以前の印象がかなり良かっただけに・・・。 : こなす

約3年半ぶりの訪問です。
今では三河NO1の人気店と言っても過言ではないお店となっていまった「こなす」さん。
現状はどんなんなのか・・・行ってみる事にしました。

今回事前にお願いしたのは6,000円程のコース。
予約時に少し違和感が・・・。
以前と少しシステムが変わったような・・・。
希望に沿った内容でのおまかせ料理だった以前。
今は金額のみの設定で料理内容はお店におまかせ。
何となく？？？が。

お店の雰囲気、賑わいは当時のまま。
狭い店内で大にぎわい。
中々話が聞こえない状況です。
地元のサラリーマンの方々、遠方から来られた方々。
とにかく大盛況^^;
相変わらずの居心地の悪さ・・・です(~_~;)

ではこの日の流れを・・・。

▼まずは活きた毛ガニが登場。
　　演出も当時のまま。
　　これを使った料理をするとの事。
▼こなす名物の肉団子風コロッケ。
　　相変わらずの美味しさです。
　　ミンチカツに近い食感です。
▼ホタテのウニ載せ焼き
　　以前もあった料理の感じがしますが、今回は質的に？？？に感じました。
▼何かの唐揚げ
　　素材は忘れましたが、見た目のとおり油っぽく美味しいとは言えない揚げ物でした。
▼馬刺し（追加注文）
　　これも以前食べた馬刺しに比べイマイチに感じてしまったボンパパ。
▼先ほどの毛ガニの刺身
　　活きだけに普通に美味しいです。
　　ただ、4人で１杯なので・・・(-_-;)
▼牛肉の蒸籠蒸し
　　この肉質は良いです。で、あっさり頂けます。美味しい料理です。
　　このお肉が演出的に豪華さと満足感を高めている感じですネ。
▼毛ガニの蒸し物
　　普通に美味しいのですが、やはり４人で１杯ですので物足りなさが・・・。
　　それに、ただ活きガニを蒸しただけの料理。
　　蟹専門店に行った方がコスパ的には・・・。
▼小エビと貝柱のかき揚げ
　　やはり油っぽくて・・・。
　　これも普通に揚げただけの料理。
　　ん・・・。
▼明太子の雑炊
　　全然物足りないです。
▼追加でつけ麺を注文。　
　　専門店に比べてはいけませんが、やはり味的にはもうひとつに感じました。
▼リンゴ　シャーベット

以上がこの日の料理と流れです。

ワタクシ達の味覚が変わったのか内容が落ちたのかは分かりませんが、満足度はさっぱり。
完全なる期待外れに終わりました。
高いレベルの「こなす」さんを以前経験しているから余計にそう感じたのかもしれません。

以前の印象としては、かなりのハイコスパで、高級食材＋鮮度が良い料理が次から次へ・・・。
料理の工夫もあり、各テーブル毎に好みに合わせそれぞれ違った料理が・・・。
あと、ひと手間かけた料理もかなりあった気がします。

今回。
殆どの方が同じコース内容で調理法は単純。
焼くだけ、揚げるだけ、蒸すだけ、捌くだけ、煮るだけ・・・みたいな。
素材的にも大幅なダウンに感じました。
よってコスパも悪く・・・。
なんて言うか・・・、
やはり、以前が素晴らし過ぎただけに余計に悪く感じちゃっている気がします。

ですが、人気店である事は間違いのない事実。
この日がたまたまなのかどうなのか・・・。

お店は生き物。
良い時もあれば悪い時も・・・。
数多くの「こなす」フアンの方々にはごめんなさいレビューとなってしまいました。
あくまで、この日だけの正直な感想ですので、お許し下さい(・.・;)

御馳走さまでした

再訪です。
ここは、ワタクシよりワイフがお気に入り。
確かに美味いお店です。

最近は基本、コースのみのようで、３５００円から５００円刻みのようです。
で、内容も希望を聞いてくれます。
それはありがたい・・・!(^^)!
ですが・・・その代りキャンセルはほぼ不可能。
１週間前から発生するようです。
仕方ないですね・・・人気店で、お値打ちのお店ですから・・・。

前回美味しかったこともあり、今回は６０００円の海鮮料理メインでお願いしました。
今回も４人で３人分です。


結果として・・・。
まだ２回目の訪問ですが、いやいや想像以上でした～(^_^;)

今回の席は前回と違い、入り口左側の方。
こちら側は広々していました。


まずは、お店のルールで一人１杯飲み物をオーダー。
２号は何もいらないとの事で、ワタクシが２杯分の生ビールを・・・!(^^)!
何も問題ないです(^_^.)

＊ウニ乗せホタテの炭火焼き
　下に敷かれた昆布がポイントですね。

＊定番のコロッケ

＊馬刺し
　タレと御飯でいただくんですよ(^_^.)

＊海鮮ナス田楽
　海老　ホタテ　カニかカニカマ？入りです。　餡も良い味です。

＊アユの塩焼き
　食べやすくカットされています。

＊アワビと海鮮　フランスパンと共に。
　パンを炭火で焼き、その上にアワビ入り海鮮を乗せ・・・。
　アワビの肝が入ったソースでしょう・・・。アワビ自体の美味しさをあまり感じ得なかったのが少し残念と言うかもったいない感じがしました。海鮮抜きでアワビオンリーだったら最高だったかな・・・。

＊鱧シャブ
　ここで鱧シャブとは驚きました。やや骨切りの甘さが気になりましたがなかなか美味かったです。初めから出汁に玉ねぎが入れられてましたが、ワタクシは玉ねぎも鱧と一緒にシャブした方が好みかな・・・。玉ねぎの甘みが少し邪魔している感が少々。

＊海鮮とコーンの天ぷら。
　エビとコーンがてんこ盛りです(^_^;)
　出来れば、ここはあっさり系の料理が良かったかも・・・。

＊鱧出汁のうどん
　これまた驚きです。ここでうどんとは・・・。この出汁は美味いな～。鱧も少し入ってました。

＊活き車エビの炊き込みご飯。
　もうお腹いっぱいです～(~_~;)
　独特なお味。スパイシーでなかなか美味い炊き込みご飯、この味は初めての出会いかな・・・。
　残した分はタッパに入れてくれました。

＊パインとスイカ　柚子シャーベット。
　
いやいや４人でも食べきれない量です(^_^;)
大満足のボンワイフ。
やはり、このお店が大好きのようです(~o~)
ワタクシも大満足。

あまりにも想像を超えた料理の数々でしたので、つい１万円以上の高級和食店目線になってしまいました(^_^;)
これだけ手の込んだ料理内容で６０００円は・・・かなりの高コスパでは・・・。

食事を楽しませてくれる刈谷の超優良店ではないでしょうか。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊2015年4月＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


愛知県内の中で、どちらかと言えばマイナーな町、刈谷にこれほど洗練されたお店があったとは驚きです！

正直、チョット洒落た小料理屋さん・・・そう思ってました。
入ってビックリ、食べてもっとビックリ・・・そんな感じです。

このお店は以前から気になってはいました。
皆さんのレビューやブログなどを拝見し、美味しいお店である事は間違いなさそう・・・。
そう、刈谷という町のボンパパの勝手なイメージ。
「たいした店ではないだろう・・・」
勝手な思い込み・・・大変失礼いたしました。

月曜日のこの日、当日電話予約。
OKとの事・・・ただ、コース料理で・・・との条件。
3500円　4000円　4500円　の3種類。
評判が良さげでしたので、4500円を予約。

開店時間の6時15分に到着。
場所は、どちらかと言えば繁華街になるのかな・・・。
会社帰りの方々が大勢歩いてみえました。

入店してまず驚きました。
縦長でオープンキッチンの店内はすでに満席状態。
カウンターとテーブル席が6卓ほど。
奥には座敷もあるようです。
ただ、店内の幅が狭く、かなりの圧迫感が・・・。
従業員の方は8名みえました。
狭いカウンター内には御主人を含め3名。
大阪や京都、神戸では見かけますが、愛知県では珍しい絵図です。
これはただの小料理屋さんでない事、この時点で確信しました。

まずは飲み物の注文。
最初の１杯は必ず注文しなければいけないルールのようです。
ジュニアたちはジュースを、ワイフはウーロンを・・・。

まずは炭火とソラマメが登場。
セルフで焼きます。

続いて名物のコロッケが・・・。
このコロッケ、かなり美味しいです。
コロッケと言うより、メンチカツ風・・・かな。
ボンパパ的には◎です。

この日のお刺身はノドグロ。
中途半端な刺身が何種類かついてるオーソドックスなお店とは違い、質の良い魚貝１品に絞っているところ・・・。
好感が持てます。
皮目をやや炙ったノドグロ、とても美味しく感じました。
山葵も拘ってます。

アサリバターとフランスパン。
なるほどね～、アイデアも良いです。

活き車エビ。

牛鍋。
これには少しビックリです。
まさか鍋とは・・・。
炭火のお店ですので、「焼き」だと思っておりました。
なかなか美味しいお鍋でしたよ・・・。

ホタルイカと山菜の天ぷら。

筍ごはん。
ノドグロの出汁でとったスープ。
筍の味が少し物足りないかな・・・。
スープは、ホ～・・・そんな感じです。

デザートはパイナップル。
カットの仕方がおしゃれですね・・・。

今回、初めてという事もあり、家族４人で３コースお願いしたのですが、いろいろ気も使ってくれました。
目に見えないサービスも上々です。

会計は御主人が・・・。
「満足していただけましたか・・・？」と・・・。
たぶん、自信を持った料理を提供されてみえるのでしょう・・・。
自身がなければ、聞いてきませんし(^_^;)
関西の一流どころの料理人に多いかな・・・。

ワタクシの予想ですが、どこか関西の一流店で勉強された御主人ではないかと思います。
やはり、自信を感じる料理は良いですね・・・。
信頼できるお店だと思います。

自信を持ってお勧めできる名店です。