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熱量投入。
別のお店についての当方書き込みに対しコメントを頂戴し、コレに応えた当方の文言をそのままコピー&ペイスト
(以下、セルフ引用その1)
以前、歌手の宇多田ヒカルさんが、アメリカの食べ物は実は核となる味のポイントが弱いものが多く、日本からの留学生でコレをなんとなく受け入れてしまうひと(低刺激のものをダラダラ食べ続けてしまう)は際限なく食べすぎ太り、キリがないからと食事に興味を無くするひとは痩せる、みたいな事をテレビで言っていました。
卓見だなぁ、と、年に一度か二度、この地を訪問すると思います。
フライドチキンやフレンチフライポテトなど、かなりでんぷん量と油脂が強く、食べていて「熱量を補給しているな」という感覚は強いのですが、反面、やはりピントがユルいので途中、「なんで俺食べてんのかな? 」と思い直す事に出くわして、自分で驚いたりします。
オレッテソンナグルメヂャナイハズナノニ
一方、この「味の焦点を決めたがる」日本人の嗜好が国内での塩気偏重、お醤油味至上主義、そして味精の多用を許容しているのかも、とも思います。
料理屋の格付けや番付が好きなアメリカ人ですが、けっこう「喫する」という事には興味が薄い人も少なくないのではないでしょうか?
そういう中でご指摘のものは、「あまり弄りようがないから」まだしもなのかも、とかヌカして #だからワタシは嫌われる
(引用終わり)
(更に引用その2)
↑の「低刺激のダラダラ」の最たるものが、(アメリカの小説の中で出てくる)家庭のお惣菜や、ダイナー、バー、パブのメニューでよく見かける「マック&チーズ」だよな、と、思ってます。
(引用終わり)
…時差ボケと睡眠不足でモーローとしている中、普段ひとりだったらとらない「昼食」も、商いの同行者がいたら、ヌキという訳にもまいらず、とは言え食べ物屋探しに一所懸命にもならず、ココでいーよね、と、逗留先のホテルに併設したパブに入り、この日は翌日からの稼業の「予備日」なので予定もなく、どちらからともなくビールを飲む事になり、さて、腹に入れるもの、と、なった時、「何も食べたくない」「食べるのを考えるのがメンドーくさい」という #冷酷な現実 に直面し、気がつけばご案内のマック&チーズ(マカロニ・アンド・チーズ)を同行者と話しながらフォークでチマチマと摘み、味も何も考えず、しかし舌をビックリさせるような刺激もないからダラダラと食い続けては、あゝある意味オレ、ものすごくアメリカ的な食事をしてるよな、と、幽体離脱的に意識を分離して、自らの行為を俯瞰しない、事もない。
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ムササビヒンソー
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店名 |
The Windsor
|
---|---|
ジャンル | アメリカ料理、パブ、バー |
予約・ お問い合わせ |
(+1) 3129437777 |
予約可否 | |
住所 |
アメリカ160 E Huron St, Chicago |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
|
サービス料・ チャージ |
チップ制 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
---|---|
駐車場 |
有 敷地内のハンプトンインホテル地下に有料駐車場あり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 英語メニューあり |
利用シーン |
|
---|---|
ドレスコード | カジュアル |
ホームページ | |
初投稿者 |
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基本的に「酒を飲ませる店」が好きである。
カウンタがあり、なかに上手い下手は別にして酒を作る人がいて、バックバーに酒壜が林立し、綺麗に洗ったグラスが並び、注文をすると注いで、出してくる
…こういう組み立ての店に何時頃から出入りし始めたかは覚えていない。
気がついたら「いつのにか」スツールに腰を下ろし、あ゛ーだの、やれやれだの、いやはやどうもだの言いながら、店の入り口にあった酒メーカー寄贈の看板や、カウンタから生えた生ビールのタップや、目の前のボトルや、カウンタの傍にワインクーラーがあればバイ・ザ・グラスのサービスがある、という事だから、そういう様子を見るとはなくみて、その日の一杯目を始め、店の人と話したり話さなかったりして、気に入れば居つき、そうでなければまた別の一軒をさがし、ひとりの出張先で、軽食も出すような店であれば、そこで済ませてしまったり
と、やっていた。
いや、今でも「やっている」
たぶん、もともと心地のいい「自分の居場所」がある、というのが好きなんだと思う。
学生時代は、うろつき回るのは専ら「昼の部」だったし、今の大手カフェブーム以前だったから、それが「喫茶店」だった。
休みにちょっと長い旅行をする時など、名所旧跡めぐりや土地の「うまいもの」を探すより先に、まずすわり心地のいい椅子と、目や耳にうるさくない環境の喫茶店を探し、見つかるとコーヒーカップの前で湯気を見ながらホッとしたものである。
今は、旅というと「大人の事情」であり、稼業の「旅商い」であるから日中はあまりのんびりできない。
が、「夜の部」になると、相変わらず「さて今日の一杯目は」となり、何処ぞのカウンタで、カクテルグラスなり、ビアタンブラーなり、ワイングラスなり、たまに、否、最近は結構な頻度で、徳利と猪口を前にして、飽きずに嘆息を漏らしている。
ヒマだねオレ、はは。
と、言うわけで、朝の七時半から展示会場入り、材料の仕込み、実演調理、その間に若干の接客とエイギョー(あれ? )と夕方五時半まで(もともとだが)昼めしも食わず、休みもせず、座る事もなく働き続け、ヨレヨレになって帰ってきた、逗留先のホテルに酒場が併設されていたら、サンダウナーの一杯目をやるな、という方が非合理である、というのが道理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー(世界基準©️副島隆彦)である事、いうを待たぬ。
かくして「昼の部」思考停止状態でマック&チーズ、モグモグに淫してしまったコチラに再訪。
こんぬつわ、バーの利用でやんす、と、五郎*1 みたいな口調(いや、ホントは英語ですが)で入っていくと、食卓じゃなくてカウンタなら、好きなとこどーぞ☆ と言われ、そのまま腰を下ろす。
目当ては「昼の部」に入った時に味をしめた、ドイツ・ヴァイツェン方式というかベルギー式というか、要するに小麦リッチなコロラドはニューベルギー社謹製のエール「ファットタイア・ベルジャン・ホワイト」*2 のドラフト。
まだまだ、アイスコールドがぶ飲みタイプが幅を利かせるメリケンさんにあって、オレンジとインヂアン・コリアンダで風味づけされた滋味深さは中々のもの、旨し!
旨しビールには、シーザーズサラダに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、メニュにある「野菜っぽいもの」のなかでは、一番ツマミになりそうだぅたから、とは、酒場で飲みも食いも一緒に済ませようという、水陸両用シュビムワーゲン*3 的無節操を嗤われそうだから黙っている。
そう思いながら、あらかじめパルミジャーノが「これでもか! 」と#BCMKR されているロメインレタスは水切りもよく、調味も市販のドレッシングではなく卵黄とアンチョビ(は、ペイストかソースかもしれない)由来と推測される「奥深さはないが自然」さで結構、ひとり前を同行者と半分ずつに分けてもらった*4 ひと皿で、最初のタンブラーを空にし、続けてやはり半分ずつとった*5 ビア・バタード・アトランティック・コッドという一般的にフィッシュ&チップスというものが運ばれてくると、明らかに「昼の部」*6 とは割烹が変わり、出来上がり、味わいがバーフード的に本格に仕上がっており、調子が出てきてさらにタンブラーを二回お代わりし、ひゃーいい気分と壁に大きく切られた窓から外を眺めると、三月半ばだというのに氷点下を記録する戸外には雪がチラついており、あゝやっぱり酒場は夜に使うもんだね、とか、結局、酒場ならオレ、どこでも好きなんじゃね? とか、様々な「ひとさまにとってはどーでもいい」考えが浮かんでは消えない、事もない。
*1 https://miyearnzzlabo.com/archives/28757
*2 http://www.newbelgium.com/beer/fat-tire-belgian-white
*3 http://car-moby.jp/117351
*4 *5 シェアするから、お皿おくれ、と言ったら、厨房で分けて別々に盛り付けて来てくれた。こーゆーのを「サービス」という。
*6 https://tabelog.com/imgview/original?id=r4923582349186