☆鴨葱霰そば【麺屋さくら＠愛知県半田市・住吉町】 : 麺屋さくら

2018/1 祝日昼 1年ぶり訪問2回目、3杯目

麺屋さくら
　＠愛知県半田市出口町、住吉町駅
　TP3.67(84件)愛知県7半田市1
　1年前よりTP0.06愛知県10up、＋13件

1010、開店50分前に到着し待ち8人目
雨の日だったが雨の当たらない待ち椅子ゲット
前回は風もキツくかなり酷な待ち状況だったが、この日は気温は低いも風は弱くまだマシやった
前の4人目ポジションにおられたのは、名古屋のおっさんさん！
『なんで而今の周年行ってないんすか！』と突っ込まれつつご挨拶(^^ゞ
開店時は約20人待ち
順に食券買いつつ入店、L字カウンターの角に着席

発注リスト
☆鴨葱霰そば￥1200
・鴨団子￥200
＜合計￥1400＞

鴨スープと和出汁ブレンドスープに、タレではなく、小豆島正金醤油の薄口生醤油、角谷文次郎商店の三河味醂、モンゴル塩湖の塩でスープを直接調味
深谷葱のアラレ切りを丼に入れ、熱々スープ450ccを注ぐ
葱の熱の入りが絶妙になるように葱の切り方、サイズ、スープ温度、量を調整
葱の香り、甘味、辛味、食感を堪能せよ
鴨脂と焦がしエシャロット油のブレンド油を浮かべる
以上が、お店Facebook情報

葱霰微粒子の舞うスープは、紹介文ではあくまで葱が主役のように書かれてるが、
一つ一つ小粒な葱は引っかかりなくスープと共に喉元を流れてゆき、あくまで風味だけ
味自体は、蕎麦つゆのような和出汁が主体で鴨の旨味と葱風味が寄り添う形
鴨好きとしては、もっと鴨щ(ﾟдﾟщ)ｶﾓｰﾝな気持ちもなくはないが、
各素材が渾然一体となったこの滋味溢れるバランスのスープは唯一無二

麺は約1.5mm□断面のストレート細麺
小麦が癒やしを増幅♪

具材は、鴨チャーシュー、メンマ、味玉半個、海苔、葱霰、増した鴨団子
薫香乗った鴨チャーシューがとにかく衝撃的な旨さ(゜∀゜;ノ)ノ
鴨団子も絶品
竹の風味薫るメンマ、味玉、海苔も全てが必然

うまかった～ヽ(^◇^*)/
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まとめ

訪問：昼2
杯数：昼3

【TP】
昼：5.0+5.0+4.5=14.5、14.5/3=4.83

【支出】
昼：3140+1400=4540、4540/2=2270

【食ったもん】
☆5.0 じんわり煮干しクリスタルVer.ぜんめ(2017/1昼)
☆5.0 上鴨南蛮つけそば・鴨肉＆鴨団子増し(2017/1昼)
☆4.5 鴨葱霰そば・鴨団子増し(2018/1昼)

【訪問時ランキングチェック】
2017/1　TP3.61(71件)愛知県17半田市1
2018/1　TP3.67(84件)愛知県7半田市1

2017/土曜昼 初訪問

麺屋さくら
　＠愛知県半田市出口町、住吉町駅
　TP3.61(71件)愛知県17半田市1

クラス会に出席するため、伊丹から豊田へ
因みに、木曜は熊本➡東京、金曜は東京➡埼玉➡伊丹(自宅)のかなりのハードスケジュール(汗)
帰省途中に、長年行ってみたかったさくらさんへ寄り道♪

9時半に出発し、12時過ぎに到着し外待ち18人目
車から降りる時『今日は比較的ぬくいかな？』と思ったら、
店の前は知多半島の冷たい風ビュービュー吹いてクッソサブっ！(>_<)
1235入店と思いきや、食券買って中待ち5人目に移行
13時L字カウンターの角付近に着席

発注リスト
・じんわり煮干しクリスタルVer.ぜんめ￥980
・上鴨南蛮つけそば￥1380
・鴨増し￥600
・鴨団子増し￥180
＜合計￥3140＞

☆じんわり煮干しクリスタルVer.ぜんめ

この訪問の一週間ほど前からお店のFacebookページを毎日チェック
数日前から“ぜんめ煮干し”なるものを炊いてるとの情報が♪
“ぜんめ”って何や？
ググると“ひいらぎ”のことらしい
ふーん、ひいらぎもよく知らんが
別途日頃チェックしてるなな家(愛知県豊田市)のブログでも触れられてて、かなりレアもんぽい
そして、奇しくも、ワシの訪問したこの日から100食限定販売開始！やたぁp(*＾-＾*)q

素材そのものを堪能できるよう、油脂や動物を排除し、調整程度の乾物のみ使用されたというぜんめ煮干しスープ
油玉皆無で透明度高く全くピント合わん(笑)
ズズっとすすると、超淡麗ながらもぜんめ煮干しの旨味が凄まじい浸透力で身体にスーッと入り込み、
内側からジワ～っとーーーっ！！！
この感覚はまさしく『引き算の極み』と名高い神楽に匹敵するか、それ以上かも？！
うんわ～～～、めっちゃくちゃ旨い！ヽ(^◇^*)/
そこに存在するのが旨味だけだから為せる業
すげーっ！すげーっ！
さくらさんは“鴨限定よくやる”、“レアチャークソウマ”のオフレで要チェックしてた店
まさかここまで素材と戯れる方とは知らなんだ

自家製の麺は約2x3.5mm断面の平打ちストレート麺
“粉はきぬあかりとゆめちからのブレンド粉に、加水32％、蒙古王かんすい0.5％、塩1％、切り刃14番、圧延1mmで製麺。低加水だが、粉ブレンド具合、かんすい使い方、茹で具合でほど良くもっちり仕上げ。煮干しのじんわりした旨味にもっちり食感を合わせたく、細麺でなく敢えて中太平打ち麺を採用。持ち上げの弱さは加水を下げ麺がスープを吸う余力を与えた”との談(Facebookでの紹介文から抜粋、一部要約)
すごいなぁ、加水率のコントロールにここまで考えるんやなぁ
プロは皆そうなのか、このお方が特別なのか、一消費者からは計り知れぬとこであるが
そこまで緻密に計算された麺、合わんわけ無い！
小麦からも煮干しの旨味が逆流♪

具材は、チャーシュー、メンマ、姫三つ葉、焼き海苔
チャーシューは、低温調理の豚ロース
肩ロースでは血の気が立ち淡いスープが負けるからロースにされたとのこと
これまた味付けはほとんどなく、まったりとろける旨味だけの豚さん♪
豚自体の旨味が、極上に旨い！

メンマもまた、雑味が極限まで抜かれ、純粋に竹の風味が鼻から抜ける！
こんなに旨いメンマも初めてかも！
焼き海苔も極上
三つ葉は上品さを感じさせる見事なアクセント

全く隙無し！
雑味を極限まで落とし、素材の旨味風味だけがそこにある
一口一口にため息
素材一つ一つにため息
素材と対話でもされてます？
生涯忘れられない究極の旨味を味わった！

さて、それで満足すりゃええのに
鴨は見逃しませんぜ！
てことで二品目突入(笑)

☆上鴨南蛮つけそば・鴨肉＆鴨団子増し

こちらは12月ぐらいから2月ぐらいまでの冬季限定
鴨の限定がその日限りでないところが素晴らしい！
関西or熊本に移転してくれんもんかの～

つけ汁がグツグツ煮立ってて、鴨団子とぶっとい焼きネギスライスが踊ってる♪
麺上には増した鴨ロースチャーシューが7枚が麺を覆い、メンマ、姫三つ葉、糸唐辛子、焼き海苔、レモンの彩り
美しい♪

まずは麺からいただいてみる
ゆめちからの1等粉使用の自家製麺は約1.5mm□断面の中細ストレート麺
つけ麺はぶっとい麺の方が好みだが、ここでは中細が合わされる
食感としては先ほどより低加水寄りだが、つややかな麺肌によるのど越しは抜群
小麦感は、先の方がよく感じられた

グツグツ煮立ったつけ汁は鴨の旨味風味出まくり、更に中の鴨団子も暴れ、固体液体気体の三態の鴨が羽ばたきまくり♪
和出汁と姫三つ葉でしっかり上品にまとめ上げられてる

そこに細い麺を落として啜ると、濃すぎるぐらいの鴨出汁が適度に小麦で中和され絶妙のバランスで口に飛び込み、
ムッハーーー＼(^o^)／
うんまーーー！
先のが研ぎ澄まされた超淡麗なら、こちらは旨味ど濃厚！
しかしどちらもかなり上品な仕上がりな共通点

鴨チャーシュー、鴨団子は悶絶級
鴨チャーはなんぼでも噛み噛みしたい感じ
独特の鴨の旨味風味が放出される鴨団子もめちゃウマ！これ、もう何個か増してもよかったかもなぁ
鴨出汁吸ったぶっといネギが甘くてめーっちゃ旨い！
そして焼き海苔も先ほど同様、海苔ってこんな旨いのあんの？て感じ
終盤はレモンを麺側に絞り、皮をつけ汁に放り込んでサッパリ味変を堪能

お店側はつけ麺の〆にはご飯投入しての雑炊をすすめられており、
つけ麺の食べ方指南書にもスープ割の文字はない
ご飯は確かにうまかろうが、連食で既に食べ過ぎなのでスープ割にしたいところ
聞いてみるとちゃんとスープ割もあるとのことで、一度つけ汁丼を渡し戻ってくるブーメラン方式
その工程が・・・長い！(良い意味で)
温めなおし、いろんな手が加えられてお帰り～
なにやら半分固化しつつあるような油分が目立って浮かんでおり、恐らくは鴨の背脂か何かが足された模様
いただくと、塩分濃度・酸味バランスは飲み易く調整され、その上で鴨感は更に際立ってて！
うわ～、このスープ割は圧巻！
この唯一無二感は雑炊より正解かも？！

この方の作り出すもの全て食べてみたい！
そう思える素晴らしいお店
帰省の度に寄ろうっと！
衝撃の出会いでした、もっと早く来たかった＼(^o^)／