握りはもちろん一品料理も出前してくれる、地域密着型の寿司店。特にアジと真鯛が美味でした！ : 菊寿司

［愛知県小牧市］［利用回数：3回ほど］
2019/6/15（土）
岩崎にある寿司店。

場所は… 小牧市民会館から犬山方面（北）へ向かい、自才前で国道155号バイパスを横切り、
次の交差点（岩崎台）の手前、左手にある。
近隣に鉄道駅なし。店を取り囲むように 5台分の駐車場を持つが、やや狭め。木曜定休。

私の実家では、国道41号沿いの老舗 "八郎鮨" が、出前でいただく寿司の定番だったが、
2017年に惜しまれつつ閉店。
それ以来、菊寿司さんにお世話になっている。

祖父がクルマで走り回っていた頃は、一人で食べに来ることも多かったと聞いている。
店頭には "ランチセット￥1100" の看板が出ており、先客の車が 3台ほど。

客席はカウンター10席、個室のテーブル席が 2部屋（喫煙・禁煙 1部屋ずつ）、
2階にも座敷があるように見える。
小さな生け簀には、真鯛・アジなどが泳ぎ、赤貝やミル貝が遊ぶ。

お品書きの一部を紹介すると…
〔寿司〕並寿司（￥1300）、中寿司（￥1800）、上寿司（￥2400）、特上（￥3000）
　　　　ちらし寿司、さば寿司、松前寿司、穴子寿司、助六寿司
〔巻物〕サラダ巻、シーチキン巻、ねぎとろ巻、いかしそ巻、えびマヨ巻、新香巻、ごぼう巻
〔定食〕海鮮ちらしランチ、天ぷら定食、ミニ懐石（松竹梅）
〔一品〕刺盛り、天ぷら盛り、なまこ、げそ生姜焼、あわびバター鉄板、鯛かぶと煮、茶碗蒸し

もちろんお好みで、1貫から握ってもらえる。
玉子、こはだ、さば、たこ、とり貝、かんぱち、サーモン、子持昆布、あなご etc.

この日は上寿司 3人前に、一品料理・握りをいくつか追加して、自宅に届けてもらった。
若大将と、お母様とみられる女性が対応。
慣れた様子で住宅地図を広げ、ルートを確認するあたりは、まさに地域密着型。

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■さざえつぼ焼（￥650）
こんな一品料理も、出前してくれます！
身はカットされているので、途中でちぎれて悔しい思いをすることもない（笑）
決して硬すぎず、自然の食感を楽しめる。磯の香りが鼻へ抜ける。

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■茹でシャコ
一人前の寿司桶に、8尾ぎっしり入って大迫力！
殻が剥いてあるので、とても食べやすい。
海老とカニの中間のような旨味と甘みがある。
私たち家族はシャコが大好き。日本酒が進みます(^-^)

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■上寿司（1人前￥2400）
中トロ・平目・イカ・海老・ウニ・いくら・数の子（計6貫）、
鉄火巻・いかしそ巻・かんぴょう巻のセット。粉末タイプの吸物が付いてくる。

出前ということもあってか、シャリは固めに握られている。
酢加減はそれほど強くない。

重要なポイントは、付いてくる醤油が「たまり醤油」であること。
東海地方ならではの非常に濃厚な風味で、東京で食べる寿司とは全くの別物になる。
個人的には白身魚やイカなど、淡泊なネタに合うと思う。

今回のナンバーワンは平目！
非常に肉厚で、コリコリもちもちとした秀逸な食感。

イカは紋甲イカを使用、ねっとりとして食べ応えあり。
中トロ・ウニなどの高級ネタもそれなりに満足できるが、
個人的には、いかしそ巻・かんぴょう巻のさっぱりした風味に心惹かれた。

[以下は追加分]
さらにアジと赤貝を追加。
アジは平目と同じように肉厚で、満足度が高い。赤貝は父の好物。

次回注文するなら、上寿司セットに含まれていないコハダ・穴子・玉子焼を
追加してみようと思う。

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■茶碗蒸し
陶器の器に入って、温かい状態で運ばれてくる。
味付けは濃すぎず、上品に仕上げてある。
具は、海老・小柱・銀杏・かまぼこ・三つ葉が入る。
特に小柱は、私の好物ということもあり、入っていて嬉しくなる。
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3人前で、お会計￥15950。
1人あたり￥5000の計算で、随分と豪勢な夕食を楽しむことが出来た。

両親も「これからは菊寿司さんにしよう」と反応は上々。
次は一度、カウンターに座ってみたいものだ。