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秋田の地酒を12種類と郷土料理を堪能♪ 2022年の呑み納めです♪
赤れんが館の近くにある郷土料理の居酒屋♪ 地酒も揃うおススメの店です♪
令和初の年末年始の旅で秋田にやって来た旅浪漫であります。
大晦日夜の川反にやって来ましたが、ほとんどの店は閉まっています。
薄っすらと雪の積もった赤れんが館通りを歩くと赤く光る看板を発見。
ビルの1階に居酒屋があります。 秋田杉というお店。
縄暖簾に赤提灯という正統派呑み屋の入口。 これは良さそうと入店です。
カウンター席と小上がりの座敷があります。
男性二人で切り盛りしています。 カウンター席の真ん中へ座ります。
いつものように瓶ビールをいただきます。 キリンの秋味です。
カウンター席の上に掲げられている黒板にはびっちりと料理が書かれています。
その中からまずはホルモン煮をオーダー。 500円と値段もリーズナブル。
ビールに続いてお通しも出てきました。 なまこ酢とたらこです。
料理のお品書きの隣の黒板には、秋田の地酒がいっぱい書かれています。
これはいい店に入ったぞ~♪ と内心ほくそ笑みました。
テレビは紅白歌合戦を放送しています。 今年もいよいよ終わりです。
そういえばここ数年は秋田で新年を迎えることが多くなりました。
高清水の熱燗二合をお願いしました。 ゆうべは休肝日だったので今日は呑みます。
ホルモン煮と熱燗。 牛ホルモンと豆腐が白味噌で煮込まれた一品。
一味をたっぷりいれて・・・。 あ~、美味しい。
わざと不愛想な大将に話しかけてみました。
「いつからやってるんですか?」 「1979年からです」と大将。
年の頃は60代くらいでしょうか。 話しをするとそんな無口な主人でもなさそう。
続いて黒左多六の冷酒をいきます。 特別純米酒の特別限定瓶火入れとあります。
初めて呑む銘柄です。 「米の秋田は酒の国」といわれるように
米の旨味が感じられるお酒が数多くありますが、これもそのひとつですね。
比内地鶏刺しをオーダー。 刺身はなかなか食べられません。
ササミとモモが出てきました。
山葵とマスタード、食用菊が添えられています。
両方とも刺しといっても表面は軽く炙られていますね。
宮崎の都城で食べた地頭鶏刺しの写真を大将に見せると
「これは綺麗」と感心されました。 鶏刺しも奥が深いです。
さすがに歯応え抜群な鶏刺しです。 噛むごとに旨味がじわっと出てきます。
しかしこの店主は相当食べ歩いていますね。 かなり精通されています。
次に福小町の純米吟醸を一合お願いすると出てきたのは
緑のラベルの角右衛門 2019 EXTRA EDITION 責切という日本酒。
責切とは搾り始めのあらばしり、途中の中汲み、そして最後の責めとなり
最後の最後に圧力をかけて搾り切るのが責切と呼ばれるようです。
酒米は美山錦100%。 1500本限定だそうです。 これはプレミアム♪
フルーティな味もするまろやかなお酒。 いいお酒を飲ませてもらいました。
やはり冬の秋田に来たら是非食べたいのが、真鱈の白子だだみです。
大将に聞くと「あります」というので、いただきます♪
気分よく飲んでいると、隣の兄ちゃんが話しかけてきました。
神奈川から一人旅で秋田に来たそうです。
見ればシシャモをかじりながらお酒を飲んでいます。
何で秋田でシシャモと聞くと、それを聴いていた大将も笑っています。
北海道鵡川の本ししゃもではなく、カペリンですしね。
「秋田に来たらこれを食べないと」とただみを勧めると
初めて食べますと即注文。 一口食べて美味しいですと笑ってくれました。
どろっとした食感ではなく、しっかりとした白子です。 新鮮ですね。
これにはやっぱり日本酒。 最後にただいたのは阿櫻の特別純米初しぼり。
山内杜氏のもと長期低温発酵で醸す秋田流寒仕込み製法で造られたお酒。
これはさきほどの角右衛門 責切と正反対のキリっとした辛口。
いやいやいや、これだけ美味しい日本酒が揃っている天国のような居酒屋です。
〆におにぎりを食べてごちそうさん。 焼き海苔のおにぎりも旨いもんだな。
2019年最後のお客となりました。 滞在時間は2時間30分。
大将の今野さん、覚えてくれているかな。 また行かせてもらいますよ~♪
いろいろ勉強させてもらいました。 おおきにです。
ごちそうさんでした。
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旅浪漫
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旅浪漫さんの他のお店の口コミ
店名 |
秋田杉
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、きりたんぽ、焼き鳥 |
予約・ お問い合わせ |
018-824-6566 |
予約可否 |
予約可 ※当店は、単品飲み放題はございません。 |
住所 | |
交通手段 |
JR 秋田駅 西口より徒歩約15分 *赤れんが郷土館向かい 秋田駅から1,150m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー可 (楽天Edy) |
サービス料・ チャージ |
おとうし500円 |
席数 |
40席 (カウンター5席、お座敷35席) |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可) |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 あり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1979年3月15日 |
備考 |
【秋田市大町5-2-38 ダイトウビル 1Fから移転】 |
お店のPR |
本物の旨さを知る店主が紡ぐ秋田の郷土料理を、お酒片手に楽しむ。地元の方から愛され続ける老舗
◇秋田駅徒歩15分◇ |
初投稿者 |
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2022-23 年末年始の東北の旅で
秋田にやって来た旅浪漫であります。
2022年大晦日の秋田は思ったよりも雪は少なめ。
今年最後の晩酌に向かったのは
秋田の繁華街 川反の赤れんが館通りにある
居酒屋の秋田杉。 3年ぶり二度目の訪問です。
大きな赤提灯、縄暖簾には居酒屋 秋田杉の文字。
それをくぐって店内へ。 懐かしい雰囲気です。
予約してあるカウンター席へ座らせてもらいます。
店主の今野さんと見覚え有る息子さんの顔も。
親子二人で切り盛りする秋田郷土料理と地酒のお店。
3年前と同じNHKの紅白歌合戦が始まっていて
あの日と同じシチュエーション。 ええ感じです。
さあ、今夜も呑みますよ~♪
◇ お通し 鰯揚げと鱈子醤油漬け ・・・ 500円 (税別)
◇ ダダミ刺し ・・・ 900円 (税別)
◇ 刺し盛り 一人前 ・・・ 2000円 (税別)
◇ きりたんぽ鍋 一人前 ・・・ 1500円 (税込)
◇ 比内地鶏炭火焼き レバー ・・・ 450円 (税別)
◇ 比内地鶏炭火焼き 皮 ・・・ 450円 (税別)
◇ 比内地鶏炭火焼き 手羽 ・・・ 450円 (税別)
◆ キリン一番搾り 中瓶 ・・・ 650円 (税別)
◆ 杜氏小番 特別本醸造 袋吊り 限定火入れ 燗酒 一合 ・・・値段不明
◆ 新政 利き酒三点セット ・・・ 3000円 (税別)
【産土(アース)・秋櫻(コスモス)・天鵞絨(ヴィリジアン)】
◆ やまとしずく 一穂積 純米吟醸 冷酒 ・・・ 1000円 (税別)
◆ 鳥海山 伝口切辛 純米超辛口 冷酒 ・・・ 値段不明
◆ 天花 月ラベル ささにごり 冷酒 ・・・ 1000円 (税別)
◆ 一白水成 純米大吟醸 改良信交 冷酒 ・・・ 1000円 (税別)
◆ 稲とアガべ DOBUROKU 水もと 改良信交 冷酒 ・・・ 900円 (税別)
◆ 純米酒利き酒三点セット ・・・ 1000円 (税別)
【山本 ど辛・春霞 木の葉ラベル・刈穂 番外品 】
まずはいつものように瓶ビールを。 キリン一番搾りです。
お通しは鰯揚げと鱈子醬油漬け。
これも酒飲みの心がわかっているようなお通しです。
冬の味覚 ダダミ刺しを。 秋田に来たらこれを食べないと。
真鱈の白子を秋田では「ダダミ」と呼びます。
ポン酢でいただきます。 濃厚で優しい味わい。
これが出たら日本酒を頼まないとね。
燗酒は定番の高清水がメニューにありますが
他の酒でと聞くと、出してくれたのが
杜氏小番 特別本醸造 袋吊り限定火入れ。
由利本荘市にある佐藤酒造店の杜氏小番(こつがい)
秋田県産美山錦を53%まで精米して醸した本醸造酒。
特別本醸造といえど美味しくない訳がありません。
次に注文した刺し盛りは七種盛り。
ソイ、平目、本鮪、のどぐろ、鰯、赤蛸、ヤリイカ。
本鮪は青森大間産のとろ。 高級魚が並びます。
秋田の日本酒で一番人気があるのが新政。
利き酒三点セットがあるので、それで味を確かめてみます。
息子が出してくれたのが、
産土(アース)、秋櫻(コスモス)、天鵞絨(ヴィリジアン)の3種。
酒米が異なりそれぞれビミョーに味が違いますが、
いずれも美味。 貴重な経験になりました。
さらに続いて読み方が難しいお酒。
ヘトしずくではなく・・・やまとしずく一穂積 純米吟醸。
蔵元の田んぼで栽培した「一穂積」という酒米だけで
作ったお酒。 原酒ですがアルコール度数は14度と低め。
秋田にはいろんなお酒がありますねぇ~♪
秋田名物の代表きりたんぽ鍋をいただきます。
本場の比内地鶏で出汁を取った本格的なきりたんぽ鍋。
比内地鶏のレバーやキンカン、鶏肉も入っています。
さあ、次の日本酒はどれにしようかな。
これがおすすめと出してくれたのが
鳥海山 伝口切辛 純米超辛口。
日本酒度+15と辛口の定番酒。 キレがいいです。
大納川 天花 月ラベルささにごりは微炭酸のうすにごり。
キリリとしていて、これも美味しいお酒です。
続いて一白水成 純米大吟醸 改良信交。
白い水から成る一番旨い酒から名付けられた一白水成。
五城目町にある元禄元年(1688年)創業の福禄寿酒造の酒。
亀の尾の血統を受け継ぐ酒造好適米の改良信交で
醸した辛口のはっきりした味わいの日本酒です。
さらに次はどぶろくをいきましょう。
稲とアガべ DOBUROKU 水もと 改良信交。
稲とアガべ醸造所は男鹿市に2021年に出来た
クラフトサケ醸造所。 酸味のあるにごり酒。
チャレンジャー精神の新しい日本酒です。
比内地鶏の炭火焼を3本お願いしました。
レバーと皮と手羽。 いずれも1本450円と高価。
ジューシーで鶏自体の旨みが分かる塩味で。
最後に純米酒利き酒三点セットで締めましょう。
山本 ど辛、春霞 木の葉ラベル、刈穂 山廃純米番外品。
この純米酒飲み比べは1000円なので、値打ちがあります。
今夜いただいた秋田の日本酒は10銘柄12種類。
秋田の美味しい日本酒と郷土料理で
2022年を締めくくることが出来ました。
会計は18000円とワタシにすれば高額になりましたが
これだけお酒を味わうことが出来たので納得です。
また行かせてもらいますね。
今野さん、息子さん、また宜しく。 ごちそうさんです。