キングカズ・・・いや、ビストロ : 旬菜食卓 びすとろ KAZU

洋食でも食べよっかな？と、選択したお店。

地下に降りて行くと、カウンター席やテーブル席がありました。
さらりとテーブル席を勧めていただけます。

と言う事は、本日は一人の私にテーブルを進めても問題ないってことなのかな？
本来と言うか、食べ手の目線からですが、開店早々にくるお客さんはお店にとってもありがたくないですか？
一人客とは言え、そう言うお客さんにはゆったりとした席を案内した方が、また来たいって思う気がします。
お話したそうなお客さんはお店の方の近くの席に案内すればいいし、常連さんになってきたら「混んできたから席移るわ」とか、早めに切り上げて帰ってくれたりする気がします。
良いもてなしをすると、協力的になると思うんです。

とは言え、カウンターだけのラーメン屋さんのような、お客さんを効率よく捌きたい・・・薄利多売なんで・・・なんてお店もあり、「奥から座ってください！」と指示するお店も確かにあります。
仕方がない気もしますが、効率的に考えると、隣り合うように座らせた方が食べ終わっても席を立たない可能性が高く、トータルで考えるとあと客のグループ客は「バラバラならばすぐご案内出来ますが？」と、ばらして座らせ、食べ終わった人から席抜けて行ってもらうなんてのもある様な気もします。

どう思われるか後ろめたい場合は、飴玉やお店のセンスで何かを「これ、バラバラ案内に協力していただけたサービスです」と渡すなんてのはどうでしょうか？在庫余ってきたら「オープン直ぐ着たお礼です」とかでもどうでしょう？

なんてのはその当時は思いませんでしたけどね。奥から詰めろ式に違和感を感じてしまう地方出身者なんです。
なので、こちらのお店の案内は良いなってことです。
でも、ランチは一気に人が集まるので、効率よく一人でも多く集客させねば売り上げに繋がる話だから、無理なんですけどね。

メニューから、ミックスグリルを選択。何やら種類豊富です。
他のランチメニューは日替わりパスタが３種類や逸品ランチがあったり、日替わりランチに前菜三種盛を組み合わせたものなどありました。
それぞれドリンク・サラダ・デザート付きだそうです。

サラダ先着。
街のイタリアン的葉っぱのみサラダ提供・・・では、無くちょっと頑張った感じ。感謝ですね。

メインプレートが到着。
色々乗っています。

スコッチエッグ
ほとんど食べないものです。具の卵の関係上肉が薄くなりあまり良い食感と感じないのが理由ですが食べねばわかりませんね。
ま、そのような感覚にもちょっとなったけど、玉子と肉。好きな人にはたまらないでしょう。あ、提供は半分です。他にも色々あるので。

ジャーマンポテト
ローズマリーがアクセントですね。私の今までのイメージだと、居酒屋で単品で頼むと、後半ピタッと手が止まるほどの量で提供されて、味濃く油多めのイメージがあるのですが、流石にビストロ。ハーブで変化させて食べ飽きないし、量も適量です。

自家製ザワークラウトか？
酸味が油物を中和するイメージですね。フランス語では「シュークルート」であり、ぶっといソーセージとかシャルキュトリー類とたっぷりの酢キャベツ（和名）やマッシュポテトと爆量で出て来るイメージがあります。中和していいわと思っていた、ズールコール（オランダ語）がだんだん量が凄すぎて、それすらも口に入らなくなるイメージも持っているのは内緒か？
もちろんこちらのキショナ・カプスタ（ポーランド語）は適量です。

ハムソテーか？いや、マグロソテーでした。肉料理をまぐろですべて代用できると昔思っていた時期がありますが、ハムと間違えました。
上のジュレっぽいのか？が美味い。

鳥の唐揚げか？照り焼きソースか？甘めでユーリンチー的なニュアンスもあり美味いです。

ほうれんそいのソテーはマグロとセットか。

丸いコロッケはアサリクロケットだそうな。もっと欲しいけど、そうなるとお酒が欲しくなっちゃうね。
どれも手が込んでいて楽しいです。

これにドリンクとデザートも付いてくるんですね。それで１１００円。とても満足です。

あーあ。平日でもワイン一杯・・・いや、二杯くらいは飲んでも良いような文化にならないか。
昼休みを２時間にすることが出来るように選べないか？

シェスタを採用できないだろうか・・・

ビストロを「びすとろ」と平仮名表記にするとか、少し私個人的には反応しないイメージもありましたが、やはり食べねば何も語れない。食べて納得ゆったりで満足なお店でした。