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食べログ とんかつ 百名店 2024 選出店
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店名 |
塩梅(あんばい)
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受賞・選出歴 |
とんかつ 百名店 2024 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2024 選出店
とんかつ 百名店 2022 選出店
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とんかつ 百名店 2021 選出店
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とんかつ 百名店 2018 選出店
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とんかつ 百名店 2017 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | とんかつ、コロッケ、ステーキ |
予約・ お問い合わせ |
0471-46-2244 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR常磐線・東武野田線「柏」駅(西口)から徒歩6分 柏駅から455m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
44席 (座敷席、テーブル席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 コインパーキングが周辺にあります。近くの駐車場(約50m先)の駐車券を見せるとポイントカードの発行があります。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2001年8月4日 |
備考 |
毎日11:00~14:30はランチタイムあり。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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柏駅西口の住宅展示場を訪問するついでに、すぐそばにある百名店のとんかつ屋「塩梅」へ家族5人で向かう。
今日の最高気温の34℃に近づく中、徒歩1分の単純な道順を間違えて、炎天下を無駄に歩く。
開店時刻の11時よりも少し遅れて店に到着。
風情のある階段を下りて店内に入ると、思ったよりも広いスペースが広がる。
開店直後ですでに5組ほどのお客さんが見える。
店員さんに予約しているかどうかを聞かれ、予約しなかったことを後悔する。
予約できる店だったとは…。
少し待ったところで、12時半までであればOKという店員さんの返事があり、ほっと胸を撫で下ろすと同時に、早く来てよかったと思った。
案内されたテーブル席には、あらかじめ漬け物3点セットとおしぼりが用意されてる。
この時点で好感度が急上昇。
大きな見開きタイプのメニューを見て、定番と思われる「ロースかつ定食」(税別1,700円)に決める。
120gでもよさそうだけど、子どもとシェアする前提で150gに増量して注文。
妻は「ヒレカツ定食」(税別1,800円)を選び、同じく150gに。
ご飯は、白米か、しそご飯かを選ぶ形式。
1杯目は白米でいいだろう。
デザートのアイスは、バニラ、抹茶、ゆずの3択。
迷いつつ、王道のバニラを選択。
ちなみに、子どもはご飯とデザートがサービスだという。
これはすばらしい。
お義母さんはランチメニューから「花盛り定食」(税別1,300円)を選択。
ロースかつ、海老かつ、鶏香味揚げ、手ごねかつの4種を盛り合わせた限定20食のセットだ。
注文を終えるとすぐに、ぶ厚い木製の板が運ばれてくる。
何かと思ったら、ランチタイムのサービスとして供される、もやし炒め用の鉄板を置くためのようだ。
待ちながら、漬け物3点セットに手をつける。
向かって右手から順に、酸味をきかせた切り干し大根、ほどよい辛さのキムチ、カクテキ風の酢漬け。
どれも辛味や酸味があっておいしい。
甲乙つけ難いけど、特に大根、きゅうり、水菜が入ったカクテキ風の酢漬けが好き。
これだけでご飯何杯かいけそう。
そうこうしてるうちに、もやし炒めが登場。
気前のいい分量が盛られてる。
塩胡椒というより塩醤油のような味わいで、子ども受けもいい、おいしいもやし炒め。
このサービスはうれしい。
それから山盛りの千切りキャベツが登場。
ドレッシングは4種の中から選んだ「おろし野菜」と「ごま味噌」がそれぞれ深い容器に入って出てくる。
極細のキャベツに手作りドレッシングを順番にかけて食べる。
「おろし野菜」はさっぱりと、「ごま味噌」はサラッとした味わい。
ダメ元で、注文しなかった「梅じそマヨネーズ」も追加で持ってきてくれるか聞いたところ、持ってきてもらえた。
まもなくやってきたのは、インパクトのあるピンク色のドレッシング。
説明にあるとおり、たしかにまろやかな酸味がある。
どれもおいしいけど、個人的にはサラッとしたごま味噌味を推したい。
注文から20分足らずでソースと赤だしが運ばれてきて、それからご飯、メインのロースカツと続く。
ロースカツをまずは一口。
!
「柔らか!」と思わず口に出る。
肉質が驚くほど柔らかく、油でしっとりした衣が甘く、今までに食べたことない味わい。
とんかつにソースも塩も付けなくていいと思ったのは、これが初めてだ。
目の前の小皿には自家製ソースの辛子添えと、ポン酢と辛子を合わせたソースの2種があるけど、なくてもいいくらい。
いちおうソースを付けて食べてみたけど、ほんとになくてもいい。
お義母さんの定食からちょこっと拝借した塩が一番合う気がする。
この塩が卓上にほしい。
ご飯はごく普通に炊かれてるんだけど、とんかつとの相乗効果なのか、やたらとおいしく感じる。
赤だしは、具がほとんどしじみだけという店も多い中、ここは出汁をとるためにしじみを使い、具は別になめこ、豆腐、葉物が入ってて、贅沢な感じ。
これがおかわり自由とは。
おかずがこれだけ充実してると、当然、ご飯をおかわりする。
今度はしそご飯で。
半分にしてもらうつもりが、思わず「普通で」と言ってしまった。
しそご飯は見た目ほどしその塩気が強くなく、おかずと合わせて食べやすい。
でもやっぱり白米のほうがいいかな。
食事が終盤に差し掛かったころ、デザートのアイスでさっぱりしたい気持ちが強まり、バニラからゆずに変更させてもらう。
デザートと一緒に新しいおしぼりと梅昆布茶も出てくる。
しかも、おしぼりは大人用には熱く、子ども用には常温にするという配慮がすばらしい。
ゆずのアイスは定番のシャーベット。
ほどよい酸味とシャリシャリの食感で、言うことなし。
梅昆布茶は塩気が強い気もするけど、そんなことは気にしない。
このとんかつ屋、すごい。
料理もさることながら、接客にも好感が持てた。
百名店ということで、勝手な先入観で接客には期待してなかったけど、声も出てるし、連携もとれてるし、説明もできるし、それなりに笑顔だし、そつなくこなしてるように感じた。
気づけば、初回訪問で心を奪われてる自分がいる。
すでにこの店のファンだ。
再訪しない理由がない。
[2022.6.26訪問]