無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
しゃべれども しゃべれども
口コミが参考になったらフォローしよう
フードコート浜
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
フードコート浜さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
掲載保留
ラージモニ(RAJMONI)
|
---|---|
ジャンル | インドカレー、インド料理 |
住所 | |
交通手段 |
JR線・京成線:船橋駅から徒歩 京成船橋駅から366m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
22席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
2009年6月 |
備考 |
貸し切りは10名以上22席まで。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
バングラデシュへ行こう! その23
『 ☆DEEP☆CURRY☆NIGHT
その夜、
あなたのために作られる
本場の、
本物の、
スパイスたっぷりの
カレー料理。それは東ベンガルの母の味。
貸切りカレーパーティー
5名様以上なら、おひとりさま3,300円から
genuine indian restaurant rajmoni 』
メニューブックの最後のページの、この手書きの一文に目が止まって手もとまった。
(ものすごく美味そうに書いてある!
そうか、いつもと仕込みが違うから貸し切りなのね。
で、16,500円なら採算が合うということなのね。なるほど。…)
注文をすることも忘れ、一心不乱に眺めていると、
「ワカラナイコトアッタラ、キイテクダサイネ。」
天井のライトを頭にテカテカ反射させながら店主のアハメッドさんが近づいてきた。
そこからだった。
それまで一定の距離を置いて物静かだった彼が、
ちょこっとバングラデシュの話題を振っただけで、
氷をズボッと踏み抜くように突如として喋りはじめた。
バングラ人力発動の瞬間である。
ダッカからあちこちの都市へと、彼の歩んできた道筋へと、ベンガル料理へと、
あんた、そこ盛ってるだろという方便もふんだんに含みつつ、
枯草に火が燃え広がるように、私に口をさし挟む隙も与えず、彼は喋りつづけた。
自己主張は美徳なのである。
ラージモニを一人で切り盛りするシャル・アハメッドさんは、
バブル期に日本にやってきた旧世代の人で、
首都ダッカからメグナ川を50kmほど南に下った河べりの都市チャンドプールの出身。
そのチャンドプールを、私は、昨年、バングラデシュを旅行した際に、
オンボロの外輪船(船齢80)、ロケットスティーマーで通過したことを話した。
そんな超ローカルな話題もあり、彼も後に引けなくなって、
バングラデシュの朝食の定番中の定番、ルチと一緒によく食べられているバジを、
作ってもらうという流れになった。
彼は勝負に出た。
調理にとりかかってから約20分間、火を着けたり消したり蒸したり、
彼の言うところの、正調バジに近づけるべく、鍋を睨みつけかきまわしている。
(この間、無言!)
■ナンチャッテ・バジ(作者命名) \950 hot
器の底に1cmほど赤い油のたまるセミドライタイプの野菜カレー。
苦心の跡がありありと残り、怨念を感じさせるが、青唐辛子だけが辛く、
調和が今一つだった。
よーし、チャンドプールのモーニン・バジを食わしてやる!意気揚々と鍋を振ってはみたものの、フォーマットの違いに対応しきれず、討死したかんじである。
「ナンチャッテ」と、彼が苦笑いを浮かべながらもってきた時点で、
結果は見えていた。
彼にしても、納得のいく内容ではなかったのだ。
芸風を変えるというのは、そら恐ろしいことなのだし、危険もはらむ。
こんな時は、そうそうそうやって頭をポリポリかいてくれればいいのだ。
その後も私は、たっぷりと彼の話を聞き、腹もくちくなった。
勘定を置き、店のドアを閉める時、彼はまだ喋り続けていた。