増量期外食一食目はサンライズレストランさん : サンライズレストラン

今日の魚はカツオでした。

安定しているので安心していただけます。

本日のフィッシュはワラサでした。

ご馳走さま。

暑いです。猛暑です。
スリランカ料理か南インド料理が食べたいなあと思っていたので、再訪。

さっぱりとした辛いものとなると、だいたい絞られてきます。

久しぶりに伺ったので、男性シェフがいることに驚きました。
マノリさんに詳しく聞いたところ、スリランカのホテルレストランで働いていたコックを招聘したそうです。
個人のレストラン勤務のコックだとビザは取得できないんですって。
なるほど、道理で、都内で食べるスリランカ料理は、本来のスリランカ家庭料理とは違う気がする訳ですね。

何はともあれ、増えたメニューから、ライスアンドカリーを。
いつもと同じように見えて、違うんです。
そう、メインは魚フライです。(どーん)
味は、アジフライの味でした。(どーん)

メニューブックにある食べ方については、日本人向けで、スリランカ人向けではないとのことでした。
ぶっちゃけていえば、メニューブックを読むのはスリランカ人じゃないし、日本人なんだから、どう食おうとスリランカ人には関係ないということですね。
細かく説明するのが大変のようで、もう投げちゃった感ありでした。
少なくとも、マノリさんやシンハラ人の女性スパイス屋は苦言を呈していたのだけども。
ポ◯ガラの功罪は大きいなあ。

都内ではスリランカカレーブームが席巻しているとかで、それが真実かどうかはともかく、サンライズさんも連日の大忙しで、休日のランチタイムは満席で、あぶれたお客様にお断りをすることもしばしばだとか。
事前予約分のスリランカ人留学生のお弁当を作っていることもあり、休む暇がないそうです。

スタッフを募集したけれど、マノリさんのお眼鏡にかなった人材が集まらないために、相変わらずお一人で営業されています。

私はなるべくピークタイムを外していくのですが、ピークタイム外でもお客がその都度入ってくるのです。
マノリさんの食事時間がとれない状況を垣間見て、しのびない気持ちになったので、しばらく陰ながら応援しようと思いました。(もしくは、予約して行きます)

こちらはスリランカのスパイス(特にチリペッパー)を使用した、本当のスリランカの家庭料理ということで、都内のスリランカ店にはない、大きな魅力があるのですが、マノリさんのお父上がプロのコックでありレストラン経営者という背景があるので、「美味しいスリランカ」を維持できているのだと感じました。

成田方面などにスリランカ店が増えていますが、マノリさんに尋ねてみると知らないとのこと。
多忙過ぎて、旧住居地の大阪や現住居地の船橋以外のスリランカ人との付き合いはないとのことでしたが、それらは、無届けの店ではないかとマノリさんは推察していました。
さもありなん。

今日も今日とて、スリランカン。

マノリさんのこだわりの一つは、店で使うチリペッパーはスリランカ産であること。

実は都内のスリランカ料理店で、スリランカ産のチリを使用している店はほとんどありません。
チリは各地域ごとに特徴があり、品種の違いもさることながら、産地の気候に大きく左右されてしまいます。
ですから、スリランカのチリを日本で育てても、それは現地のチリと別物になります。
どれだけ費やしても、全然辛くなりませんし、美味しくもなりません。

彼女いわく、味が変わってしまうから、出来うる限り、他国のチリは使いたくないと。

それはよくわかります。

マンゴーミルクセーキ❤️

マノリさんとスィーツ話になりました。
最近少し困っていることの一つに、「ワタラッパンを作らないのか」という日本人の質問&リクエストがあると。
彼女曰く、あれはタミルかムスリムの食べ物のはず、少なくともシンガラ(シンハラ)人の食べ物ではないと。

既存のスリランカ店で提供しているものだから、どこでも食べられると勘違いしているのかもねと答えておきました。
日本人の多くに日本特有の食べ物という意識が薄れていて、見失いがちですが、民族意識が強いシンハラ人(スリランカ在住のタミル人は統治のためにインドから連れられてきた人を祖としています)からすれば、作らなくて当然の食べ物です。

それと、ほとんどの日本人の食べ方が変なので、今後のために、食べ方ガイドを作るそうです。
私がその話を以前、某SNSでしたら、Penという雑誌の編集者が反発、無駄に我を通してきて、なぜかエネミー状態になった嫌な思い出があります。
マナーを知らず、プライドだけが異常に高い人は本当に苦手です。

説明文で手助けできたらするねと伝えて、帰宅しました。

されております。
なみいる老舗が掲載されている誌面で、少し浮いているスリランカレストランがサンライズさんです。
船橋にお立ち寄りの際には、ぜひどうぞ。

フェイスブックでデビルチキンのセットを拝見し、来訪。
デビルチキンとフライドライスのセットは1000円で本来は来週から提供予定とのことで、フライングでいただきました。
デビルチキンは激辛耐性が必要ですが、確実に美味しいとわかるものです。
例えるなら、スリランカ版激辛酢鶏です。
好物に好物を重ねたら、どう間違えても好物でしかない。
激辛好きには是非ともおススメしたい一皿です。

また、ずっと食べたかったチーズロールをオーダー。
まさしく萌え断面で登場。
これも間違いなく美味しい。期待したとおりの見たままの味がします。笑

最後のデザートにパイナップルミルクシェイクをいただきました。これも間違いなく美味しいデザートです。
ランダムにパイナップルのブロックと氷のブロックがあり、ひんやりデザートなのですが、噛む楽しみがあります。ミルクはスリランカのミルクパウダーを使用なのでとてもミルキーでよろしいです。

好物ばかりでどうしよう、そんな気持ちになりました。

早めの来店でしたので、魚プレートをゲットできました。
先客に日本人カップル、後客はスリランカ人男子二人。

しっかりとしたスパイスで、相変わらず鮮度の良さを感じます。
現在、スリランカから母御さんが来日していらっしゃいまして、オーナーのお手伝いをしていらっしゃいました。

今日はスリランカ寺院でのイベント用軽食のオーダーが入っているとのこと。ダンボールサイズのスナックを拝見。

食後にスリランカのフルーツ、ランブータンをご馳走になりました。

アラックとはアラビア語で少ない水という意味でひいては、蒸留酒のことを指します。
こちらでは豊富なスリランカンアラックを取り揃えており、ボトルも素敵な高級品から普及品まで幅広いスリランカンアラックがありました。
スリランカンアラックは、ココナッツ酒ですが、普及品は10%のブレンディッドアラックがほとんどで高級品ほど純度がアップします。

今回は、ポークコットゥとフルーツサラダというパフェをいただきました。
コットゥは豚肉と野菜が多めの辛口で、しっかりレッドペッパーの破片が見える手作り度100%のおいしいものでした。
フルーツサラダは、実質パフェで、フルーツを盛り沢山刻んだ間違いないお味のパフェでした。

船橋駅界隈をふらふらと散策中、発見しました。
居酒屋やスペインレストランのある路地にあるビルの３階にあります、スリランカレストランです。
エレベーターはないので、健脚で階段を上がります。比較的新しいビルなので、段差は楽ですね。

こちらは、今年の１月１５日にオープンした店だとのこと。
店主はスリランカ人の女性で、たった一人で切り盛りしていました。
まだ、オープンして数ヶ月しか経っていないとのことで、現行休日無しで営業しているそうです。
ちなみに、お名前はマノリさんとおっしゃる女性、東京、千葉、茨城のスリランカンコミュニティとは今のところ、繋がりはなく、大阪から単独で上京、船橋駅近くにスリランカンレストランがないことに着目、オープンさせたそうです。
大阪のロッダグループとは兄弟姉妹同然の仲で、大阪スリランカンコミュニティの方が馴染みがあるそうな。
圧倒的に関東より店舗が多い、大阪スリランカンレストランですが、スリランカン人口については実は船橋界隈の方が多いとのこと。しょっちゅう遇うので、以前より感動は減ったとか。

長話はさておき、魚カレープレートをオーダーしたら、昼のテイクアウトで売り切れとのことで、エビカレープレートを。米選択は可能、バスマティライスの並盛で1000円に。

プレートのうえにはお馴染みの惣菜群とエビカレー。その日ごとの作り置きで、レンジの音がしましたが、来訪した時間が中途半端なので致し方無し。
ポルサンボルなどは作り置きの冷蔵ですね。
エビカレーは、しっかり辛く、ほかの惣菜の味付けは惣菜ごとに違い、良い塩梅です。
日本人経営のスリランカ料理屋や、日本のスリランカンレストランではスパイスをケチることが多いそうですが、こちらでは、スリランカの家庭と同じ量をケチらず、ぶち込むそうです。いいね！
道理でしっかりしたスパイス感があると思いました。口直しに、塩を振ったパイナップルをいただきました。

さらに追加でスリランカンティーをオーダーしたら、なんと、デコレートされたブランデーケーキまでいただきました。
スリランカンミルクティーには、スリランカのミルクパウダーを使用している、こだわりっぷり。
日本の牛乳だと、味がちょっと違うからだと。
マノリさんのポリシーとして、得意ではない料理は、提供しないという潔さも素晴らしかったです。

もちろん、再訪決定です。
千葉、船橋、市川、東東京界隈のカレーマニアは必食ですよ。
当然、遠方からでもどうぞ。笑