味は悪くないが、接客が全く駄目 : ピッツェリア CaCa

市川～津田沼間のランチ開拓もそろそろ限界に近づいてきたので、今日は稲毛を攻めてみよう。
ちょっと気になるインド料理店があるので、行ってみました。
もし営業していなければ、ちゅーかさんの書いた寿司屋に行っても良い。
両方とも駅のすぐそば。
まずは、インド料理店。
はて、シャッターが降りたまま。
旗は出ているけど、昼は営業していないのだろうか？
仕方がないので寿司屋へ向かう。
すると、今度は暖簾が出ていない。
時計はすでに12時。
ランチは止めたのかもしれない。
参ったねぇ。
どうも、稲毛は相性が良くないようだ。
寿司屋に来る途中に、このピッツアの店があったことを思い出す。
ここで良いか。

何となく、垢抜けたイメージ。
石窯もあるから、結構本格的な店のようだ。
入ってみよう。
1階はまるで、立ち飲みのバールのようだ。
2階もあるみたい。
座席は椅子がなく、お尻を乗せるタイプ。
長居が出きない店のようだ。

ランチはパスタかピザのセットメニューが中心。
1,200円でデザートとドリンクが付くというから、比較的リーズナブルな構成だ。
パスタよりピッツアの方が良さそうなので、ピッツアにしよう。

ホールは若い女性とオーナーらしき女性がいます。
厨房は若い男性が必死にピッツアを作っている。
テイクアウトもやっているせいか、忙しそうだ。

ピッツアは、いろいろあるようです。
手で持って食べるようなものまであって、アメリカンなタイプか。

どれにするか悩んだが、白マルゲリータとクワトロフォルマッジにしました。
やはり、オーソドックスなものの方が無難でしょう。

まずはサラダが出てきます。
酸味が強いドレッシングです。
これならスープでも出してくれたほうが良いのに。

10分ほど待ってピッツアが来ました。
大きさは思ったより小さい。

白マルゲリータ。
トマトソースを使っていないだけか。
生地はちょっと薄い。
ローマかな。
味は塩気が強い。
悪くない。

クワトロフォルマッジ。
当然、ハチミツが付きます。
全部かけちゃいましょう。
チーズの香りが良い。
でも4種類使っているかどうかは不明。
とりあえず、こっちの方が美味しい。

ピッツアの味は多少ファストフードっぽいけど、悪くない。
まずまずと言ったレベルかと思います。

ちょっと喉が渇いたので水が飲みたい。
ホールの若い女性に水のお替りをお願いした。

「少々、お待ちください」

しかし、この女性は厨房に行ったり、他のお客さんのところへ行ったりして、水を持ってくる気配なし。
はて、お客さんの数は大したことはない。
そこまで忙しそうにする理由が分からない。
料理を作るでもなく、ただ料理を運ぶだけなのに、何が忙しいのか。
結局、水は忘れられたようなので、オーナーらしき女性に言うとすぐに持ってきてくれました。
この分だと面倒なのでドリンクを先に持ってくるようお願いすることに。

ドリンクが来ました。
私はアイス珈琲。

先ほどの若い女性を観察。
嫌な性分です。
他のお客さんの対応を観察します。
うむ、やはり料理を運ぶことと、皿を下げること、お客さんの会計を済ませることしかやっていません。
このオペレーションをこなすだけで精一杯の感じ。
お客さんが今どういう状況かを見る余裕など微塵もない。
サービス業に慣れていない典型的なパターンだ。

水が無くなれば水を入れる。
料理が遅れているようであれば、もう少しお待ちくださいと言う。
そんな単純なことに気が回らないほど、余裕がありません。

サラダを出したあとピッツアを運び、皿を下げる。
ドリンクを出す。
後は会計するだけ。

おそらく、この分だとデザートは持ってこない、と確信しました。

ここでこの女性にデザートを持ってくるよう頼みました。

「少々お待ちください」

また、少々か（笑）

果たして、厨房に入って皿を洗い、また料理を運ぶ。
会計する。
デザートの「デ」の字も忘れたようだ。
待つこと15分。
もはや、持ってくる気配は全くなし。

「デザートまだ？」

「あっ、今持ってきます」

「さっきからずーとずーと待っているんだけど」

「すみません」

さすがに嫌味をたっぷり言ったら、記憶に残ったのか持ってきました。

ティラミスアイスとバニラクリームか。
平凡なデザートです。

食べ終わり、さっさと会計。

「申し訳ありません、遅くって」と謝っていました。
気立ての良い娘さんのようだが、大変ですな。

たぶん新人さんで慣れていないのでしょう。
こういう場合、他の人がカバーするか、指示してやらないと駄目。
接客業は臨機応変な対応が求められます。
慣れていない人はこの柔軟な対応がなかなか出来ない人がいます。
店側に問題があると思いますね。