夢の国でアフタヌーンティー : ドリーマーズ・ラウンジ

珍しい場所での野暮用で、舞浜駅に16時過ぎに着いた後、2時間程、時間を潰さなければなりませんでした。
駅近くで、食べログで検索して見つけたこちら。

つい最近出来上がった気がしていたホテルですが、もう何年も経つのですね。
初めて伺いました。

TDRのオフィシャルホテルのロビー(3階)にあるラウンジです。
以前は予約が出来たようですが、現在は一切出来ないようです。

平日の16:30頃伺うと、2組お待ちなのでロビーで10分程お待ち下さい、と小さなブザーを渡されました。
高い天井のロビーの椅子に座っていますと、ブザーが鳴りました。

お席に案内して頂くとすぐに「数量限定のアフタヌーンティーを召し上がるご予定はございますか？」と聞かれました。
HPを見て決めていましたので「はい！」とお返事しますと、「残り2セットですので、とりあえず押さえますね」と言って下さいました。
ふ〜、ギリギリ頂けて良かったです。

頂いたのは以下のものです。
・アナとエルサのフローズンファンタジー アフタヌーンティーセット 3190円

2/15〜3/17のマンスリーアフタヌーンティーです。
アフタヌーンティーは、12〜17時に頂けます。

ドリンクは、12種類のコーヒー・紅茶(単品730円)か、プレミアムティーセレクション(単品1550円)から選べます。

プレミアムティーセレクションのロンネフェルト社(ドイツ)のクイーンズティー(ダージリンとセイロンのブレンド)がお勧めとのことで、お味を想像すると美味しそうでしたので選びました。

お写真で不思議だと思っていたポットは、横にすると茶葉がお湯に浸かり、斜めに立てると茶葉がお湯に浸からなくなるという優れもの。
砂時計が落ちたらポットを斜めに立てて、10秒程蒸らしてからお召し上がり下さい、とのことでした。
『不思議の国のアリス』のきちがい帽子屋のティーパーティを彷彿とさせるポット、楽しいですね。

爽やかでまろやかで飲みやすく、美味しい紅茶でした。
途中でお代わりを聞かれましたのでお願いすると、新しいポットを持ってきて下さいましたのでたっぷり頂きました。

フード上段から…
スフレチーズケーキは、固めでねっとりしています。

アナをイメージしたイチゴのババロアは、ミルキーだけれど軽い練乳クリームがトッピングされています。
お花のチョコレート・アラザンで飾られ、とても可愛いです。

テーマを書いたラングドシャは、少し粉が多いでしょうか…

中段は、プレーン・ココア&オレンジのスコーンです。
ラズベリージャム・クロテッドクリームを付けて頂きました。
プレーンは美味しいですが、ココアは粉っぽく感じました。

下段はセイボリーが並びます。
アフタヌーンティーのサンドイッチは、パンが渇いてしまいがちですが、セサミブレッドサンドはちゃんとしっとりしています。

オープンサンドは、そら豆たっぷりで美味しいです。
イタリアンな一品。

パテドカンパーニュは、マスタードとピクルスがトッピングされ、ねっとりしたものでした。

エビカツバーガーは、ミッキーのピックが付いているだけで価値が上がりますね。
カツはサクサクに揚がっており、トマト？のバンズも美味しいです。

紫芋のムースは、マスカルポーネが効いて、甘過ぎず軽くて美味しい。

三段トレイを食べ終わる頃に、更にプレートが運ばれてきます。

雪に見立てたミルキーなパウダーと、ステンシル？で飾られたお皿には、砂糖菓子のアナが生クリームに支えられて立っています。

蟹肉とネギのキッシュは、優しいお味です。

カシスのシブーストは、フルーツの酸味もあり爽やかに頂けます。

トナカイを模したチョコレートムースは、ブルーベリーソースが入っておりビターで美味しい。
トナカイの角の焼菓子は、ちょっと油っぽかったです。

レビューを拝見して、お味には余り期待しない、と思って伺いましたので、想定の範囲内でした。

スタッフは、ホスピタリティに溢れ、皆さん笑顔で素晴らしい応対です。

お会計はホテルなのに、税・サービス料込みのお値段でした。
内容を考えますと、とてもお得だと思います。

お化粧室は、お店を出て左手に回り込んだ左側にあります。

ロケーションがとにかく素敵で気に入りました。
こちらでアフタヌーンティーを頂くためにだけ、また舞浜まで行っても良いと思える程です。

ちなみに、4/3〜6/14はディズニーイースターがテーマのアフタヌーンティーを頂けます。

また、アルコールメニューも豊富で、それぞれの種類は少ないものの、舞浜地ビールなどのビール・ワイン・日本酒・焼酎・カクテルなどが頂けます。
アルコールのないTDLからお父さんだけ抜け出して、こちらで一休みもいいかもしれません。