桜の季節に。 : おゆみ庵

引越しを控え、今年の桜にはハラハラさせられましたが、ギリギリで満開になってくれて感謝 ❀

この日は、お墓参りと、昔よく足を運んだ遊歩道を歩きに、早朝から向かいました。

ここは桜の名所。
この時期だけは、人でいっぱいになりますが、朝は閑散としていて、シンミリ桜を満喫できました❀

所用をこなして、早いお昼時、大好きだった「おゆみ庵」さんへ伺いました。
ナント、5年半ぶり・・・m(_ _)m

お願いしたのは勿論「本日の変わり三色蕎麦 さくら・ゆず・しそ」(1,540円）

まず、お茶と手打ちそばの切れ端 ( 言い方がわからんww ) を揚げた、揚げ蕎麦が運ばれ、
ほぼ待つこと無く、美しい三色蕎麦が運ばれます。
さっさと撮影を済ませて、早速頂きます♪

口腔内にほんのり広がる、桜葉の香りにホーッとため息。ゆず、しそ、と順番に楽しめて、やっぱり美味しいなぁ♡
強いコシも「変わり蕎麦の真骨頂」、それも大好きです。

こちらのご主人は、浅草の老舗 「蕎上人」で修行なさった方。

薬味の葱にしても、真ん中の青い部分を抜いて晒した丁寧なお仕事で、そこ一つとっても私は大好きなのですが、
殺風景な幹線道路沿いの立地に、ご飯物も置かず、お蕎麦のみで勝負して、苦戦が見えるようです。
お蕎麦を楽しみに、訪れる方が増えることを祈らずにいられません。

以前伺った際には、実は辛汁が弱いかな？と感じたのですが、今回は力強く変わっていて、自然体の蕎麦湯で、最後まで美味しく頂きました。

私もまた、帰って来たら是非伺いたいと思います♡
美味しかったです♡　ごちそうさまでした m(_ _)m

※　　　　※　　　　※

さて、明日はお引越しです。
ほんの10日ばかり、レビューはお休みしそうですが、皆様のレビューは楽しみに、拝読させていただきま〜す♡♪

ではまた島オバァになって、お目にかかりまぁす
(^▽^)/〜〜〜

先日頂いた「柚子切り」に、何となく消化不良……
そうなると、四六時中「柚子切り」が頭から離れません。

この悪い癖を断ち切るためには、行くしかない！
地元の大好きなお店「おゆみ庵」さんです。果たして間に合うか!!
ε≡≡ﾍ( ´Д`)ﾉ

乗り継ぎに走り、電車もいつになく速く走り(そんな訳ないけど)
店の前に立つと丁度ご夫婦が出ていらして、店内には私のみ。

終い近い時間に、お料理も大丈夫ですか?とお聞きして、リベンジとばかりに・・・
◇　板わさ
◇　だし巻き玉子
◇　柚子切りとせいろの二色
◇　ヱビスビール

静かな店内には、お琴のBGMが流れていますが、
重ねて、店主さんの山葵をする音が聞こえてきます。いいなぁ～。

すり立ての山葵は甘味があって、たっぷり蒲鉾にのせて、いただきます。蒲鉾もプリッと美味。

続いて玉子をとく音、ジュッと流す音。
程なく熱々のだし巻きです。

三つ葉が焼き込まれて、お出汁でフルフルなので持ち上がりづらい程です。
甘みがなく、大根おろしで頂きます。
かなりのボリュームですが、ビールと共に、タマゴスキーの至福の時。ペロッと頂きました。

さて、お蕎麦です。
盛り付けはおおらかですが(笑)、こちらもボリュームたっぷり。

先ずは「柚子切り」から。

ん～～♪美味しい( 〃▽〃)
新鮮な本物の柚子の香りが広がります。
歯応えも喉ごしも最高、やはり私はこの柚子切りがベストです。

外人さんに眉をひそめられる、スズズ～ッと、激しめの音をたてながら、喜び勇んで頂きます。

「せいろ」はしっかりとした弾力も楽しめる力強い仕上がりで、
こちらも大好き。
このお蕎麦に合わせるには、お汁にもう少しパンチが欲しい気がしますが、それも人それぞれ。

ふぅ・・・大好きなお蕎麦で満腹って、なんて幸せなんでしょう。

お会計に立つと、店主さんから「これ、うちでとれた蜜柑です。あとでどうぞ」と、コロンとくださいました。
いかにも、口下手の店主さんの笑顔が、とても嬉しくて、ほっこりです。

帰宅して頂くと、しっかり甘い、美味しい蜜柑でした。
「美味しかった」とお伝えするためにも、また行かなくちゃ(*^^)v

ごちそうさまでしたm(__)m

(現在の点数は、3.09! さすがにそれはないよね・・・と思うのです・・・)

またまた近所のお蕎麦屋さんに伺いました。

いつもの変わり蕎麦も良いけれど、
この日は頂いたことのない物にトライしてみます(^^)v

18時につくと、珍しく個室に予約のお客さんがいらっしゃいます。
夜はワンオペのこちら、ちょっとパニクっていらっしゃるかも・・・

とりあえず、「いたわさとビール」をお願いし、
「私、ゆっくりでいいから、先にあちらを・・」とお伝えし、メニューを熟読。

個室に天麩羅を運び終えたタイミングを見て、
「鴨ロース　1200円」と、「そばとろ(冷やしの山かけ)1100円」をお願いいたしました。ここでやっと店主に笑顔が見えました(笑)

さて。
待つこと暫し、なんと豪華に鴨が運ばれてきました(*ﾟДﾟ*)
おおかた火の入った鴨を陶板で焼きながら頂きます。

合鴨とはいえ、量もたっぷり。葱や獅子唐も美味しい。
はからずも、優雅な蕎麦前での一杯になりました。

そばとろも想像通りのコシと薫り。
太さの揃ったお蕎麦に、店主の生真面目さが現れています。
お汁も残さず頂いて、あ～、美味しかった。

ごちそう様でした。

(浅草、蕎上人さんのレビューからの連作です。)

地元のお蕎麦屋さん、私は大好きなのですが、評価がとても低く寂しく思っておりました。

そんなある日、浅草の老舗に伺い、その流儀の共通点に　( ﾟдﾟ)ﾊｯ！!　と。
蕎上人さんのご出身ではと確かめてみたくてウズウズ、冬の終わりの急に温かくなったこの日に伺ったのです。
この日は先客が一組のみ、夜はワンオペになるこのお店でも、大将とお話しするチャンスはありそう(^^)v

さて、まずは注文から。

◇ビール　ヱビスの瓶　つきだしには揚げ蕎麦が

◇玉子焼き
熱々ハフハフです。三つ葉を焼きこんだ、甘みを抑えた出汁巻でおろしが添えられています。とても好み。

◇天ぷら
独特のシコッとした歯ごたえが楽しめる甘い車海老が2本。あとはお野菜。
塩と天つゆが添えられます。
天つゆに添えられた、大根おろしには見えない位に細く切った柚子が忍んでいて、良いアクセントです。

オババの本日の我儘(笑)　実は天麩羅の南瓜とサツマイモが苦手(;´･ω･)　量を減らしても良いので抜いて下さい、とお願いしましたが、代わりに茄子が増えていました。ありがとうございますm(__)m

◇三色せいろ
今日の変わり蕎麦から、ちょっと悩んで 桜・レモン。そしてせいろを選択。
気温が上がる予想を見て、柚子からレモンに、芥子から桜に変えたとの事。

端正な薬味。おろしたての山葵と大根おろしでいただきます。
きっちり角の立った、均整の取れた美しいお蕎麦です。
蕎上人のしめ具合より、ほんの気持～ち緩く、むしろ香りものど越しも良好、ああ美味しい♡
せいろの香りも大好きです。

蕎麦湯は薄いという意見もありますが、自然体の物。時間が経つと沈殿していることがあるので揺らすとちょうどよくなると思います。
美味しくて、タップリいただきました。

頂き終わって、寡黙な大将に思い切って「つかぬことを伺いますが・・・」と切り出しました。
やはり、蕎上人で学んだとの事、その実直な性格から、流儀を守っているのですね・・・

とても嬉しそうな笑顔を見せてくださり、
懐かしそうに当時のお話し、お店の立ち上げにまつわるお話もお聞かせくださいました。
この日伺って良かった(@^^@) 素敵な時間をすごすことができました。

とは言え、立地から、確かに値付けは高く感じる方がいても当然なのかもしれません(´;ω;｀)
てすが、心静かにお蕎麦を味わえる、千葉には貴重なお店ですので、是非老舗の味を味わいに寄ってみていただきたいな、と思います。

勿論私も、また伺います。
ごちそうさまでした。