無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
民家そのままの隠れ家で仕込み3日間の蕎麦会席を楽しむ‼︎絵画のような前菜から始まる会席は全てに蕎麦が使われ、サラダ蕎麦のウニドレッシングの旨さに仰天‼︎
毎回進化している蕎麦三昧のコースで極上の時間を!
立春の日に続き、友人たちと蕎麦会席コースを楽しむためこちらに再訪しました。予約していたのはすべての料理に蕎麦が使われている ひらひら蕎麦三昧 5800円 です。仕込みの都合でこのコースだけは4日前までに予約しないといけなく、開始も14:00からのみとなります。
雨の中9名のグループで伺うと、すでにセッティングは終わっていました。おのおの席に着くと、まずお通し代わりの漬物を女将さんが運び、大将自ら本日のコースの内容を説明してくださいました。コースの主役は蕎麦でこの日の蕎麦は茨木産、鴨は前回と同じ幸手からの仕入れ、それぞれに使われている蕎麦の種類や料理法についてお話しいただいて開始となります。
まずは泡と漬物で乾杯、本日の漬物は近所の農家から仕入れた冬菜と昆布をつけたもので、かすかな苦みが心地よいものであっという間になくなるくらい人気でした。コースの最初は姫柿、焼き味噌の盛合わせです。毎回この姫柿の手の込んだ細工には感心します。今回の焼き味噌はマイルドな中にちょっと刺激があり、また一味違うおいしさです。続く鴨は醤油煮をネギ味噌をつけていただくもので、前回の鴨ハムのスライスはありませんでした。もしかしたら私が「ハムより醤油煮のほうが好き」と言ったのを覚えていてくださったのかも? 鴨の味が濃く、ジビエ独特の歯応えが良いですね。添えられたひらひら蕎麦の素揚げにはほんのりと塩が振られており、マイルドなネギ味噌をつけていただくと、味噌の甘味が全面に出てくるような感じで、今までにない美味しさでした。玉子焼きは鴨味噌が中に入っている豪華な一品、しかも大きさが半端ないのです。これを形良く焼き上げるのは大変だといつも思います。
いよいよメインの一つである蕎麦サラダが運ばれてきました。素揚げしたレンコン、ひらひら蕎麦が添えられ、レタス、ベビーリーフ、パプリカなど野菜てんこ盛りなボウルで供されますが、色合いがほんとにきれいです。今回は量が多いので、まず素揚げと葉っぱ類を先に取り分けてから平打ちの蕎麦とドレッシングをよく和えて分けないとこぼれてしまいます。さっそくレタスを小分けしようとしたら隣から手がでてきてレンコンを1枚そのまま持っていかれました(^ ^) あまりにも美味しそうな揚げ具合のレンコンチップだったそうで、そりゃそうですね!! 無事に取り分けも終わり、レモンを絞りながらいただく蕎麦サラダは、これだけでメインになれる大好きな一品です。冷えたサラダのあとは熱い揚げ蕎麦がき、ここに使われているツユはその次の天ぷらでも使う天つゆなのです。つなぎが一切入っていない十割の蕎麦がきはまるで山芋を使ったかのようなもっちり感で、この技は素晴らしい!! すぐに天ぷらがでますが、この日はエビと明日葉で、ぷりぷりのエビ、ぱりぱりの明日葉のコントラストが楽しい組み合わせです。天つゆはしっかりとしたかえしを使っているので、好みが分かれるかもしれません。塩でいただく天ぷらとしてもいけるのでは、と思いました。
最後はメインのせいろです。艶のあるやや青みがかった色味の細く切られた十割蕎麦、薬味はネギ、わさび、おろしの3種、薬味を乗せて蕎麦をとりツユに少しつけて手繰ると、蕎麦、薬味、ツユの香りでノックアウトです。シンプルですがこの蕎麦の香り、のど越しには毎回唸ってしまいます。蕎麦湯を足してツユも最後までいただきました。デザートは蕎麦がきの黒蜜かけ、先ほど揚げでいただいた蕎麦がきをきなこと黒蜜を合わせると、和菓子屋でも出してほしいと思うくらい上品なスイーツで終わることができました。
こちらは民家をそのまま使っているので我々のように9名ともなると貸し切りになってしまいますが、小さいからこそ野菜はほとんどが近所の農家からの仕入れと自家栽培でまかなえるのだと思います。また大将の日々の研究の成果もあって、同じメニューなのに毎回少しずつ違うもので進化していると感じました。また初夏のころの蕎麦を楽しみとして、大将、女将さんに見送られながら店を後にしました。
建物は普通の民家だけれど実は隠れ家的名店で蕎麦三昧の会席料理を楽しむ‼︎
予約している立春口開けの新酒を引き取りに行くなら、そのお酒を持って蕎麦会席としゃれこむことにしました。家人と共に久しぶりのいさとさんです。
もちろん、お願いしたのは4日前から予約が必要な ひらひら蕎麦三昧コース 5800円 です。コースの内容は昨年から変わったそうで、鴨料理をグレードアップしてその分鴨せいろをなくしたとのこと、私は鴨せいろもかなりお気に入りだったので残念ですが、新しい鴨も楽しみです。メニューにある本日の内容は、
・焼きみそ
・鴨みそ
・姫柿みそ漬け
・玉子焼き
・ひらひらサラダそば
・ざるそば
・そば久寿餅
となっています。
仕込みに4日かかる姫柿と焼き味噌の盛り合わせから始まったコースのグレードアップした一品は鴨みそです。ローストと醤油煮という2種類の鴨料理にネギと山椒が香る味噌をつけていただくもので、鴨そのものの味を楽しめるようになっています。鴨独特の歯ごたえと野趣あふれる香りながら嫌味のない風味の肉は、どちらの料理も甲乙つけがたいものですが、私は醤油煮のほうが好みでした。聞けばこちらの鴨は幸手から仕入れているとのことで、肉質の良さは納得でした。定番の玉子焼きは鴨肉の味噌煮が中に入った手の込んだもの、たっぷりとレモンを絞っていただくひらひら蕎麦サラダは材料にタタミイワシが新たに加わり旨みアップ、〆のせいろは茨木産の蕎麦を使っていて、艶っぽいお蕎麦はこうなんだなぁ、と改めて感心します。最後のそば久寿餅までしっかりと蕎麦を堪能させていただきました。今回は家人の帰国祝いということで大将からウニぼっかけ蕎麦、揚げ蕎麦がき、フキノトウ、蓮根、ホタテの天麩羅もだしていただき、どれもそれぞれの素材の味があますところなく活かされた早い春をかんじさせるもので悶絶ものだったのは言うまでもありません。
大将もすでに80歳近い高齢となられ、ご夫婦で切り盛りされているのは大変なご苦労があると思います。毎回訪ねる毎に温かく迎え入れていただき、前回いただいたものを覚えていて少しアレンジされた料理をいただける、というのは最大のホスピタリティのあるおもてなしではないでしょうか?今回の料理のひとつひとつを心に刻み、一期一会の心をもって再訪する機会を待ちたいと思います。
口コミが参考になったらフォローしよう
Racco903
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
Racco903さんの他のお店の口コミ
のどぐろ割烹 和(御茶ノ水、新御茶ノ水、小川町 / 居酒屋、日本料理、日本酒バー)
完全個室居酒屋 串焼き Moga_Ru(新静岡、静岡、日吉町 / 居酒屋、焼き鳥、もつ鍋)
マクドナルド(堀ノ内、県立大学 / ハンバーガー)
別邸 壽(池袋、北池袋 / しゃぶしゃぶ、すき焼き、鍋)
クール クラン ウラガ(浦賀 / カフェ、ビアバー)
PEP spanish bar(調布、布田、京王多摩川 / スペイン料理、ヨーロッパ料理)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
閉店
ソバイスバ いさと(SOBAISBA いさと)
|
---|---|
ジャンル | そば |
住所 | |
交通手段 |
国府台駅より徒歩15分 国府台駅から1,334m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
12席 (4人席×2、2人席×1) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 お店の前に2台 少し離れた場所に1台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
年に1度の蕎麦会席での会食会、今年もまたこちらに集まりました。7名で貸切です。直前の人数追加があり、大将や女将さんにはお手数をかけてしまい、ちょっと反省でした。快く迎え入れられて良かった(^ ^)
こちらでいただくのは予約限定コースの ひらひら蕎麦三昧 5800円です。このコースは14時から提供されるので、ランチタイムの通常時間帯ではお目にかかれません。
同じコースですが毎回少しずつ変わります。今回は前菜に鴨の味噌煮と自家製柚餅子が入ったこと、サラダ蕎麦のドレッシングが変わったこと、大将がメインディッシュとする蕎麦はせいろのみとしたことの説明を受けました。聞くだけで期待度大ですね‼︎
各々ドリンクを選び、まずは乾杯‼︎
お通しがわりの漬物が来ます。白菜と大根のシンプルかつオーソドックスな漬物が美味しい‼︎
程なく前菜が運ばれてきましたが、今回は品数が多いのでいつもの木の大皿の他に小皿で鴨の味噌煮が来ました。大皿がなんとなく寂しく見えたのは人数のせいで2皿に分けてきたからです。でも料理はやっぱり素晴らしい‼︎
今回の新メニューである鴨の味噌煮は柔らかくマイルドな味でで今まで食べたことのない味噌煮です。うーん、味噌煮の奥深さを感じました。
玉子焼きは添えられた地物のブロッコリーの鮮やかな緑、トマトの赤、濃い卵の黄色が見事な大きなもので、中には鴨のそぼろが入っています。出汁をたっぷり含んだ玉子焼きはトロトロの半熟で、滴る出汁もしっかりと野菜に含ませていただきました。
いよいよ個人的には一番楽しみなサラダ蕎麦が来ました。今回はドレッシングが変わっているとのことですが、なんとウニドレッシングだったのです。大将曰く「蕎麦つゆに粒うにを混ぜただけ」とサラリとおっしゃいましたが、このつゆがなければ出ない味です。野菜にはヤーコンが使われていて甘みが加わり、これも新しい試みですね‼︎とにかくつゆとウニを混ぜただけのドレッシングと平打ちの蕎麦の相性は悶絶もので、そこにさまざまな野菜の自然の味が混ざり合ってワイルドさと繊細さが同時に感じられる逸品だと思います。
サラダの後は温かい揚げ蕎麦がきです。もっちりとした蕎麦がきとさっくり揚がったレンコンが美味しい‼︎ここで蕎麦がきのツユを飲み干したらダメなのです。ここはグッと我慢をして次の天ぷらのツユとして使うのですが、時すでに遅しな人続出(^ ^) そんな方には雪塩で天ぷらという、これも王道な食べ方が待っていました。いや〜、美味しいものは飲んじゃいますよね(^。^)
メインディッシュのざるそばは端正な切り口の細切り、使った蕎麦は茨城の静御前、やや緑がかった蕎麦は粗挽きで口に含むと鼻に抜ける香りが素晴らしい‼︎今回の蕎麦つゆはいつにも増して濃口で、ほんのすこし蕎麦を浸すだけで芳醇なカエシの味と出汁が蕎麦を包み込むのです。この蕎麦つゆは私の好みとなりました。毎回工夫を加えているので風味が変わります。まさに一期一会の味ですね。
デザートは蕎麦がきにきな粉と黒糖をかけたもの、そこに自家製の蕎麦リキュールを振りかければ大人のデザートに早変わり‼︎このデザートは定番なので、いつも楽しみにしています。
この後女将さんから小豆島のネーブルを出していただき、今回も満足な蕎麦三昧なコースを堪能しました。
毎回大人数で押しかけてしまいますが、女将さん、大将から心のこもったもてなしがありがたく、だから通ってしまうでしょう。この日は昼間でも粉雪混じりの寒さが厳しい気候でしたが、大将の渾身の蕎麦料理で身も心も温まって店を後にしました。