紅茶の街・尾張旭随一の専門店(*´∇`)ﾉ : ティーズリンアン 尾張旭本店

2012年6月再訪

ハンプティダンプティのケーキが美味しかったんでもう一度食べに行こうかなあと尾張旭に向かったのですが、やはり途中から紅茶が飲みたいと思い直してリンアンへｗ　すぐ近くだしね(^ー^;A　またマスターと紅茶談義をしようと思ってたのですが、この日は不在なのかお店には出てきませんでした。
うーん、ラティスもそうだけど、マスターがいないと紅茶専門店は楽しみが半減しちゃうんだよなあ(-"-;）

とりあえず以下を注文。

ダージリン・オータナムル・バーネスベック茶園（850円）
チェリークラフトタルト（850円）

ダージリンはやはりオーソドックスな味。香りも微かな若草の香り。普通の喫茶店では飲めない味ですが、やはりＴＭや紅茶日和で飲んだオータナムルの味の方が風味が個人的には好み。
チェリークラフトタルトは美味しいですね。大きなチェリーの酸味がタルトにマッチしてます。ただ、850円はちょっと高くてそうそう手が出ません(^ー^;A

お店の雰囲気は相変わらず凄くよいのですが、やはり一人で訪問だと話し相手がいないと楽しみが半減しちゃいますね。次回はマスターが居る時に伺いたいですｗ

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名古屋市北東部にある小さな市、尾張旭市。実はここ、日本紅茶教会認定店が、人口当たり一番多い市なんだそうで。
とはいえ、紅茶専門店が多いというわけではなく、紅茶教会が認定すれば、普通の喫茶店でも認定されるシステムなんですけどね(^ー^;A　それでも、美味しい紅茶が飲める店が多い、という点には間違いありませんｗ

尾張旭市にある紅茶教会認定店は2012年4月の段階で１５店舗。その中で、唯一の紅茶専門店にして日本一認定の発起店がこのリンアン。ここらへんも学生時代は友人の下宿先があって何度も遊びに来た所で、当時は何もなかったような気がしたんですが、今や大きなスーパーが出来て完全に住宅街になってました(^ー^;A

お店は大通りから一本入った所ですが、駐車場も広く、一軒家の建物なのですぐに見つかりました。

店内入り口には専門店らしく茶葉が売っており、そこを抜けて店内に入ると、中は結構広い。
カウンター×６席、４人席テーブル×５、２人席テーブル×１。テーブル間隔は結構広めなほど。カウンターに案内されましたが、カウンター席は一段高くなっているようで、目の前でお茶を淹れる様子が見られるので紅茶好きには結構嬉しいｗ

メニューを見ると、さすがに専門店だけあって種類は豊富。
しかも、水色の写真と茶園と製造年が書かれています。ここまで徹底してくれると嬉しいですねえｗ　紅茶に興味のない人には要らない情報でしょうけど、紅茶好きはやはりこういう情報は知識としても仕入れておきたいｗ
注文したのは以下。

ウヴァ・ディックウェラ茶園2010年物（800円）
スコーン（500円）

スコーンと紅茶をセットで注文すると200円引きになるようです。

美しい見た目のカップはノリタケです。
紅茶は美しい水色。微かにメンストール感を感じ、渋みも苦みも紅茶を嚥下した途端にすっと消えてゆく後味の良さ。ああ、やっぱ専門店の紅茶は美味しい。雰囲気に騙されてるだけかもしれませんが（笑
ただ、ここはポットに茶葉が入った状態では提供されないので、時間と共に変化していく水色と味を楽しむことはできません。長くお喋りしているには、こういう紅茶の方が助かるんですけどねｗ

スコーンにはクロテッドクリームとジャムが付いてきます。これも美味しい。
これだけ美味しい紅茶を飲んだのは、紅茶日和とラティス以来なんで、これだけで帰るのはもったいなく、昼飯も兼ねてもう一杯飲もうと以下を追加注文。

ダージリンファーストフラッシュ・2011年キャッスルトン（850円）
キッシュロレーヌ（730円）

ファーストフラッシュなのでウヴァに比べれば苦みも渋みも弱いですが、清涼感にも似た風味と香りが何とも言えませんｗ
水色はウヴァに比べればずっと薄いオレンジ色。品質のよいものは黄金色に見えるといいますが、まさにそんな色です(*´∇`)ﾉ

キッシュは焼きたてのアツアツｗ　これも美味しいです。でもキッシュは冷めた方が個人的には好み（笑

店内は木漏れ日が入って紅茶を飲むには最適の環境。やはり紅茶の水色は太陽光を入れないと綺麗に出ませんからねｗ
また、カウンターの中には大きな書棚があり、お茶関係の本がずらりと並んでいます。紅茶の本に混じって茶経とかもあるので驚きました。全部マスターが購入しているようで、探求心の深さと広さが伺えます。
ここまでなら紅茶専門店でもよくあるのですが、このお店がまた一味違うのは、書棚の上にクリッパーの絵が飾ってある所。女性の紅茶オーナーではこの発想は出ないだろうなあ。
クリッパーといえば、インドからイギリスまで茶葉を早く運ぶことだけを目的に作られた高速帆船です。針のように細いフレームが特徴的で、知ってる人ならば一目みただけで分かります。
その絵は、カティーサークとサーモピレーの競争している絵でした。たぶんマニアック過ぎて興味ない人は置いてけぼりでしょうけど、好きな人にはこの興奮は分かっていただけるはず！（希少でしょうけどｗ

やはり紅茶専門店はこれくらいして欲しいってレベルまで達してますね。マニアじゃなくても、気軽に紅茶を楽しめる雰囲気だし、スコーンなどの食べ物も美味しいのでどんな方にも楽しめる場所だと思いますｗ
ただ、全体的に値段は少々高めですけど(^ー^;A