季節ごとに変わる健康応援メニュー : キッチンぴなこ

平日１１時半頃利用しました。

コロナ対策のアクリル板が各テーブルに設置されていました。

この店では、グランドメニューの他に季節ごとに変わるメニューを用意しており、今回は健康応援メニューから選びました。
健康応援メニューは、２種類、各税込１，０００円、それぞれ限定３０食で、「秋の薬膳セット」と「鶏肉とたたき牛蒡のピリ辛煮」がありました。

後者を注文したところ、５分程で配膳されました。
鶏肉とたたき牛蒡のピリ辛煮、ご飯、味噌汁、小鉢２種（おから、春雨サラダ）、デザート（さつま芋のフラン）という構成でした。
メインのピリ辛煮は、香ばしさとピリ辛の風味がマッチしており、なかなかの美味しさでした。
デザートのさつま芋のフランも、素材の風味を活かした味わいが美味でした。

ヘルシーさと満足感を兼ね備えており、満足できました。

平日正午頃、約２年ぶりに利用しました。

病院正面玄関脇にあった「エ・プロント」が閉店し、跡地が改修中でした。
その影響もあると思いますが、かなりの混みようでした。

以前利用したときに気になった「うーぽん（税込７９０円）」を注文してみました。
メニュー上の説明によると『うどん麺のちゃんぽん』で、『ちゃんぽんスープ』、『細うどんめん』、『旬野菜と魚介類がたっぷり』とのこと。

７分程で提供されました。
具は、メニュー上の写真と比べると若干少ないような気がしました。
細うどんめんは、通常のうどんの方が口当たりが良いように思いました。
スープもうどんのつゆをベースにしたような中途半端な味に感じられました。
さまざまな具が入っていたのでその点は楽しめましたが、なんとか普通に美味しいというレベルでした。

うーぽんはグランドメニュー１ページ目に大きく掲載されていますが、正直おすすめはできませんね。
健康志向のメニューの中から選べば良かったと思いました。

平日の正午過ぎ、３か月ぶりに利用しました。

客はそこそこ入っていましたが、席にはまだ余裕がありました。

グランドメニューに変更はなさそうでしたが、季節メニューが「夏の冷製メニュー」から「秋のスタミナメニュー」へと替わり、「健康応援メニュー」の内容が変更されていました。

「健康応援メニュー」には千葉大病院の和漢診療科が監修したメニューもあって気になりましたが、季節メニューから「北九州名物　焼きカレー（税込９５０円）」を注文することにしました。

２分程で、「健康応援一皿」と名付けられた前菜が配膳されました。
野菜中心でヘルシーな日替わり小鉢２種で、これをつまみながらカレーを待ちました。

カレーが到着したのは注文してから１５分後のことでした。
バターライスの上にルーが掛けられ、さらに、チーズ、温泉玉子、ベーコン、ナス、パプリカ、ブロッコリーが乗せられていました。
具がそれぞれ独立しているため、味のバリエーションが楽しめました。
スープはコーンポタージュで、粒の無い滑らかな口当たりが気に入りました。

今年竣工したばかりの建物なので店内は綺麗ですし、病院のレストランとしては十分なレベルだと思います。

平日１２時半頃行ってみました。
前回はパンしか購入しませんでしたが、今回は食事での利用です。

グランドメニューの他に、夏用メニューとして、冷製パスタ、冷やしそば、冷やし中華といったものも用意されていました。
ご飯をしっかり食べたい気分だったのでグランドメニューの定食の中から選ぶことにしました。
定食欄に記載されていたのは和洋５種類ずつの定食・セットで、和食の筆頭が「鶏もも肉のフルーティー唐揚げ定食（税込９８０円）」でした。
フルーティー唐揚げとはどういうものだろうかと思ったのですが、定食欄の最下部に解説がありました。
『鶏もも肉を季節のフルーツを使ったオリジナルの唐揚げ漬けこみ液にじっくりと漬けこみました。果物の酵素の働きで、柔らかくジューシーになった鶏肉をカラッと唐揚げに仕上げました。』とのこと。
興味が湧いたのでこれに決めました。
ご飯は千葉県産コシヒカリを使用しているとのことで、白米と美活ごはんから選択できるようになっていました。
美活ごはんには『白米にオリジナルブレンドの雑穀米と蒟蒻米を混ぜて炊き上げました。蒟蒻米が混ぜ込まれているので、カロリーが気になる方にオススメです。もっちりとした食感と雑穀の風味が豊かなごはんです。是非、お召し上がりください。』という説明が付されており、こちらを選びました。

全てのメニューに野菜を使った前菜「本日の健康応援一皿」が付いているそうで、唐揚げ定食にも付いていました。
実際には「一皿」ではなく「二皿」で、この日は、牛蒡サラダと小松菜のお浸しでした。
おまけ程度の品ですが、野菜を摂取できるのは良いですね。

唐揚げは、皿が大きいせいもあるのでしょうが、量が少なく見えました。
ただ、前述の説明どおりジューシーでなかなかの美味しさでした。
美活ごはんも説明どおり、確かにもっちり感があり、悪くない味でした。
味噌汁は野菜が多めに入っていました。

それなりに健康志向であり、病院のレストランとしては及第点ではないでしょうか。

千葉大学医学部附属病院では、平成２８年１２月から平成２９年２月に掛けて、パン屋「Ｈａｎａ＊」、展望レストラン「ヴァンセーヌ」、食堂「桔梗」が相次いで閉店しました。
そして、病院敷地入口のすぐ近くに２階建ての新しい建物が建設され、その１階に上記３店を統合した、この「キッチンぴなこ」がオープンしました。

ちなみに「ぴなこ」というのは、ピーナッツをモチーフにした千葉大病院のオリジナルキャラクターの１つで、グッズが院内の売店・コンビニで販売されています。

店内は細長い造りで、外来棟側がベーカリー、病院敷地入口側がレストランになっています。
新築なので当然ですが、とても綺麗でした。

所用で病院を訪れたのは１５時頃でしたので、食事はせず、パンを１つ購入することにしました。
惣菜パン、菓子パンは４０種類程陳列されており、他に焼菓子等も販売されていました。
パッと見てその三角形の形状が気に入った「ハムチーズパン（税込１５１円）」に決めました。

ハムチーズパンは、『ふんわりとした生地でハムとチーズクリームを包んだボリュームのある惣菜パンです。』と解説されていましたが、実際食べてみると全くそのとおりで、普通に美味しく、また、それなりに食べ応えがありました。

レストランでは健康応援メニューも用意されていました。
今後は、外来患者や見舞客が主に利用する店はこの店になるんでしょうね。