無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
04-7095-3030
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
もっちっちさんの他のお店の口コミ
ドリンクスタンドSEASAW(大阪港、桜島 / カフェ、パン、ソフトクリーム)
喫茶 NON(大阪港、桜島 / 喫茶店)
Cafe TONARI no TONARI(恵美須町、新今宮駅前、新今宮 / カフェ)
カフェ モロゾフ(天王寺駅前、大阪阿部野橋、天王寺 / カフェ、ケーキ)
フォルマ(天王寺、大阪阿部野橋、天王寺駅前 / カフェ、喫茶店、サンドイッチ)
ショップ ハルカス300(天王寺駅前、天王寺、大阪阿部野橋 / 和菓子、チョコレート)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
緑水亭
|
---|---|
ジャンル | 料理旅館、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
04-7095-3030 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
安房小湊駅からタクシーで2キロメートル 安房小湊駅から1,687m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
千葉である。
袖ヶ浦の親戚宅に寄り、房総スカイラインをかっ飛び、途中でお茶して、県道24号を南下。
鴨川有料道路を経由して鴨川市内。
ま、途中、県道を経由すれば鴨川市街地を通らずに小湊方向に行けるんだけどさ。
なんとなく鴨川市街地を通ってみたかったわけだ。←ワケは特になし。なんとなくだから。
地図で見ると、距離ありそうに見えるけど、実際に走ってみると早いのね。
今回の宿は、もっちっちの経済力ではとても無理。
1万2千円が上限であります。って、年中リーマンショックな我が経済だ。←なにそれ。
なので、両親の旅行にコバンザメするわけです。
両親は、緑水亭には何回か泊まったことがありまして、出発前にとくとくと館内の様子を説明されました。行きゃ分かるつうに。
もちろん、もっちっちは初めてさ。
鴨川シーワールドの前を通る。何年か前に鴨川シーワールドに行ったなあ。すんごい暑かった記憶がある。
国道128号を東に向かって走ると、やがて「県民の森入口」っていう交差点に到着。Yの字なんだけどね。
それを国道を離れて左へ。で、次の信号を右。
ここで間違えるとちょっとよく分からなります。信号のとこに「県民の森→」って看板があるから、矢印通りに行けばいいんだけど。
過去に両親が友人夫婦と来た時は、運転してた友人夫婦のご主人が間違えて直進しちゃって、よく分からなくなったらしい。
そこさえ間違えなければ、あとは道なりだから楽チンよ。ちなみに直進すると安房小湊の駅だよ。
「初めての場所でこんだけスイスイ行けるのは大したもんだ」
と珍しく父上に褒められる。よしよし。
グーグルマップとかで何度もしっかり確認して行くからね。「初めての場所を地元顔で走るヤツ」と言われるのはそのせいだ。
カーブの多い緩い上りをブンブン走る。特に大きい右カーブを過ぎるとお目当ての宿に到着です。
駐車場にはなんだか高級車が多い。レクサスとか~クラウンとか~ベンツとか~。宿泊料と宿泊客の車の価格は比例するのね~。もっちっちは例外で。
駐車場に着いたら、従業員さんがドドドドドド~と複数走ってくる。
「お疲れ様でございます~!!」
「ようこそいらっしゃいました~!!」
てな歓迎の言葉を発しつつダ~ッシュ!!
恭しく館内へ案内されます。
こちらの旅館はロビーってものがないんですよ。フロント周辺に座るものがない。
まずは部屋に案内してもらってチェックイン手続きも全部部屋でやるという。
旅館やホテルではよく朝食後のコーヒーサービス・・・なんてあるけど、ロビーがないので、そういうのもなし。だから、部屋には至れり尽くせり的にいろいろモノが揃ってます。
そうそう。
携帯はね。電波が入るときもあるけど、ほとんど圏外ですよ。部屋にあるインフォメーションにもそう書いてあった。
恐ろしく電波が悪い。なので、基本、携帯は使えないと思ったほうがよかろう。
・・・って、ネットオタクなもっちっちにとって、それは死ねと言っている。
だが! 安心するがよい。部屋にちゃ~んとタブレットが置いてある。それでネットもばっちりさ。
「持ち出し不可」と書いてある。持って帰ったら、これはさすがに連絡くるだろうな。
館内はどこもかしこも畳敷き。なので、スリッパは存在しません。そのまま歩く。
部屋は広い。うん、広い。そして、ドルチェグストとかネスカフェバリスタみたいなカプセルタイプのコーヒーメーカーがあるの。
いや、コーヒーメーカーって言うのかな。お茶もある。
エスプレッソ、ベーシックロースト、カフェインレスコーヒー、リプトン紅茶、ウーロン茶、抹茶など各種取り揃えております。
でも、その前にお茶菓子と抹茶のサービスがありますよ。仲居さんが抹茶を点てて持ってきてくれます。なかなか美味い抹茶です。
洗面所には化粧水、乳液などなど豊富。
ちなみにね、大浴場に行くとさらにびっくり。
資生堂やカネボウ、ポーラなど複数のメーカーの基礎化粧品がズラリ。そして、ムースやヘアスプレー、ワックスなどもスーパーハード、ハード、ウェットなど各種。今までいろんなとこに泊まったけど、ここまで各種揃ってるのは初めてだ。
で、当然のように温泉なんだけど、洗い場も畳敷きなんだよ。
もちろん濡れてもいい素材で作られた畳なんだろうけどさ。
石組みのお風呂は7~8人くらい入れそうだ。露天もあって、こちらも同じくらいの大きさ。
部屋数もそうは多くないし、平日でそんなに宿泊客がいなかったのか、お風呂は2人占め。
タオルも脱衣所に用意してあるから、てぶらでお風呂場へどうぞ。
湯上りどころには新聞各紙が揃ってるし、ビールサーバーもあって、湯上りどころが開いている時間ならビール飲み放題。
とはいえ、もっちっちも両親もビールは飲まないので残念でありますが。
さて。
温泉を堪能したあとは夕食ですね。
すでに部屋のコーヒーを2杯飲んでいる。貧乏性もっちっちは、滞在中に全種類飲もうと欲かいてるわけです。
食事は個室の食事処。やっぱり、それは一番。部屋食よりも個室の食事処がいいよ。部屋に戻ったら、お布団が用意されてるっていう。
やっぱり食事の支度をしているのを部屋の隅っこで待機っていうのはどうもね。
「御献立」
本日の献立が書かれた紙が置かれています。
ちゃっかりオレンジジュースも注文してしまおう。
「食前酒」←アンズ酒だったと思う。
「前菜」←牡蠣時雨煮と白髪葱。鮟肝河豚白子蒸し 菜の花とラディッシュ、ポン酢ジュレ。栄螺煮浸し 合鴨味噌煮 浅葱。
フグの白子は好き嫌いはあると思うけど、トロンとして濃厚だった。そして栄螺ってサザエって読むのね。ポン酢ははっきり言って好きではないけど、このポン酢ジュレはさほど酸味は強くなくて美味しかったよ。見た目キレイで手が込んでる。
「御椀」←蟹真薯に青梗菜 菊花 遊子
澄まし汁に真ん丸なカニの真薯。その上に青梗菜と菊が乗ってる。真薯って薄味だ。すごい歯応えの真薯を食べたことがあるけど、これは噛むとホロッと崩れるいい感じの柔らかさ。気持ちのいい弾力がいいですな。
「造里」←旬のお造里盛り合わせ。イカ、マグロ・・・ハマチかな。4種類のお刺身。細かい氷の上に盛り付けられていて、直接触れているわけではないのでちょうどいい加減に冷えてる。お皿がいい。
「主肴」←これは予約の段階で選んどくの。アワビと牛肉のどちらか。プランにより変わるようだけど。
3人だから両方にしよう。もっちっちはアワビだ。アワビは、酒蒸し、踊り焼きなどなど。そして牛肉は地元の牛。ステーキでお召し上がりください。
アワビは踊り焼きにしたんだけど、目の前で焼いて、仲居さんが切り分けて盛り付けてくれる。
牛は自分で鉄板で野菜と一緒に焼いて食べる。
牛もアワビも柔らくて、肉汁ジュワッと美味しかった~。←ちゃっかりステーキも分けてもらった。
続きまして
「蒸物」←鰆ちり蒸し。 鱈白子、舞茸、水菜、豆腐、ポン酢。
前菜にも、ジュレとはいえポン酢が使われてたから、ポン酢好きにはいいかもしれないけど、例えばゴマダレとか、ポン酢以外のタレが良かったな~などと、ポン酢がちょっと苦手なもっちっちはそう思う。でもま、あっさりしていて美味しかったよ。
「箸休め」←柚子シャーベット。
なんとここでシャーベットの登場。箸休めだって。これで一旦、味覚をリセットってことなんだろうね。こういうときに柑橘系のものはサッパリしていて嬉しいね。柚子というセレクトもなかなか。
「煮物」←海老芋揚煮。 穴子、紅景人参、銀杏万十、絹莢、蟹餡。全部漢字だ。読むのも大変。
エビイモって美味しいよね。しかも揚げて煮る。小鉢にこじんまりと入っているから、長々書いてあるけど、2~3口で食べきれる大きさなのよ。
「揚物」←河豚唐揚。 甘長唐辛子、巣立、カレー塩。
スダチって漢字で書くとこうなのか・・? さすがにカレーは漢字では書けなかったね。フグのカラアゲをカレー味の塩で食べる。揚げたてなんでホクホク。ちょっと水分少な目で噛み応えのある品であります。下味もついてるから、そんなにたくさん塩をつけなくても大丈夫。揚げてあるのにアッサリしてる。
「食事」←ひじきおこわ。 松の実、胡麻、三つ葉。
ザルに盛られたおこわなんだけど、これが美味い! 久しぶりに松の実を食べたけど、この油分がいい。炊き立てホクホクではなくて、冷ましてあるけど、もち米の粘りとひじきの塩分がいい感じ。これ、家でも作れないかな~。
「止椀」←赤出汁。 海老真薯、浅葱。 エビの真薯を入れたアツアツ赤出汁のお味噌汁。いや~赤出汁のお味噌汁、好きなんだああ。
「香物」←おつけもんだわな。
「水菓子」←デザートだ。 さっき柚子のシャーベットを食べたけど、あれはデザートではなく箸休めだよ。南京チーズプリン。
カボチャのチーズプリン。これは~。プリンの上にブドウやリンゴが乗ってる。カボチャの風味ももちろんするし、チーズの風味ももちろんする。これは気に入ったよ。も~ちょっと大きければなおのこと嬉しい。
ひとつひとつは小さ目でも、こんだけ種類が並べば満腹になる。
パンパンに膨れたお腹を抱えて部屋へ戻る。・・・でも、コーヒーを入れて飲む。
こんだけ満腹になっても、翌朝にはちゃんと消化しているところがすごい。胃袋、丈夫すぎ。
朝食は、前日の夕食のときと同じ個室にて。
それなりに大量。誰だってそうだと思うけど、普段の朝食はもっと粗食。どうして旅行となると、朝っぱらからでもガッツリといけるんだろう。
イカそうめん、酢だこ、サラダ、その場で仕上げる豆腐などなど。そして、ヨーグルトがめっちゃ美味い。
ホカホカのご飯にイカの塩辛やカマボコが嬉しい。しらすが好きだ。
そして、朝も携帯の電波は著しく悪い。たまに入る。ほんとにたまに。
コーヒーマシ~ンにてコーヒーを入れて、何杯目かのコーヒーを飲む。明らかにいつもの3倍くらいは飲んでる。
ザクとシャアザクのレベルの差だな。←なにそれ。
こちらの旅館は、周りにはほんとに何もないから、温泉浸かってのんびりするしかない。
だから、いろいろ動きたい人には退屈かもしれないけど、立ち仕事で動きっぱなしのもっちっちには、ただのんびりというのはたまにはいいものだ。
のんびりしてチェックアウトである。
駐車場までお見送りしてくれる。
他のお客さんは相当早く出発したのね。もっちっちたちはいつものんびりだ。
前日は一言で言うなら「どんより」な天気だったけど、この日はピーカンなのよ。
自分の経済力では選択肢に入らない旅館だから、またいつかコバンザメさせてくれるといいな。