【定点観測】万人受けするバランスの取れた一杯 : 中華蕎麦 ます嶋 稲毛店

５月の開店から定点観測中。訪問は４回目かな？
本日はワンタンを試してみたくてワンタン中華そば（\980）をオーダー。
毎回思うけど単価高いなぁ、でも街角で配布しているサービス券でチャーシューを
増せたので、ワンタンチャーシュー麺みたいになってまぁ適正価格になるのかな。

ちなみにトッピングサービス券、毎オーダーにもついてきます。今回のオーダーに
ついてきたのはメンマ、デロっと長い穂先メンマで臭みがなく美味しい。
チャーシュー券も持っているので、次回訪問があればかなり豪華になりそう。

開店当初は煮干しが立っていてカエシの塩味も少しパンチがあったけど、少しずつ
尖ったところの無いバランス重視型のチューニングになっていると思う。
千葉にある本店を食ったことがないのでどちらに寄ったのかよく解らないけど、住
宅街である稲毛の地で奥様方の胃袋を掴むため、万人受けするような調整かと。

ラーメンフリーク的にはお店の尖った個性というか、どうしてもパンチを求めてし
まうので残念な結果に。まぁ美味いけど、まぁ普通のラーメンみたいな感じ。
尖りが無いので、中細麺の茹で加減も固めでパツンとした煮干し系の王道ではなく
町中華っぽい、終盤は少しダレる感じ。麺同士が絡まって取れなくなってました。

ワンタンは中の餡をどうこう言うタイプのものではなかったので、平皮で食感の変
化を楽しみたい人以外はオーダーの価値無しです。まぁ、あっても良いかな程度。
あとチャーシューは肉感と脂の入り方、味染みがちょうど良くて好きだけど、以前
より薄切りになった？気のせいかな、以前はもっと厚めだった気がする。

常連っぽい女性客との会話から、もうすぐ味噌を始めるとの情報が聞こえてきた。
うーん、これからの時期ってことで解らなくないけど、ひむろがあるからなぁ。

そろそろ定点観測も終盤かと、気が向いたら「辛ばけ」に挑戦してみます。
開店当初に「ばけ」を食ったけど、特筆すべきことは一切無かったので、これまた
単価の高い（\980）辛ばけを試してみる気になるかどうかは微妙。

これは、しばらく塩漬けかも知れません。久々に虎の穴食いたくなりました。

３度目の訪問、本日は酷暑のため冷麺を選択（また写真撮り忘れた）。
まぁ、冷やし中華じゃなくて冷やしラーメンって無難にこんな感じよねって印象。
チャーシューが鶏チャーのみで豚が入っていないのは、温度の都合によるのかと。
基本メニューの煮干しラーメンと違って、バラ海苔がトッピングされている。

それにしても、開店直後にも感じたけど、兎にも角にも提供時間が長い。
ランチタイム後で、ほぼ同時に入店した女性１名と小生の２名のみ、トッピングや
丼などを増した訳ではなく冷麺一択なのに混雑時の行列店くらいは待ちました。

うーん、いまいち。前回来訪時より客入りも接客もレベルが落ちている気がする。
単価設定が高いお店だけに、サービスクオリティのディティールにこだわらないと
この場所では生き残れないのではないか。今のところ、より駅近の盛ト家とひむろ
にはラオタの満足度としては負けていると思われる。

まだワンタンと辛バケを試していないので、あと２回は定点観測します。

画像撮り忘れました。開店直後から１ヶ月ちょいのランチタイム真っ只中の再訪。
チャーシュー丼とかワンタンとか試したかったけど、二日酔いで再度の中華蕎麦（ご麺なさい）。

着丼すると、前回は無かった次回から使える無料券（煮玉子）が添付されていました。

前回来訪時より、厨房もホールもオペレーションが安定してきたと感じました。
あれ？前回の画像を見返すとナルトが無かったような、穂先メンマが増えたような気がする。
あと、スープの塩味もちょっと軽めになったような、表面油の層も少し抑え目になったような。
（そのためスープ温度の保ちは少し下がったが、これからの時期はそれでちょうど良いかも）
稲毛店の前にあった葭川公園のお店は来訪していないが、日々進化しているということか。

個人的には前回のパンチ力も好きだったけど、このくらいが良い塩梅なのかも知れない。

煮干しスープに合うパツンとした歯ごたえの細麺は健在。
でも食べ進めていく上でアシを考慮に含めると、オーダー固めも人によってはアリかも知れない。
今回は特に注文をつけませんでしたが、トッピングや丼を増すなら固めをお願いしようかな。

開店直後とまではいかないが、１ヶ月経ってもランチタイムはお客さんがどんどん入ってくる。
目立つのはファミリー層の多さ、確かに稲毛駅山側では盛ト家・ひむろ・勢拉・家系ガッツ・虎
の穴など個性が強く濃厚系のお店が多いので、ノスラー的な煮干しラーメンは良い意味で万人受け
してラーメンフリーク以外の一般の方々にも人気が出るのかも。
味だけでライバルとして考えられるのは駅海側の喜楽だが、鶏出汁と煮干しの棲み分けがある。
（旨麺さんはジャンルが違うと思うので例に挙げませんでした）

そのほか、特筆すべきは①お店の接客が明るくて丁寧で厨房からもホールからもお客さんに優し
く声が掛かり居心地がとても良い、②新しい店舗かつ店内の清潔感が１ヶ月経っても保たれてい
る、②店内のレイアウトが過去のお店より広々としていて今の（アフターコロナ）時代に即して
いる、という点も主婦層やファミリー層の人気を集めているのでは。他店と比べてコスパだけは
個人的な点数が低いけど、総合的に評価して良いお店と思います。

過去は入れ替わりが激しいテナントでしたが、今回はロングランいけるかも。
中華蕎麦に入っているチャーシューがホロホロで美味しかったので、次回は二日酔いじゃない日
にチャーシュー麺＋チャーシュー丼という荒業を試したいと思います。あぁ、ワンタンにも興味。

ご馳走様でした。少なくとも「辛いばけ」に到達するまでは定点観測させて頂きます。

開店したての新店、千葉駅に本店があるようだ。
平日ランチタイム突入時ということもあり、店前には数人の待ち客が。

食券制。
初訪問なのでノーマルの中華蕎麦\800と、他店では和え玉に相当する「ばけ小」\250を注文。
明るい店内は座席間隔を空けるなど感染対策もされており、店員さんの接客も丁寧で居心地良い。
オペレーションがまだちょっと慣れていないのか、提供に時間が掛かったりオーダートラブルが
あったりするようだ。ノーマルの中華蕎麦で20分近く待ったかな。

スープの見た目は澄んでいてあっさりすっきりに見えるが、濃厚なにぼしの出汁と塩味で持って
いくタイプで、物足りなさは感じない。この見た目にしてこの味は結構稀かも知れない。
北海道産小麦「春よ恋」を使用しているという細麺は、煮干し系ではたまに見かけるばっつりと
切れる歯ごたえの良いもの。具材はチャーシュー・穂先メンマ・青菜・ナルト・ネギとシンプル。

麺に箸をつけていると「ばけ小」が提供された。
和え玉の提供タイミングはお客のコール式だとありがたい。案の定、中華蕎麦の麺を食べ終えた
頃には温度が下がり、混ぜづらくなっていた。ばけ小については特筆すべきことは無い。

永福町大勝軒系の古いお店のようにスープ表面を層の厚い油が覆っている訳ではないが、何故か
最後まで熱々で食べることができた。器の温めもしっかりされているようだ。

個人的には好きな味だけど、サラリーマンや若者よりもファミリー層や高齢者が多そうな稲毛で
トッピングのみのバリエーション（ばけの辛いやつは店内チラシにあったけど）、攻めた感じの
塩味、この価格設定（私見だけどちょい高）、この場所でどこまで勝負できるか。

オペレーションが安定した頃を見計らって、再訪の際はワンタン中華蕎麦に挑戦してみます。