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店名 |
そばきり長助(角館地そばの店 手打ち そばきり長助)
|
---|---|
ジャンル | そば |
お問い合わせ |
0187-55-1722 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
角館駅から1,079m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
チャージ料なし |
席数 |
21席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 屋外に喫煙コーナーがあります。 |
駐車場 |
有 4台 |
空間・設備 | 座敷あり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お店のPR |
農家の蕎麦屋
お店の営業時間など、詳細はFacebookページをご覧下さい。 http://www.facebook.com/sobakirichousuke |
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角館の武家屋敷街にある、石臼で挽く手打ち角館蕎麦で人気の店。蕎麦の実も自らの畑で育て収穫している。店では自家栽培の角館蕎麦や地元で仲間が生産する角館蕎麦、常陸秋蕎麦を扱っている。10月のこの時期、角館新蕎麦の収穫繁忙期は店の関係者総出で新蕎麦の収穫にあたるため、まだ店で新蕎麦を挽く時間がない。店の蕎麦が新蕎麦となるのは11月。従ってこの時期は、いつもと同じ角館蕎麦と常陸秋蕎麦を楽しむこととなる。
鴨つけ汁蕎麦が美味しい。厚めに切られた鴨肉は5枚も贅沢に使われている。秋田の葱も臭みのないあっさりした味わいで、葱嫌いでも美味しく食べられる。やはり鴨には葱が欠かせない。汁も出汁がしっかりと主張する角館らしい味わい。主役の蕎麦は腰のあるというより、まさに腰の強い角館蕎麦。角館蕎麦のオリジナリティでもある蕎麦品種、高嶺ルビーの赤蕎麦は一度食べたら忘れられないコクと腰の強さ。蕎麦粉十割でもしっかりと粘る、ツルっとした食感に驚く。
蕎麦前は先付として出される自家製の蕎麦豆腐から始まる。蕎麦の味わいがちゃんとする蕎麦豆腐。蕎麦味噌は地元安藤醸造の味噌。角館で無添加の味噌や醤油造りにこだわる醸造元。さすが自ら蕎麦を栽培する角館の蕎麦店。しっかりとした、軽過ぎない蕎麦味噌本来の味わいを追及している。天婦羅は大きな海老が2尾。衣は薄く食べやすいカラっとした揚げ具合。天汁も角館らしいしっかりとした濃さとなっている。
角館蕎麦の高嶺ルビー、赤蕎麦と常陸秋蕎麦の食べ比べも楽しい。ルビーと名の付く蕎麦の実は名前の通りのルビー色。自家栽培の畑の写真がメニューに載っている。石臼で挽かれ、手打ちされた蕎麦もほんのりとピンクの入った色をしていて、常陸秋蕎麦との違いが一目で分かる。蕎麦のコクはこの赤蕎麦の方が多少あるように思える。新蕎麦の香りを確かめられなかったのが残念。
日本酒は地元角館に隣接する大仙市の鈴木酒造。秀よしの生酒など一通りの銘柄を揃えている。創業330年となる鈴木酒造。秀よしの名付け親は秋田藩主の佐竹公。秀でて良しと言って藩の御用酒としたことに始まると言われているとのこと。生酒、本醸造、特別純米など数ブランドが常備されている。神代と沿線の地名が付けられた純米酒が、コクのある赤蕎麦とマリアージュする。
場所はJR秋田新幹線、秋田縦貫鉄道秋田内陸線の角館駅。駅を出て武家屋敷街に向かって真っすぐ進む。突き当たりの郵便局を右に曲がり、信号を渡った先の武家屋敷通りに入る手前、市役所角館庁舎を左に曲がる。突き当たりを右に曲がった200m先の左側にある。駅からは徒歩15分。武家屋敷通りから1本、桧木内川寄りの通り沿い。
観光地のレストランとは一線を画す本格的な角館蕎麦の店。自らの畑で蕎麦を育て自ら収穫し、石臼で挽いて手打ちする蕎麦農家による蕎麦店。高嶺ルビーの赤蕎麦に秋を感じながら、常陸秋蕎麦と食べ比べのできる楽しい店でもある。300年以上続く地元酒蔵の旬の地酒と合わせれば、武家屋敷観光以上に江戸時代の秋田藩にタイムスリップすることができる。
先付 蕎麦豆腐
蕎麦前
自家製蕎麦味噌 308円
安藤醸造の味噌
海老の天婦羅 453円
蕎麦
十割蕎麦 鴨汁つけ蕎麦 1458円
香の物
十割蕎麦 2種食べ比べ 1188円
常陸秋蕎麦
高嶺ルビーの赤蕎麦
香の物
秀よし 神代 特別純米
鈴木酒造 秋田県 507円/1合徳利