数十年続いてる定番の味は変わらないね～！ガッツり旨いです。 : なりたけ 津田沼店

津田沼に来る度に食べていた店 ……… ここ3年は来ていなかったな～ ………
ラーメン業界も出店閉店を繰返し、それでも尚出店する軒数は多いようで ………… 。
これだけ多い店舗数の激戦業界でも、やっぱラーメン屋をオープンすると言うのは？(想像は出来ます …… )

でも ……… ラーメンの私の価値観は所詮ファストフードなんです。
ラーメンの高級店など有ってはならないのです。(まあ今は1000円以上のラーメン屋も沢山ありますが ……… )
と言うか、ラーメンの味の追求とは出汁を複雑にしない事、だから難しいのだと思うのですね～
そもそもファストフードとしての歴史である以上、如何に安く、如何に美味しく、如何に早くで極めて欲しいんですね！
最近は、その追求の難しさにチャレンジすることさえせず、豚骨、鶏ガラ、昆布、サバ節、鰹節、アゴ、鯛、 ………何でもかんでも入れて、旨味成分から考えると「旨味調味料」を作っているような、何の味か分からないけど複雑な旨さ！みたいな ……… これはもう文化が進化したのではなく、文化が崩壊している状況にしか思えないのです ………
(すんません私個人のがっかり感みたいなものです。)

日本食文化の中の、例えば「味噌汁」、味噌汁の出汁を昆布で取った場合、日本の軟水を沸騰させない温度ギリギリのところで板昆布を30秒潜らせます。これで出汁ベースは完成！この味噌の風味を最大限に引き出すこの出汁をスプーンで一口飲んでみて昆布の味を感じなければ間違いなく舌は死んでいますね。

つまり、この昆布の出汁のような旨さには、何故薄く取るのかと言う意味があり、繊細な味覚を持つ舌とは出汁1種類だけで様々な方向性がイメージ出来ると言う事であり、多くの材料の経費を掛けずとも、安くて旨いラーメンを作ることが出来ると言うこと、それが出来る職人こそ超凄腕職人さんと言うことになるのですね。(^-^)v

本日の "こってりラーメン" 「なりたけ」津田沼店は歴史も古く、確か市川と津田沼が相当古くから在ります。
でもいつ食べても同じクオリティを保っているところを見ると、経営者は相当な味覚の持ち主です。
クオリティを落とさない為なのか、慎重に出店数を増やし現在ではフランスにも出店を果たしていますね。

いつもは味噌を食べるのですが、当時に戻って今日は「醤油ラーメン」730円で行ってみたいと思います。＼(^o^)／
(実はトッピングで辛ネギがめっちゃ旨いんですが ……… 今日は胃が欲求していないので止めときます。 )

店は津田沼駅東口を出てパルコを右に真っ直ぐ前の道を進みます。最初の大きな交差点を左に曲がり100mくらいのところに在ります。昼時は並んでいることも有りますが13時過ぎは楽勝ですね。

私が入店して満席です。
水はセルフです。 ……… 厨房に4人、食券を渡すと「麺の硬さと脂は普通でいいですか？ …… 」
ここの脂(背あぶら)は普通でも相当な量の脂なので、苦手な人は抜きの方が良いかも ………

私は普通でオーダーしました。(^o^)v
ラーメンは基本、塩分の多い食べ物であり、特に "こってり" は塩分量を多くしないと薄ボケてしまい美味しさには繋がりません。なので、旨いラーメンでも汁は最初にレンゲで数杯味わい、その後は麺、具材と食し、残り汁は体にも負担なので完食しません。(^-^;

来ましたー！「醤油ラーメン」久しぶりー！＼(^o^)／

豚骨醤油の王道！

風味もいつも通り！ ……… もやしの量が以前より少なくなったなあ…

ではスープを実食！ ………… 「うま ～ い！、やっぱ "なりたけ" だわー！」

このインパクトで塩味をあまり感じない ……… 背あぶらの量に対する塩とのバランスが絶妙です。
もう旨味がガツーン！と来ますね！＼(^o^)／

余計な魚介出汁の味は感じられません！かといって豚骨の独特の臭みもきちんと処理されて丁寧な出汁作りが分かります。
麺もコシがありスープを多く絡めています。また、もちもち感がよく食べごたえ十分な麺！(^-^)v
チャーシューも完璧！これは肉自体が国産豚ですね。 ……… 以前より薄くなったような ……… ？

でも肉の茹で加減は最高で、噛み始めてから溶けてゆく …… 「旨いー！」

ではブラックペッパーをたっぷり掛けて！ー

ご馳走さまでした。「また来ます。」＼(^o^)／