特製なでしこポーク１００％のハンバーグが美味 : ハンバーグ パテ トツカ

レビュアーのうめばらももさんからのお誘いを受け、ランチタイムに利用しました。
平日正午頃のことです。

ランチメニューは「特製なでしこポーク１００％のハンバーグ」で、５種類のソースが用意されていました（他に子供用のミニハンバーグもありました。）。
特製なでしこポーク１００％のハンバーグは、メニュー上の解説によると『千葉県産なでしこポークのロース　フィレ　バラ　肩ロース　モモ　ウデの６種類のお肉を使い粗びき、細びきと部位ごとに挽き方を変えたこだわりのハンバーグ』とのこと。

私は、１番人気メニューだという、「チーズハンバーグ　バーニャカウダソース」の１６０ｇ（税込１，１００円）を注文しました。
ライスまたはパン、コーヒーまたは紅茶（アイス、ホット）が付いており、ライスとアイスティーを頼みました。

近況について語らいながら待つこと十数分後に配膳されました。
チーズハンバーグ　バーニャカウダソースは、メニュー上で『ふんわり泡立つアンチョビとガーリック　焦がしバターの香りいっぱいのソースで食べる当店だけのチーズハンバーグ』と紹介されています。
前述のとおりの特製のハンバーグは肉の旨みが存分に味わえ、また、量がたっぷりのバーニャカウダソースは、ハンバーグとの相性が抜群で、さらにチーズの風味も加わり、かなり美味しい一品でした。

店内は、十数人の先客・後客で賑わっており、この店の人気ぶりが伺えました。
コロナ禍が収束し、気兼ねなく美味しい料理を味わえる世の中に早くなって欲しいものです。

長年、タバコと宝くじが販売されていた店舗スペースにこの店が入居していることに気付き、軽く驚いたのは半年程前のことでした。
思い立って訪れてみました。平日１３時半頃のことです。

店先にメニューが書かれたＡ形看板が設置されていました。
いわく『千葉県産芋もち豚のロース、フィレ、バラ、肩ロース、モモ、ウデ、ノド肉の７種類の豚肉を使う事で濃厚な旨味とサッパリとした後味の女性でも食べやすいハンバーグです』とのこと。

店内は、完全な新店なので当然ですが、内装・什器共に綺麗でした。
テーブル２８席で、卓上には箸とお手拭きがセッティングされていました。
ハンバーグをメインに据えている店なのに、ナイフとフォークではなく、箸だったので意外でした。（個人的には、箸の方が食べ易いので歓迎です。）
夫婦と思われる年配の男女１組、近隣の勤め人らしき男女３人組の計５人が先客としており、後から男女１組が来店しました。
店の人は、調理担当の男性（店主？）と主に接客を担当していた女性２人の計３人でした。

ランチメニューは比較的シンプルで、下記のとおりでした。（税込価格）
・チーズハンバーグ　バーニャカウダーソース　　　１，２００円
・ブラックペッパーハンバーグ　デミグラスソース　１，０８０円
・プレーンハンバーグ　デミグラスソース　　　　　１，０８０円
・香草焼きハンバーグ　トマトとバジリコのソース　１，０８０円
いずれも、サラダ、ご飯またはパン、コーヒーまたは紅茶（温冷）が付いています。
ハンバーグは通常１６０ｇで、プラス２００円で２００ｇに出来、ご飯の大盛はプラス５０円でした。

どれも美味しそうで迷いましたが、ハンバーグ本来の味を楽しみたいと思い、ブラックペッパーとプレーンに絞り、最終的に前者にしました。
ドリンクとサラダが先に提供され、ハンバーグとご飯が配膳されたのは、注文してから１２分後のことでした。
ハンバーグは、皿の中心部に敷かれたマッシュポテトの上に乗せられていました。
その周囲はデミグラスソースで満たされており、ズッキーニ、人参、カボチャが添えられていました。
ハンバーグは前述のとおり、確かに『濃厚な旨味とサッパリとした後味』で、『女性でも食べやすい』印象でした。
ただ、男性の私には、肉汁が多めに出てくるような後を引く味わいのハンバーグも捨て難く、そういったものと比較してしまうとちょっと物足りなく感じてしまいました。
デミグラスソースもやや控えめの味で、ハンバーグそのものの味を阻害しないように作られているように思いました。

少し否定的な書きぶりになってしまった箇所もありますが、トータル的に満足しました。
女性だけで、あるいは、女性と一緒に食べるハンバーグとして適しているのではないでしょうか。