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店名 |
そば処四季
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん |
予約・ お問い合わせ |
018-831-1366 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
秋田駅から464m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
26席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
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2017.6.24土
秋田市で、そばと言えば、生まれ故郷、羽後町「弥助そばや」の流れを引く、保戸野の「たちばな家」に決めているのだが、食べ歩いていると、秋田市でしか味わえないそば屋もある。それが秋田駅前、仲小路にある「そば処 四季」だ。
秋田市には「江戸系」と言う地ラーメンがあり、その特徴は、ラーメンに南蛮の辛味が入っていることだ。ラーメンに辛味と言えば、ありがちなのだが、ここ「そば処 四季」では、そばに辛味を入れて味わうことができる、とても珍しいそば屋だ。
そばを注文すると、ねぎ、天かす、そしてこの辛味が配膳される。ねぎと天かすは、そば屋では当たり前なのだが、この辛味が提供されるそば屋は、全国、秋田市でも、ここだけではないだろうか。そば屋で、わさびや一味、七味唐辛子はあるかもしれないが、この南蛮の辛味が提供されるのは、一種の衝撃さえ感じられる。
まずは、うずらの卵を入れて、わさびを入れて食べてみる。しっかりと水切りされたこちらのそばは、おそらく砂場系。藪系は、茹でたてのそばをすぐ江戸の忙しい職人向けに、提供するスピードが求められる系統だから、そばに水が付いている。そのため、つゆの味が薄まらないよう、つゆの味付けを濃くして、そばはつゆに三分の一つけて食べるのがそば通と言われていた。しかし砂場系、更科系は、町内の商家、お屋敷といった、出前向けという歴史があったので、そばが伸びないようにしっかりと水切りする。そばに水が付いてないのだから、つゆにしっかりそばを付けて食べるのが、砂場系、更科系の食べ方なのだと、何かで聞いた。
そば処 四季さんは、出前はやっていないと思うが、しっかりと水切りされたそばの様子を見ると、おそらく砂場系の系統だろうという読みである。
ねぎ、天かすを、少しずつトッピングしながら、味の変化を楽しむ。これは美味しいそばだ。そうして、満を持して「辛味」を入れてみる。すると。
これがなかなかわるくない。そもそも、そばには一味や七味唐辛子を入れて食べる様式があるのだから、江戸系のラーメンの、南蛮の辛味が合わないわけはなかったのだ。むしろ、この辛味により、そばの、つるみ、腰、喉ごし、甘みが、相対性理論的に増していき、辛味を味わいながらも、これまでにない、そばそのものの味が引き立ってくる。またこれも、ラーメン用語だが、そばを食べ終えた後、辛味により食欲が増進し「替え玉」が欲しくなるほどだった。
だから、おにぎりを注文して良かった。辛味を入れたそばつゆに、そば湯を入れて、そのピリッと辛みの効いたつゆを飲みながら、おにぎりをほおばる。この至福のひととき。
ラーメンに飽き足らず、そばにさえも、辛味を求めてしまう、秋田市の市民性とはなんなのか。それはおそらく、熱い祭りを求める、熱い気持ちを奮い立たせるための、ひとつの要因になっているに違いない。
竿燈に、辛味を。