「十和田バラ焼き」を食べに十和田湖に♪　乙女の像までふらっと散歩して、「ひめます」の塩焼きの定食も頂いて十和田湖を満喫♪ : 十和田食堂

東北旅行で十和田湖にやってきました。
前々から一度来てみたかった場所です。　十和田湖を眺めながら乙女の像までふらっと散歩、久しぶりにのんびりとした気分です。

そうは言っても、やはり食べるものを求めてやってきました。
十和田湖では「十和田バラ焼き」は食べておきたいし、あとはヒメマスですね～♪　これは楽しみにしてやってきました。

お伺いしたのは「十和田食堂」さん。
昔ながらの観光地の食事処という感じで、お土産もたくさん売られていて、その横に食事処があります。　店員のおばちゃんがかなり気さくな方で、いろいろと話をしてくれつつも、食事処へ誘導されていきます。　なかなか商売上手(?)な方ですね～。

メニューを見ていて、若干高めに感じるのはやはり観光地価格といったところだと思いますが、なかなかこの地域でしか食べられない料理がたくさん。　ヒメマスは漬け丼が気になったのですが、前菜なども付いて1911円とちょっとお高めかなと。　「わかさぎ唐揚げ」も美味しそうだし、「ピザたんぽ」とかちょっと変わったメニューもありました。　その他、普通にトンカツ定食とか、蕎麦やうどんの定食など、名物料理だけでなく一般的なメニューもかなり豊富に取り揃えられていますね。

いろいろと食べたかったのですが、ここに来る前に「ギルロイカフェ」でニンニク料理をたんまりと食べていたため、嫁は米はいらないということで、「十和田バラ焼き」は単品で注文し、ヒメマスのほうを塩焼きで定食にすることにしました。

「十和田バラ焼き 単品 (850円)」
カセットコンロに鉄板がセットされ、鉄板には最初からタマネギ、バラ肉が乗っていて、タレも入っていました。
しっかりと炒めて、タマネギの色が変わったら食べごろと案内に書かれています。　十和田のバラ焼きと言えば「焼き締め」がポイント、しっかりと水分がなくなるまで炒めて頂くことにします♪

タレは醤油ベースで甘辛いもので、これがまた美味しいんですよね～♪
じゅわ～っと香ばしい香りが立ち込めて、タマネギにしっかりとタレの旨みを吸い込ませるようにギリギリまで焼き締めて完成！　これは美味しそうだ！

タマネギにお肉の脂の旨みとタレがしっかりと染みこんでいて甘辛いながらも、こってりとした旨みも残る、ご飯が進む味わいですね。　これは、まさにボクの大好物です♪　お肉もしっかりとジューシーに焼きあがって、旨みのしっかりとついたバラ肉。　タマネギとバラ肉の両方の旨みがしっかりと絡んで、これは絶妙な甘みのハーモニーを感じますね～。

これだけでもご飯が何杯でも食べれてしまいそうで気に入りました♪

「十和田湖ひめます塩焼定食（中） (1600円)」
十和田の「ひめます（姫鱒）」の塩焼きがメインの定食セットです。

「ひめます」の身がぷっくらと厚くて、なかなか食べ応えもありそうです。　香ばしく塩焼きにされていて、これは美味しそう♪
サクっと開くと、鮮やかな桜色の身、さすがヒメマスですね。　もともとは鮭と同じなのですが、海を知らない紅鮭と言われている「ヒメマス」です。　身はふっくらと柔らかく、味わいはものすごく淡白です。　すごく上品な旨みで紅鮭とはちょっと違った魚のように思えますね～。

なんでしょう、海に行って川を上って来ることがなく、穏やかな十和田湖でずっと育ったため、お嬢様系の紅鮭という感じなのでしょうか。　透明感があって、さっぱりとした脂がしっかりと乗っていて、美味しい塩焼きでした。　紅鮭のコッテリと乗った脂も大好きなのですが、かなり淡白な味わいのヒメマスも上品で美味しいですね～。

定食では、ご飯とお新香、味噌汁の他に、佃煮３種類と小鉢が２つ付きます。
佃煮には、ワカサギの佃煮が入っていて甘い香りがします。　こってりと甘く煮詰められていて、これは大好きですね～。
その他、わさび椎茸ときゃらぶきで、ちょいちょいと頂くにはちょうど良い。　小鉢には、キュウリの酢の物と、タケノコ、フキ、ワラビなどの煮物が乗っていて、山の幸も頂ける贅沢な定食でした。


十和田湖に行ったのは９月上旬だったのですが、ちょうど人の少ない時期でのんびりと出来て、美味しいものも食べれて良かったです♪　このヒメマスなら漬け丼でも食べてみたかったな～、それはまた次回のお楽しみにしておこうと思います。