食材高騰してるし、コロナによる打撃も受けたしね！多少の値上げは致し方なし！ : 旬彩 天ぷら 心来(しんら）

【2022.4.1 回目】

最近、旨い天麩羅食べてないなー！と思い、気軽にお一人様の予約を受け付けてくれる「旬菜 天ぷら 心来」さんへ、「直近の空いてるランチタイムで予約取れる日はいつですか？」の電話連絡で、この日に、約二年二ヶ月振りに再訪しました！

名古屋にも色んな天麩羅屋さんあるけど、やっぱ自分としては、此方の天麩羅、素材的にも天麩羅そのものとしても、かなり好きやわー！

勿論、東京の有名店や浜松の超人気店も旨いし好きだよ？でもさ、気軽に行ける距離じゃないし、何よりも、お値段的にも、懐に優しいのは有難い！！

名古屋の天麩羅で有名なお店は、かなり以前、予約取ろうと電話した際、新規予約を受け付けてない！という話をされたし、まぁ、狭い町であるが故、某有名弁護士さんに依頼しなければならないトラブル招いた！等の噂もあるし、他にも、某有名ガイドブックに記載されるため、新規予約受付ないはずが方針転換したとかなんとか聞くしね。笑（お店の方針って信念みたいなもんがあって制定するんやないの？都度、変更される方針なんて信念もクソもないね！笑）

まぁ、世の中には、腐るほど変なお店が多い！って話だよね。

此方のお店は、そんな変なしがらみもないし、気軽に美味しいものを頂けるので、本当、有難い！としか言いようがない。

今回も、シェフお任せランチコースで予約。内容は、

〈先付け〉
⚫︎筍煮

〈天麩羅〉
⚫︎蓬麩
⚫︎車海老
⚫︎車海老頭
⚫︎金目鯛
⚫︎稚鮎

〈口取り〉
⚫︎サラダ

〈天麩羅〉
⚫︎蕗の薹
⚫︎こごみ
⚫︎帆立貝
⚫︎鰆と桜の葉の塩漬け
⚫︎筍
⚫︎金時
⚫︎シルクスウィート

〈食事〉
⚫︎かき揚げ＆玉子天の小丼
⚫︎赤出汁
⚫︎香の物

〈デザート〉
⚫︎オレンジ
⚫︎キュウイ
⚫︎ミニミニショートケーキ

仕事の都合で、予約時間に5分ほど遅刻してしまった！シェフご迷惑お掛け致しました。

以前は、お店の裏手に駐車場があったのだが、このコロナの間に、裏手の駐車場には、一軒家が建てられ、お店の駐車場も道沿いの少し離れた場所に変更された模様。

その辺の事情を知らず、お店の真前に堂々と停めてしまったよ。笑

しかし、此方の天麩羅は、本当に旨くて、まぁ、どの素材のネタも、一工夫施されており、旬のものが頂ける嬉しさを感じます。

此ればっかりは、日本人に生まれて本当に良かった！と思える。

蓬麩のモチモチ感から始まり、金目鯛のフワフワ感、稚鮎のほんのりした苦味、久々に頂くサラダのドレッシングも物を無駄にしない精神が根底にあるし、春の芽吹きである山菜のほろ苦さ、鰆と桜の葉の塩漬けなんて、まぁ、風味すら旨いんやもの！笑

さつま芋の品種違いの食感の違いや〆の天丼の欲張り加減等、まぁ、最後の最後まで大満足いく内容でした！

最後の方に、今日から様々な品物が値上げされる話になったんやけど、当然、心来さんが使われてる油や小麦粉の話になり、油なんてこの一年の間に、約三倍近く高騰してるとの事。

天麩羅に、揚げ油は欠かせないので、当然、高くても仕入れなければならないのだが、流石に、毎日使う揚げ油が、三倍も高騰すると売上上がっても、利益率圧迫しちゃうよね。

以前より、ランチのお値段も少し上がっているが、此ればっかりは仕方ないかと。

また夜に、旨い天麩羅と旨い鍋喰いに行きたいと思います！

ご馳走様でした！！

【2019.2.18 五回目】

一昨年の12月に、心来さんにて、河豚の会を貸切で開催したっけ。てっさ、てっちり、天ぷらと美味しいお酒で美味しかったなぁー。

今回は、久々に、心来さんの天ぷらが食べたくなり、一人で予約しての訪問。

今回、注文したのは、

⚫︎しめじの白和え
⚫︎海老の脚
⚫︎生麩
⚫︎海老
⚫︎下仁田ネギ
⚫︎葉ガレイ
⚫︎サラダ
⚫︎帆立貝
⚫︎蓮根
⚫︎蕗の薹
⚫︎小柱のかき揚げ
⚫︎金時とシルクスイート
⚫︎肉厚椎茸
⚫︎金目鯛の青紫蘇巻き
⚫︎卵黄と海老の天麩羅のミニ天丼
⚫︎赤出汁
⚫︎果物（林檎、金柑、チョコレートケーキ）

美味しいは、美味しいんだけど、前に比べると、今回は、少し油のキレが悪かったような…。

ご馳走様でした！

【2017.12.19 4回目】

前回訪問時に、冬は河豚尽くしのコースもありますので！と店主さんのお言葉に触発され、その場で予約を取った我々。ようやく本日の訪問となりました。

ただ一名、お母様のご容態が芳しくなく、突然のキャンセルになった旨、お店へご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。

今季初の河豚！流石、河豚調理師免許をお持ちなだけあって、てっさはいい歯ごたえだし、てっちりは骨の周りのプッリプリな部分をムシャぶりつく旨さ！

今回の河豚尽くしコースは¥8,400/名。飲み物及び追加の天麩羅は別途。

⚫︎河豚刺し（てっさ）
⚫︎第一の河豚鍋（てっちり）
⚫︎河豚の天麩羅
⚫︎第二の河豚鍋（てっちり）
⚫︎各自お好みの天麩羅（かさご、帆立）
⚫︎河豚雑炊

⚫︎ビール×1
⚫︎白ワイン（甲州）
⚫︎白スパークリングワイン（甲州）
⚫︎赤ワイン（甲州）

お腹がはち切れんばかり食べて飲んで、結果、¥11,950/名×5名。

いやぁー、こんだけ飲んで食べて、¥12,000でお釣りくるなんて、名古屋市内では、絶対、有り得ないから！

大満足ですわ。

次回は、春の山菜の季節かな？また、よろしくお願い致します☆

ご馳走様でした！

【2017.9.20 3回目？】

食いしん坊仲間の女性から、此方の天麩羅屋さんが気になる！と夏前頃に言われたので、皆んなの都合を合わせての訪問です。

夜、更に、地下鉄で伺ったのは初めてだったのですが、生ビール、白ワイン、シャンパン、日本酒、赤ワインと、鱈腹飲んで、鱈腹食べて、お一人¥8,910！めちゃ格安！（お料理は¥5,000のコースです。）

名駅周辺や栄周辺の有名天麩羅屋さんも旨いっちゃー旨いのだが、同じぐらいお酒も飲むと、まぁ、お一人¥20,000近くなるのが普通。

使う食材によって、値段が張るのは分かるのだが、此方のお店でも、お一人¥8,000のコースにすれば、〝鮑〟や〝雲丹〟なども使われるとのことなので、そう考えると、コスパの良さは、他の天麩羅屋さんの追随を許さないレベル！

で、肝心の今回のコースでは、このような内容に。

⚫︎戻り鰹のタタキ
⚫︎車海老の頭の天麩羅
⚫︎生ナメコ、車海老の天麩羅
⚫︎名残ハモ、翡翠銀杏天麩羅
⚫︎特製サラダ 卵白ソース
⚫︎秋刀魚の梅肉巻きの天麩羅
⚫︎たもぎだけの天麩羅
⚫︎サツマイモ二種（金時、紅黄金）の天麩羅
⚫︎帆立の天麩羅
⚫︎茄子、鱚の天麩羅
⚫︎車海老の天麩羅
⚫︎かき揚げ丼（玉天付）、赤出汁、香の物
⚫︎デザート

取り敢えず、次に伺わせて頂くのは、年末に、河豚のコースかな？これも楽しみ♬

ご馳走様でした！

【2017.7.25 再訪】

昨年の11月振りかな？此方に伺うのは。

予約の二週間ほど前から、再訪するのを楽しみに仕事を頑張りました。笑

今回、ご主人に申し訳なかったのは、予約の時間から30分も遅刻してしまった事。此方の勝手な事情で遅れてしまい、改めてお詫び申し上げます。

さて、お店へ到着すると、喉が渇いているのが分かられたのかな？すぐにお茶を温かいものか、冷たいものか聞いてくれる心遣いに感謝。

今回は、¥3,500のコースをお願いしていました。内容は、

⚫︎サラダ

前回も食したノンオイル・ローカロリーなドレッシングなのに、生野菜をバリバリ食べられる不思議なサラダです。

⚫︎キノコの白和え

此方も、前回同様、これが出ました。味が濃いのにシツコクないから、天麩羅がだされるまで楽しめるんですよねー。

⚫︎車海老、マコモダケ、車海老の頭の素揚げ

マコモダケのシャクシャクした食感が旨かった。

⚫︎蓬麩、鮎

蓬も香りが口中に広がります。やはり鮎は日本人の心を揺さぶるよね。腹わたの苦味も楽しみたかったかな。

⚫︎紅はるか、新芋

心来というと、このサツマイモを二種類出してくれるところ。今回は、新芋のサラサラした食感の中に、ほのかな甘みが旨かった。

⚫︎万願寺とうがらし（赤・緑）、鱧

万願寺とうがらしの赤は初めて食べた。ご主人曰く、普通の緑の倍以上の仕入れ値とか。

⚫︎帆立、オクラ

中央辺りの見た目生なのに、しっかり火が通っていて、帆立の甘味を感じます。

⚫︎原木椎茸、キス

いやー、相変わらず、原木椎茸の香りが深い！んでもって、やっぱり、キノコ類は油との相性が抜群だね！

⚫︎天丼（車海老、かき揚げ、玉子）、赤出汁、香の物

これはね、はしたないけど茶碗を口につけ掻き込む旨さだよね！

また赤出汁が此方特有で、海老の頭の旨味があるため、よくありがちな八丁味噌辛さがなくて飲み易い。

⚫︎水菓子（オレンジ、パイナップル、チョコケーキ）

ご主人には申し訳ないけど、デザートはもう一工夫の余地があるかな。

でもね、やっぱり此方の天麩羅は、名古屋界隈では、トップクラスだという想いは変わりません。

また秋の食材豊富な時期に伺わせて頂きますね！よろしくお願い致します。

【2016.11.11 初訪問】

僕は和食が好きだ。割烹も日本蕎麦も鰻も好きだ。そんな和食の中でも、天麩羅は割烹と双璧を成すほど、好きな調理法である。

が、残念なことに、名古屋の天麩羅屋さんは、清水口の天丼の有名店や、そこで修行された新守山の天麩羅屋さんでも、最近話題の市場内の某店においても満足いくレベルではなかった。（新栄の某店は行きたくて行きたくて仕方ないが、何度、予約の電話を入れても全く予約が取れない。笑）

正直、割烹・寿司・天麩羅・フレンチ・イタリアン・中国料理・ラーメンなどは、圧倒的に東京の方がレベルも高いし食材もいいものを使っている事が多い。鰻・焼肉・日本蕎麦は、他の方がレベル高いと思えるようなお店がそこそこあるけどね。

こちらは昼も夜もコースのみのお店のようで、予約の時点でどのお値段のコースにするか確認された。

よって、お店に入ると同時に、他のお客様と同時にお料理がスタートする。

まず始めは、箸休めの「シメジの胡麻和え」単に、ボイルしたシメジを胡麻和えした訳でなく、調味料に漬け込んだシメジを胡麻和えしたみたいで、味の馴染みがよく美味しかった。

単なる胡麻和えでなく、職人の一仕事を感じ、次からの天麩羅に期待が持てる！

海老の頭殻の素揚げ、なめこの天麩羅、海老の天麩羅、卵白と胡麻ソースのサラダ、銀杏、烏賊、宿儺南瓜、下仁田葱、帆立、タモギタケ、金目鯛、茄子、紅ほまれ、安納芋、カマス、肉厚椎茸、天丼（海老・玉）、香の物、赤出汁、水菓子（柿・パイナップル・ショコラケーキ）。

この中で、非常に美味い！と思えたのは、「烏賊」「宿儺南瓜」「金目鯛」「紅ほまれ」「肉厚椎茸」でした。烏賊の歯を入れた際のプツンと弾けながら切れる食感は心地良かったし、宿儺南瓜の甘さはさらっとしたクドくない甘さ、金目鯛は脂がのってたし、紅ほまれのサツマイモ特有のホクホク感と甘さは、今、流行りの安納芋より優れていると思えた。

そんな中でも一番驚いたのは、「肉厚椎茸」きっとコルク栽培でなく原木椎茸なんじゃなかろうか？昔の椎茸みたいに香りが強くキノコと油との相性の良さを改めて実感させられた。

いやー、この価格でこのレベルの天麩羅はなかなか食べられないよ。良いお店と出逢えたわ。
是非、また季節ごとに違う食材のときにでも伺いたいです。

何はともあれ、ご馳走様でした！