大人気！ケーキバイキングは健在です。 : フランス菓子 オペラ座

柏きっての人気パティスリー「オペラ座」さんのケーキバイキング。
だいたい半年に一度という、千載一遇のチャンス到来とあっては、行かない手はないだろうと、情報を察知した家人たちはソワソワ。
しかも、此処のバイキング、出てくるケーキは、普段売りに出るプロパー品と、全く同じ品質のものが出てくるのだと。

でもなあ・・
冷静に考えると、ケーキバイキングってどうなんだろう？
代金は数年前より200円値上がって、ひとり1,800円。
だいたいケーキって400円くらいのものだから、それって、４個半は食べられる計算でしょ？
無理して腹に詰め込んで、糖質過剰で、どうすんの・・
美味しいやつを２つも食べれば、それでもう大満足でしょ！

説得も聞き入れられず、お店に連行されました。
イチゴのショートケーキは、いつものオペラ座の味そのまま。
スイカのショートケーキは、ちょっと変わり種で、スイカそのままなのだけど、これがクリームと意外なほどよく合う。

抹茶のケーキ。
抹茶のほろ苦さがしっかり効いていて、旨い。
名前は忘れたけど、洋梨を使ったケーキはキャラメルボワールだったかな？
これもとびきり美味しかった。

ただ、強いて言うなら、クリーム質感がちょっと変わったのかな？
少しだけ甘いような。
これでも十分美味しいのですけどね。

さて、次回はいつ実施されることやら。
こんどこそ、うまく逃げよう。

(2011/10 再々稿)

柏の人気パティスリー、「オペラ座」さん。
住宅街の坂道にあるお店は、近隣から訪れるファンが絶えることがありません。
毎年、春と秋の二回、ここで開催されるケーキバイキングが大人気。
もちろん、店頭で販売されているものと同じケーキが供されます。
どんなものだろうと、とりあえず出掛けてみました。

午後の店内イートインは、やっぱりこれを目当てにしてきた人たちでほぼ満席。
混雑対応で、50分の基本時間が示されますが、これは待つ人がいなければ臨機応変にやってくれます。
臨時のカウンターが出ていて、ケーキのホールが5～6個、それに溶けやすいものは時折冷蔵庫から出し入れしながら。
それぞれ好みのサイズを聞いてくれて、品よく切り分けてくれます。
何より清潔で良いですね。
もちろん、満腹になって元を取ろうということではなくて、のんびり、少しずついろいろ楽しんでみたいものです。

旨かったものを列記しておくと、まずは定番の生クリームショート。
時期ではない苺は多少酸味が強く感じましたが、生クリームの上質感、スポンジのふんわり感とも、なかなかですね。

スイーツ親方も某雑誌で絶賛したという抹茶のロールケーキ、それを今回は普通のホールケーキで。
甘さ控えめで、生クリームの上質感、抹茶の香りの良さが際立ちます。
ふわっとしたスポンジのあいだに点々と入る小豆もよい感じで、とても上質、絶妙な組み合わせ。

それに、モンブラン。
これも、ベースの生クリームのよさが際立ちます。
普通のモンブランとは違って、くどすぎず、さっぱりと。

甘さ控えめのティラミス。
マスカルポーネの芳醇な香りが良いですね・・・・・

カシスのケーキ。
酸っぱさが尖らず、カシスの香りもさわやか。
全体にカシスの色彩が回っていて、スポンジもしっとり、品よく。

チョコとバナナのケーキ。
名前がこれで良いのかはわかりませんが、上にぷつぷつした食感のクランチがのった、バナナクリームのケーキ。
バナナの甘い香りと生クリームの融合がお見事ですね。
ほんのりしたチョコの加減も良いですね。

ベイクドチーズケーキ。
見た目はさっぱりしていますが、中はとにかく濃厚。
チーズの濃厚な味わいと香りは、言うまでもありません。

期間限定のマロンパイ。
これまた、秋らしい素材ですね。
さっくさくのパイの中に、アーモンドプードルと大きなマロン。
パイのサクサク感がとにかく際立ちます。
普段、バイキンクでないときにも、これだけをしっかり味わいたいですね。

バニラのシフォン、チョコのシフォン。
シフォンの粒自体がもう少しきめ細かくても良いかと思いますが、これもクリームの質の良さが際立ちます。

ケーキだけじゃなく、時折供されるのが、口直しの一品。
キッシュは、焼きたてのほかほか。
普段は店頭に出てきません。
コクのある生クリームと玉ねぎが、口に運ぶと蕩けてくる、優しい味。
これ、出てくると奪い合いで、瞬時になくなります。

オリジナルの漬物。
お店の人が作っていると思われる、キャベツ等々の「浅漬け」です。
生姜が少し効いていて、ほどよい塩加減。
ケーキの合間の口直しに絶品の、バイキングの名脇役です。

お店の人たちも行き届いていて、とても上品な接客をしてくれます。
値段は1,600円ですが、ドリンクも淹れ立てのコーヒー、質の高い紅茶やアイスティーもあって、至極満足ですね。

このイベント、残念ながら今年は終わりで、次の開催は2012年の春。
待ち遠しいものです。


(2009/11 再稿)

休日の午後、旨いコーヒーを飲んでいたら無性に旨いケーキが欲しくなりました。
早速、新柏にある「オペラ座」さんへ。
お店には相変わらず大勢のお客さんが。

今回はとても評判の良い「抹茶ロール」、それに秋限定の「マロンロール」を。
家に持ち帰った抹茶ロール、箱を開けるとまずまずの大きさ。
大きめに切っても5～6人分はありますね。
とてもしっとりした抹茶の生地に、これまた質の良い、濃くて密度の高い抹茶クリームがたっぷりと。
コーヒーとの相性も良いですが、文字通り緑茶の方が合うかもしれません。

マロンロールの方は、しっとりというよりも少し軽めの生地。
これまた旨いマロンクリームがたっぷり。
上には大きなグラッセが5個。

近隣のみならず足を運ぶ人が多いのも頷ける、実力派のパティスリーですね。


(2009/03 初稿)

旨いコーヒー豆をもらったので、ちょっと甘いものが欲しくなりました。

柏の住宅街でも一番人気の洋菓子屋、「オペラ座」さんへお伺いします。
常磐線の柏から分かれる東武野田線沿いの住宅街は、緑豊かに落ち着いた佇まい。
地域の生活道路に沿って、小奇麗なお店が点在しています。

休日の午後にお店へと伺うと、絶え間なく出入りする駐車場に警備員までつける賑わいぶり。
一歩店の中に入ると、典型的な人気ケーキ店の風景ですね。
清潔な店内装に、冷蔵ケースにはきれいな表情をした多くのケーキが整然と並びます。
季節の装飾を施した平台には、クッキー等々の乾き菓子がこれまたバラエティ豊かに。
カウンターケース奥のキッチンでは多くのパティシェたちが忙しそうに立ち働き、客だまりの奥には落ち着いた喫茶スペースが設けられています。
なんでも、年に２度ほどケーキバイキングも開催され、人気を博しているとか。

ここに来る大抵の人たちが買い求めるのが、ひとつ149円の「げんこつシュー」です。
こんがりと焼け、表面にザラメとアーモンドをまぶした比較的大きなシュー皮が、ショーケース上のバットにあらかじめ陳列されていて、注文が入った個数分だけ新鮮なカスタードクリームを充填してくれるのです。
ほかにはナポレオンパイも旨いです。
スポンジケーキとパイ生地、それに香りの良い生クリームが交互に重ねられ、原料の新鮮さ、質の高さを感じられます。

なだらかな丘陵に広がる住宅街に、甘い洋菓子の香りと暖かな春の風。
平和な休日の風景、良いものですね。