周りを見渡して面白いのは、本物の五色そうめんが天井から下がって暖簾のようになっていること。その下には、素麺やミカン関連のお土産物が並べられている。
しばらくして、五色そうめんランチ(冷)と伊予鯛めしが到着。
五色そうめんランチには、五色そうめんと、伊予のみかん寿司、じゃこ天、炊き合わせの小鉢、釜揚げちりめんサラダが付いている。
五色そうめんは、具沢山だがあっさりとした味わい、残暑にはもってこいの冷え具合、締まり具合である。画像では分かりにくいが、所々に赤や黄、青や茶に染まったそうめんが見えて綺麗である。
みかん寿司も酸味と甘みが優しく合わさって、なかなかの美味。じゃこ天や炊き合わせ、釜揚げちりめんを間に挟むと、坂の上の雲の如く食欲が湧き上がる。
相方の伊予鯛めしも流石の美味さである。その日に揚がったと言う鯛は身が締まり、コリコリした歯応え。大葉やネギ、ワサビ、海苔などの薬味と、トロロ、タレを自分なりにアレンジした鯛めしは最高である。
後から次々にやってくる客に対応する女将の威厳と、レジを任されている若い女性の素敵な笑顔を見ると、老舗を守り、そして支える女性の力を感じられずにはいられない。
忍者にとって、ここ郷土料理 五志喜本店の坂の上、いや階段の上は未だ見ぬ世界である。
次に忍者がこの店を訪れ、登っていく階段の上の青い皿に、一尾の白い鯛が輝いているとすれば、それをのみ見つめて階段を上っていくだろう(^-^)/にんにん