お蕎麦に定食に丼に甘味！ ハンパない満足度のお店を発見 : 華乃屋

前回季節料理 松利さんのランチにお邪魔した時に見つけた華乃屋さんです。

店の看板には、蕎麦・天丼の他に
「自家製あんみつ」の文字が。
なんと魅力的な！！

蕎麦と天丼のセット物を頂いた後
デザートであんみつを食べている自分を想像・・・・
幸せ過ぎ⤴︎⤴︎⤴︎

家の用事でごたごたしていて、中々訪問出来ないでいましたが
やぁーーーーっと行ってきました。

初回はランチタイムに訪問です。
店の入り口に
「本日のランチサービス」2種の看板が出ています。

A肉ごぼう汁そば 600円
Bまぐろといかの刺身丼 蕎麦(もり又はたぬき) 小付 お新香 830円

こう言ってはなんですが、見た目チープな佇まい
「まぐろといかの刺身丼」と言われても尻込みしてしまいます。

取り敢えず店内に入りメニュー見てみる事に。

おお〜！！
こじんまりしながら綺麗にまとまっている店内。
お一人様のご婦人や男性客、ご夫婦など
狭いながらも繁盛しています。

カウンター席に着くと、それぞれの席にシート状のメニュー表が。
殿(夫)と娘1号と私とで各自メニュー表を見て長考・・・・

うわーっ！！
コレはヤバイわ！！
メニューの多さと魅力がハンパない（≧∇≦）

迷いに迷って、先ずは単品メニューからたぬき蕎麦をチョイス。
で、心は既に甘味へと。

待っている間も飽きずにメニューを眺めて
「次に来たら何を食べようか」
とウキウキ。

次に入って来た常連さんと思しき年配者が
本日のランチについて、お店の方に何やら質問している様子。
すると
「・・・・今日のはいいマグロだから・・・・」
とお店の奥さんの声で会話の端々が聞こえて来ました。

いかにも鮮度に自信のありそうなその会話に
「刺身も有りだな」と。

その方のオーダーはランチメニューの中身を融通させて貰って
いか抜きでまぐろオンリーに。

いい店そうだなぁ。

さてさてさてさて、私のたぬき蕎麦。
つゆが濃い色で美味しそう。
うん！イイ！！
揚げ玉がタップリ乗っていてコクが出ている。
でも、しつこさや喉の渇く感じは全くない。
そして蕎麦。
凄いです！こんなに角の立った蕎麦は初めてです。
コシもあってうまいっ！
蕎麦もうどんも自家製だそうです。

〆はお待ちかねのデザート。
私はおしるこを。
小豆の粒がしっかり入ったおしるこで甘さは控え目
丁寧に焼いたお餅(小)が4切れ。
山椒少々が添えてあり、イイ口直しになります。
手作りのあんこ、うま〜い！

娘1号はクリームあんみつを。
写真を見て頂けましたか？
説明は不要でしょう。
しかも甘味は、そば・ご飯類の注文で100円引きとの事！

更に驚きは続きます。
お会計時に1枚50円のサービス券を4枚も頂きました。
説明が無かったので分かりませんが
支払い金額に応じて頂けるのでしょうか。
申し訳無い気持ちもしますが、使う楽しみでワクワクしてしまいます。

その後、夜の営業時間に訪問。
天丼セット(天丼・もり又はたぬき・味噌汁・小付・漬け物) 980円
を注文。

実は初回訪問時に
店内に揚げ油で使用している胡麻油の香ばし〜い匂いがしていて
次は天丼を、と決めていました。
そして
温かいお蕎麦であれだけ角が立っていたのだから冷たい方はいったい！？
と冷たいお蕎麦を楽しみにしていたのです。

そのお蕎麦。
思った通り角が立っていてコシもイイ感じ。
蕎麦つゆも、しょぱくないのにしっかりウマイ。
セット物なのに、息もつかずに完食してしまいました。

そして天丼
濃〜い色のタレがタップリとかかって来ました。
ところが食べてみると
しょっぱくもなく、甘くてベタベタもしていません。
しっかり味が決まっているのに
ふんわりと胡麻油の風味が鼻に抜ける上品な仕上がり。
歯応えが良く、特に舞茸が気に入りました。
海老は特大でびっくりしました！

お会計時には前回頂いたサービス券を4枚出して
申し訳ないやら、嬉しいやら。
すると200円引きになった上
また4枚サービス券を付けて下さいました。

トイレも洋式で綺麗だったし
店内には優雅なクラッシックが流れていて
ここは三越か？飛行機の中か？と思う様なゆったり感。
レトロな小さなお店で席も狭いのですが
お金は掛けずとも、おもてなしの心が感じられます。
お会計を済ますと厨房からご主人が顔を覗かせて
笑顔で挨拶をしてくれました。
自分の両親に近い年齢のご主人でしたが、優しくて素敵な笑顔に
癒されました。
忙しくない時は、また挨拶して欲しいなぁ。

超お気に入りのお店がまた1つ増えました。