キャノンデールのB級食べ歩記：久しぶりのバイクツーリングで銚子へ②　銚子に来たら「さのや 今川焼店」。焼き立てを頬張ってからの飯沼観音参りが定番 : さのや 今川焼店

2016.10
久しぶりのバイクツーリングで銚子へ②　銚子に来たら「さのや 今川焼店」。焼き立てを頬張ってからの飯沼観音参りが定番
銚子に来ると、必ず立ち寄る店があります。
今川焼のさのや。
飯沼観音の裏手にあり、袋小路になっている道の突き当り。


店先で対面販売するだけでなく、店内でイートインもできるお店です。


デコラ張りのテーブルに腰掛け、セルフサービスでポットから熱いお茶を注ぎます。


今川焼きは、一つ１４０円。
ちょっと高いような気がしますが、かなり大きく、そして餡がみっしり入っているのでコスパは悪くありません。


見ていて飽きない、お母さんたちの手慣れた職人技。


白と黒の餡を３個ずつお土産で頼み、黒を一つお店で頂くことにしました。


巨大で厚みのある今川焼。


中にはみっしりと餡が詰まっています。


これだけの餡を詰めて、尚しっかり包み込んでいる皮の固さも魅力。


お土産を受け取り、バイクのトランクに入れてから店の前の階段を上がります。
そこが飯沼観音。


飯沼観音の圓福寺は、坂東三十三ヵ所観音霊場第二十七番札所です。
境内には、本尊・十一面観音を安置する観音堂（本堂）や五重塔があります。


弘仁年間（810年～824年）に東国を巡っていた弘法大師が開眼したと伝えられています。
毎月18日は縁日が行われ、銚子の繁華街や商店街は、飯沼観音を中心に形成され門前町として繁栄してきました。
さのやの前も、さぞ賑わっていたことでしょう。


境内で日向ぼっこをする猫がいました。
今日は、一気に気温が下がって、急に秋が訪れました。
猫たちも、冬の備えを急がなければならないでしょう。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/10/blog-post_38.html

（2011.5）写真、コメント追加
GWに銚子にツーリング。
銚子のお土産といえばこれ。
家族が喜ぶさのやの今川焼きです。

直径が小さい代わりに厚みがあり、みっしりと餡が詰まった今川焼きは地元の人にも観光客にも人気。
この日はバイクでしたので、10個も余裕。

もちろん、おやつで自分は焼き立ての黒餡を店内でパクリ。
サービスのほうじ茶とも合うんだなぁ(^^)

（2010年9月再訪）
銚子まで魚を食べにサイクリング。香海でランチを食べる前にあらかじめ電話して用意しておいてもらいました。
白と黒を４個ずつ。
前回は泊りがけでお土産なしだったので、今回は家族にもお土産です。
訪問すると綺麗に包んで発泡スチロールの箱に入れて保温してありました。

包装紙をみてびっくり。あれ、さのやって漢字だったんだ。
レトロな包装紙は捨てるのがもったいない気がしました。

前回黒を頂いたので、今日は白でイートイン。
しっかりとした甘味と豆の食感が感じられるのはこの店ならでは。
上品とは言えませんが、素朴なお菓子としての完成度はかなりのもの。
卓上のジャグから冷えたほうじ茶を飲みながら、７０キロ走って疲れた身体に糖分を補給しました。

近所の子どもがお母さんに連れられかき氷を食べに来るのも微笑ましい光景。
次々と訪れるお客さんに明るく愛想よい接客を見ているととても気持ち良くなります。

隣の観音様にもお参りし、再び走り出しました。

（2009年9月）普段は甘いものは食べないのですが、みなさんのレビューを見て「これは、銚子に行ったらマストだな」と決めていた店です。

平日午後浜めしで三色丼を食べた後、デザート代わりと決め込んでの訪問です。

表通りから一本入った観音様の階段下に、昭和レトロな佇まいのお店を見つけ思わずうれしくなりました。
ドアを開け店内に入り今川焼きを頼みます。平日だからか、店内に先客は一組のみ。
人の良さそうな漁師町のお母さんたちが働いています。

「すいません、一つなんですけどいいですか？」
「ええ、どうぞ。こちらで召し上がっていきますか？」
「はい」
「黒か白かどちらにします？」

黒か白・・・・・・。あっ、餡のことね！

「黒でお願いします！」

焼きたてアツアツの今川焼きが白いお皿に載って出てきました。
魔法瓶から注いでくれた熱いほうじ茶はサービス。

今川焼きの皮はカリッと焼き上がっていますが、餡と接する部分はしっとりしています。
香ばしい皮自体に甘みがありますが、たっぷりのつぶあんは更に天然の甘さ。
フーフーいいながら土間に並んだデコラ張りのテーブルと丸椅子で頂くアツアツの今川焼きは、レトロな気分にさせてくれます。

たくさん持ち帰りたい時はあらかじめ電話しておくと待たずによいそうです。さらに皮がふやけて風味を損なわないよう冷ましておいてくれるそうですよ。
きっと喜ばれるお土産になるでしょう。

お店の方に伺うと、６：４で黒餡の人気が高く、白を好むのは女性が多いそうです。
願わくば日曜営業だといいですが・・・。

気のいいお母さんたちとお話しし、焼いている所を撮影させてもらって店を後にしました。