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高くて旨いは当たり前さんの他のお店の口コミ
店名 |
とんかつ瓢(ひさご)
|
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受賞・選出歴 |
とんかつ 百名店 2022 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2022 選出店
とんかつ 百名店 2021 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2021 選出店
とんかつ 百名店 2019 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2019 選出店
とんかつ 百名店 2018 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2018 選出店
とんかつ 百名店 2017 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | とんかつ、カレー |
お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR常磐線・東武アーバンパークライン柏駅南口から徒歩4分。 柏駅から369m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
24席 (カウンター4席、テーブル20席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 ※店内が狭い為、ベビーカーは外に置いて下さい |
オープン日 |
2015年12月 |
備考 |
★人数がお揃いになってから、お先に食券をお買い求めの上外でお並びください |
初投稿者 |
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蒲田の人気店「檍」の流儀で柏西口に出店以来、人気急上昇中の「とんかつ瓢(ひさご)」さん。
土曜日のお昼を食べに行こうと、 柏駅西口からの道を歩きます。
道すがら、カレー屋さんやラーメン屋さんには結構な行列が。
最近は、柏の街にも人気飲食店がずいぶん増えたものです。
瓢箪の描かれた藍染の暖簾をくぐると、まだ新しい、清潔な店内。
メニューを見ると、基本の「ロースかつ定食」は1,100円なのに対して、所謂リブロースにあたる「カタロースかつ定食」は1,750円、いちばん高い「特選リブロースかつ定食」は2,500円。
価格の高いメニューほど、ご自慢の「甘い脂身」の含有が多くなるのだと。
すなわち、肩(リブ)寄りの脂身が多い部位に行くにしたがい、付加価値をつけていこうというわけです。
価格のなかにフードコストがどれくらいかかっているのか、単純比較は難しいかもしれませんが、同じ林養豚場産の個体からとる豚ロースを切り分けるにしては、開きがあり過ぎる気がします。
一般的な枝肉の価格にしたら、あくまでもロースはロースだろうし、最近は、チェーン店などで整った形の肉を求める需要が高いから、むしろリブ寄りが余り気味だとも聞くのですが、林みたいな高付加価値肉の場合、難しいところなのかもしれませんね。
スタッフさんは、とても感じの良い方。
調理場で頑張るマスターのもと、お一人で接客に勤しんでおられます。
ただ、こうも寒くて震える時季に、温かいお茶の用意がないというのも、とんかつ専門店のもてなし方として、ちょっとどうかと思いますね。
氷がどっさり入った麦茶のピッチャーには、さすがにちょっとびっくりしました。
逆にこの辺りの考え方、蒲田のお店にしろ、浅草橋のお店にしろ、根底に何か一本筋が通っているような気もしますが。
頼んだのは、普通のロースカツ定食(1,100円)。
脂身が好きなのは山々だけど、倍以上の価格設定をされては、肩とかリブとか、わざわざ頼む気がしません。
林養豚場から出てきた肉たるものをどう料理して出すのか、まずはボリュームゾーンから頼んでみれば十分わかろうという判断です。
出てきたとんかつ。
先ず、一見して身幅が厚いですね。
指定グラム数よりも、ずっと立派に見えます。
切り口からちらり覗く赤身の色合いはピンクだし、切り口から溢れる肉汁が、目の前で凝固していきます。
塩でどうぞ、と言われて、まずは試してみます。
確かに、揚げ油と衣の良い香り、柔らかな肉のコク、脂の甘みと切れの良さ。
それらが、ストレートに判りますね。
揚げ具合は、ほぼ文句ない感じだけど、強いて言うなら微妙に上げるのが遅いか。
何枚か一緒に揚げていて、最初に上げたものと、後から上げたものの差くらい。
個人的嗜好として、あと15秒早いものを食べてみたい感じです。
卓上には岩塩が三種。
一番の個性派は、ミル挽きのパキスタンブラック岩塩。
他には、アメリカ産モートンロックソルトで、テキサス岩塩の中ではいちばん不純物の少ないものだそうです。
ボリビアのアンデス岩塩は、いわゆる紅塩で、この赤い色は鉄分と独特の発色性質によるものだそう。
とんかつにふりかけてみて違いが明確に分かったのは、もちろんパキスタンのブラック岩塩、明らかに硫黄のような匂いがします。
これは、お店の能書きでは卵黄の香りとしていて、確かに肉と合わせると面白い。
テキサス岩塩と紅塩の明確な違いは、いつもながら馬鹿舌にはなかなかわかりにくいですね。
揚げものに塩をかけて開眼なのはわかるけれど、ソースはどうか。
卓上のソースは、酸味や甘みがしつこくなくてバランスが良く仕上げてあります。
上品にソースや醤油をたらしていただく、これもありです。
キャベツは瑞々しくて旨い。
ご飯は炊き立てではなかったけれど、もちもちしていて、さすがは新潟県産コシヒカリ。
キャベツのお替わりは有料、ご飯は、大盛りにする分は無料で、追加するなら一杯100円なのだと。
そのあたり、全部フリーにしてしまうお店も多いけれど、これは考え方でしょうね。
豚汁は味噌と出汁のコクたっぷり、具もたっぷり、冬らしく根菜が旨い。
ぬか漬けも香りが良くて旨いから、イチョウ切りにして何切れかじゃちょっと寂しいか。
食べてみて、やっぱり満足度は高いです。
肝心のとんかつは、肉質的にも技術的にもハイレベルですし、量的にもちょうどお腹いっぱい。
脂身の付加価値作戦は、客側がどう解釈するかだけの話で、頼みたければ頼めば良い。
ただ、1,100円の普通のとんかつ定食だけは、高価格メニューにどんなに人気が出ようとも、しっかり続けていただきたいものです。