キャノンデールのB級食べ歩記: サイクリングランチは東日本大震災で失った店を再建した養鰻業が営む食堂で。九十九里山武市「橋本食堂」の名物二段重ね特上鰻重 : 橋本食堂

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3.5

¥3,000~¥3,9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.3
  • 雰囲気3.5
  • CP3.3
  • 酒・ドリンク-
2018/10訪問2回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.3
  • 雰囲気3.5
  • CP3.3
  • 酒・ドリンク-
¥3,000~¥3,9991人

キャノンデールのB級食べ歩記: サイクリングランチは東日本大震災で失った店を再建した養鰻業が営む食堂で。九十九里山武市「橋本食堂」の名物二段重ね特上鰻重

今日は涼しくて天気も良いという天気予報だったので、楽しみに早起きしたら曇り空。それでも晴れるかなと思って愛車CannondaleSynapseのペダルを漕ぎ始めたら、途中で雨まで振り出しました。
「参ったなぁ」
と思いながら雨に打たれてのライド。30分程で雨は上がりましたが、冴えない天気の上に風も強くてサイクリングにはアゲンストな天気で気持ちも凹みます。
それでも40キロ走って蓮沼海岸へ。

誰もいない海を眺め、風に飛ばされる砂粒を見て感傷に浸っているうちに、お腹が空きました。

今日の狙いは鰻。
東日本大震災の津波で店を失った橋本食堂が、近くの仮設店舗から旧店舗跡地に新築して戻って来たのが3年前。私は旧店舗、仮設店舗と食べに来ましたが、大阪から帰任後はご無沙汰で、新店舗は初めてです。
すっかり綺麗になって、かつての田舎食堂の風情は無くなりましたが、ようやく震災から力強く立ち直ったと実感する店構え。

開店10分後でしたが、ほぼ満席。地元客で賑わっています。辛うじて座敷に座れましたが、その後は行列です。

注文はもちろん特上鰻重。名物の二段重ねで3,200円という破格です。5年前に仮設店舗に食べに来たときは2,700円でしたが、昨今の鰻の値上がりからはやむを得ないのかもしれません。それでも安い。

地元の人の中には、一品を頼んで、ビールを飲む人もいます。実に田舎らしい風景です。

しばらくして出てきた特上鰻重の蓋を開けると、お重一杯に鰻が一尾二切れのっています。

お吸い物は嬉しい肝吸い。

小鉢とお新香付き。

早速頂きます。肉厚な鰻は脂ものって、さすが養鰻業から始まった食堂だと納得の味。田舎食堂にしては、タレはあまり濃くないのも私好みです。

鰻に箸を割り入れると、僅かなご飯の層の下に隠れた鰻が姿を現します。

そうなんです。上段と同じサイズのうなぎがサンドイッチで挟まっているのです。二段重ねでなんと二尾四切れ。

追いタレをあまりかけていないのも、これだけの鰻に対してご飯が少ないからなのでしょう。

普通鰻重と言えば、大切に鰻を使いながらご飯を食べるというライスコントロールの技が求められますが、ここでは鰻が多すぎて、逆の意味でライスコントロールが難しいと言えます。

相変わらずそんなくだらない事を考えながら、完璧な鰻とご飯のバランスを意識して完食。

当分鰻はいらないと思うほど、大満足。
帰りに鰻の佃煮をお土産に買って、サドルに跨がりました。再び40キロ走って帰ります。

橋本食堂

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2011/02訪問1回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.0
  • 雰囲気3.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
¥2,000~¥2,9991人

東日本大震災で被害を受けた九十九里「橋本食堂」に震災後初訪問。名物の特上二段重ね鰻重を

(2013.2)
赴任先の大阪から週末は千葉に帰省。
今日はサイクリングで久しぶりに九十九里にハンドルを向けました。
向かったのは山武市の橋本食堂。
実は千葉県はあの東日本大震災で甚大な被害を受けた県。
この川を津波が駆け上がり橋のたもとにあるこの田舎食堂は全壊してしまったのです。

まさかこの川に津波が、と思う穏やかな流れ。

災害からわずか2ヶ月で復旧し、営業を再開。

こちらは往時の写真。
私が2009年6月に訪問したときのもの。
2009年6月撮影

すっかりきれいになって昔の風情は無くなりましたが、元気に営業しているのですからそれで良し。

あくまでも大衆食堂なのですが、鰻を始めとする川魚料理が人気。
地元はもちろん遠方からもお客さんが押しかけて行列となります。
今日は開店の11時目がけて来ましたのですんなり着席。
隣の年配4人組の言葉が妙に訛っているなと思ったら、茨城県つくば市から車を飛ばして食べに来たとか。

飲み屋的にも使われている愛すべき田舎食堂。

鰻重は並1,600円、上2,000円、特上2,700円。
2009年に特上を食べたときは1,650円。
ここにも鰻値上がりの影響が。
こんな時のうなぎのぼりは嬉しくないなぁ。
それでも奮発して特上を。

お重の蓋を開けるとそこには鰻が一尾。
しかしこの下にもう一尾隠れているという寸法です。

肝吸い。

小鉢代わりの天ぷらと漬物、そして冷奴。
素朴感満載。

さて、鰻重に取り掛かりましょう。

こうやって掘り下げるように食べ進むと下から二層目の鰻が顔を出します。

みっしり詰まったお重に占める圧倒的な鰻の存在感。

普通と鰻重というと、いかに鰻をコントロールしながら食べるか、ということに神経を使いますが、当店の二段重ね鰻重は、気がつくとご飯が足りないという事態に陥ります。

最後はやはりご飯が足りなくなりましたが綺麗にいただきました。

入口のお持ち帰りコーナーで鰻骨せんべいをおみやげに購入。

お店から少し北に走って蓮沼の南浜海水浴場へ。
小さな子供が走りまわる微笑ましい光景。

しばらく海を眺めてのんびりした後、自宅までの40キロを再び走り始めました。

ブログからの投稿です。
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2013/02/blog-post_10.html

(2009.6)
自転車ツーリングのグルメ旅、今回は九十九里・蓮沼。みなさんのレビューによれば田舎の食堂ながらも侮れないCPの高さと鰻重特上の二段積みに惹かれて訪問を決意。私も今まで色々と鰻を食べてきましたが、「高くてうまい」か「安くてまずい」のどちらか。しかも基本的には上品な食べ物らしく、私のがっついた胃袋には物足りないのが実感です。今までトータルバランスで納得がいったのは味では浅草の初小川、盛では築地の丸静くらい。今日はかなり期待に胸を膨らませて自宅から2時間ほどで到着。

今までこの道は何度も自転車で走っていますが、うかつにも見落としていました。それほどごく普通の田舎の食堂です。11時の開店10分後に暖簾をくぐります。店構えからは想像もつかない奥行きの広さ。30人ほど入れそうな座敷は既に地元の消防団の打ち上げで宴会が始まっています。入ってすぐの土間のテーブル席4卓のうち2卓がまだ空いていたので着席。すぐにおばさんが注文を取りに来ます。
一部のレビューにあった「愛想のなさ、サービスの悪さ」は特に感じませんでした。私が鈍感なのかもしれませんが、田舎食堂のおばさんたちの働きぶりとしては至極真っ当な印象を受けました。座敷の宴会グループもどんどんおばさんにビールやつまみを注文しています。むしろ都会的な控えめな態度では食べ物にありつけないのでしょう。

私は肝やき(550円)と、もちろん鰻重特上(1,650円)を注文。待っている間にも新たな消防団の一団が「予約してるんですが」といって続々訪れます。彼らは別の入口から2階へ。「え、二階もあるんだ。しかもあんな大人数。俺の鰻重いつ出てくるかな」と心配に。
一方で電話も頻繁に鳴りますが、その理由がわかりました。次々とジモティがテイクアウトに来るのです。なるほど、蒲焼や白焼でお昼ご飯、テイクアウトなら待たなくていいしね。

そんな人間観察をしているうちに肝やき到着。おお、これで550円ね、いいじゃない。山椒を振りかけパクリ。はっきりいって味は濃いです。でも絶対ビールに合うと思います。しかし残念ながら自転車ですのでビールは我慢。いつもは家族で分けるので、これを独り占めできるのは喜び。ゆっくりと肝やきを食べているうちに鰻重が来ました。入店20分後。

お重、小鉢(冷奴)、肝吸いの三点です。お重の大きさは普通。鰻自体は小ぶりで肉厚も並。しかしこの下にも鰻が隠れていると思うと堪りません。まずは端っこから箸を縦に入れて、一口大に切り分け、もぐもぐと。味は「濃い、しょっぱい」というレビューほどには私は感じませんでした。もちろん名店の鰻のように洗練されてはおらず、複雑な深みなどない庶民的なタレの味付。でも私は結構好きです、こういうの。

で、食べ進むうちに現れました、下段の鰻。下段の鰻もちゃんと二切れ互い違いに入っています。鰻の方がごはんより多いかもしれません。とにかく食べても食べてもなかなか減りません。最後はさすがの私もお腹一杯。鰻が大好きな私には、この値段でこんなに鰻が食べれて幸せでした。

余談ですが、店員のおばさんは気になりませんでしたが、おじさん4人連れの一人が店員に外で待っているように言われても、「そこ空いてるから、そこで座って待つよ。椅子一個持ってきて」といって私のテーブルに強引に座ってきたのです。店員の制止も無視して。しかも注文まで始めるので私はガンを飛ばしたのですが、全然気にしてませんでした。っていうか「すいません、相席よろしいですか」位言えないのか、いい年して!そのうち別のテーブルが空いて「あ、あっち空いた、あっち行こ」だって。私の出身の大阪のおばちゃんの方がマシ。あんなジイさんにはなりたくないな。

私はまた来たいと思いましたが、私のように自転車で来る人はいないでしょうから、これだけのために車を飛ばして九十九里に来ると、人によってはがっかりするかもしれません。観光ついでに話の種で立ち寄るのがよいのでは。相当混むので、開店と同時(どうせなかなか出てこない)がいいでしょう。

  • 橋本食堂 - (2013.2)この川に津波が押し寄せて店は流された。

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  • 橋本食堂 - (2013.2)肝吸い

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  • 橋本食堂 - (2013.2)鰻重の小鉢

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    (2013.2)特上鰻重

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  • 橋本食堂 - (2013.2)お持ち帰り商品

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  • 橋本食堂 - 外観

    外観

  • 橋本食堂 - 土間から厨房を見る

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  • 橋本食堂 - メニュー 一品

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  • 橋本食堂 - メニュー 鰻

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  • 橋本食堂 - テーブルの上

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  • 橋本食堂 - 肝やき(550円)

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  • 橋本食堂 - 鰻重特上(1,650円)

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  • 橋本食堂 - 肝すい

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  • 橋本食堂 - 二段目が現れ・・・

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  • 橋本食堂 - 食べ進むうちに二段目の全貌が・・・

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
橋本食堂
ジャンル うなぎ、丼、どじょう
お問い合わせ

0475-84-0051

予約可否

予約不可

住所

千葉県山武市木戸2845-1

交通手段

九十九里ビーチライン沿い

営業時間
    • 11:00 - 15:00

      (L.O. 14:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

    • 11:00 - 15:00

      (L.O. 14:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

    • 定休日
    • 定休日
    • 11:00 - 15:00

      (L.O. 14:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

    • 11:00 - 15:00

      (L.O. 14:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

    • 11:00 - 15:00

      (L.O. 14:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

予算

¥2,000~¥2,999

¥2,000~¥2,999

予算(口コミ集計)
¥3,000~¥3,999 ¥3,000~¥3,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

電子マネー不可

QRコード決済不可

席・設備

席数

64席

個室

(8人可)

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

30台

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 知人・友人と

こんな時によく使われます。

サービス

テイクアウト

お子様連れ

子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)

ホームページ

http://hashimoto-unagi.jp/

お店のPR

千葉山武市九十九里浜の波の音をビジエムで養鰻業から自信を持って作る一品

養鰻業から飲食業へ、S42年開業50年目になり、
3代目・東日本大震災により全壊・5月に店舗32席から営業
H27年11月に畳の部屋32席開店し現在に至る
店内で白焼・佃煮・鰻南蛮漬け・骨せんべいの販売をしております。

初投稿者

すいかすきすいかすき(675)

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