チャーハンはしっとり系 : ロビン飯店

【総合】3.2　【料理・味】3.2　【サービス】3.1　【雰囲気】2.8　【ＣＰ】3.1　【酒・ドリンク】採点せず

肉（叉焼）、卵、ナルト、葱そしてグリンピース(嫌いな方もいるが)などの定番の具、
由緒正しき昔ながらチャーハンだ。
パラり系としっとり系があるのならばこちらはしっとり系だ。
シンプルだが塩味のみの味付けがいい。
スープ、お新香付は多々あれど此方の店、ミニサラダも付く良心さ。
最強の組み合わせはスペシャリテ・回鍋肉か。
今宵もまたカロリーオーバー。

【総合】3.1　【料理・味】3.3　【サービス】2.9　【雰囲気】2.8　【CP】3.1　【酒・ドリンク】採点せず

カウンターに座った者だけの特権。
年季の入った職人とも呼べる店主の調理所作の素晴らしいこと。
中華鍋に油を張る、大玉で味見をする仕草などなど。
そんな調理工程を見れば、この日いただいた豚肉細切りご飯も
不味い訳がない。
綺麗にマッチ棒状に切りそろえられた豚肉たっぷり、
軽～く甘みが付けられた餡かけは絶妙な味加減。
ご飯が進むことこの上なし。
肉そばはこの餡かけが乗ったモノだろうか？
ライスと供に食べたら嘸かし美味かろう。
勿論、サイドは餃子。
具の餡の味付けがこれ又、絶妙でそのまま食べて欲しい一品。

【総合】3.1　【料理・味】3.3　【サービス】2.9　【雰囲気】2.8　【ＣＰ】3.1　【酒・ドリンク】採点せず

以前書いたレビュウにコメントを
いただいたレビュアー様より
回鍋肉（ホイコウロ―）押しの情報アリ。
この日ふとそのことを思い出し実食に。
確かに美味しい、そして面白い。
『面白い』とは
あまり食べたことのないタイプの
回鍋肉という意味。
回鍋肉といえば豆鼓醤が
味のベースとなるが
こちらのはソレがあまり感じられず
甘辛い、どちらかと言えば味噌感より
醤油感の回鍋肉でほんのりピリ辛。
トロミが付けられていて
例えるなら茨城名物のスタミナ麺の
餡に近い味だ。
無論ご飯との相性はバッチリ。
回鍋肉というよりは『ロビン炒め』と
呼びたい唯一無二の
スペシャリテであり
この一品だけを食べに行く価値アリかも。
余談だが日替わりランチの木曜日が
この回鍋肉、通常よりお得に
食べることができる事も付け加えておく。
ご紹介頂いたレビュウアー様に感謝感謝。

【総合】3.0　【料理・味】3.２　【サービス】2.8　【雰囲気】2.5　【CP】3.0　【酒・ドリンク】採点せず

極めてオーソドックスなメニュウ構成ながら
基本に忠実、良質な料理が揃う。
何故か？やはり食べてしまう中華丼。
冬場は具に白菜を使ってくれるのが嬉しい。（冬以外はキャベツ）
甘みを蓄えた旬の野菜のなんと美味しいことか。
また餃子も秀逸。
餡の味付けが絶妙でタレが要らないくらい。
酢と胡椒たっぷりで五郎風（孤独のグルメの）に食べたい。

町中華は大衆的な中華店全体を指すことばである。古い店も新しい店も、うまい店も不味い店も、みんな町中華なのだ。整理するとこうなる。
＜気楽に入れて千円以内で満腹になれる庶民的な中華店。単品料理主体や、ラーメンに特化した専門店と異なり、麺類、飯類、定食など多彩な味を提供する町の中華屋。カレーやカツ丼、オムライスを備える店も。大規模チェーン店と違ってマニュアルは存在せず、店主の人柄や味の傾向もはっきりあらわれる＞

北尾トロ氏『季刊レポ』より出典

町中華がブームなそうな。
今回レビュウする店も上記定義からは少し外れるがそんな町中華の一軒。
大手チェーン店やラーメン専門店の台頭でその軒数が減少傾向にあるのが
中華ファンとしては些か寂しい限りである。
さて八街市市街から東関道佐倉ICへ向かう県道沿いにひっそりと佇んでいる此方、
以前は日向に在り、当時より評判はそこそこ良かった為いずれ訪問したく宿題店としていた。
この日、お連れさんから声が掛りやっとの訪問となった。
小生的中華店初訪問の原則に則りオーダーはやはり『中華丼』。
サイドは餃子としたが、こちらの餃子、三個か五個かを選べるのが良心的。
供されて分かったのだが結構大振りな物であるがゆえ腹具合に合わせてチョイスすべし！
また前後したがメニュウはほぼ写真付きなので料理の選択の参考に。
さて中華丼だが定番の具に(豚肉,海老,キャベツ,木耳,筍,人参等)
醤油味のなめらかなトロミを纏った餡であり塩分濃度もちょうどいい塩梅。
そこそこ量はあるものの一杯を飽きずに最後まで食べることが出来た。
実に丁寧に造られた感じでそれは連れのモヤシそば＆半チャーハンセットも同様で
正に基本通りのオーソドックスな町中華と見た。

普段使い出来る一軒が見つかり嬉しい限り。
つまめる一品もそこそこ有るので次回は夜の訪問となるのではなかろうか。