無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
高級なボルドーワインを頼みたくなる、一流フレンチ
口コミが参考になったらフォローしよう
腹ぺこ歯医者
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
腹ぺこ歯医者さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
掲載保留
ビ アバンス
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄徳重駅より約15分 徳重駅から906m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) |
席数 |
40席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | ソムリエがいる |
お子様連れ |
小学生以下入店禁止 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
さて、今日の昼は高速を飛ばして我が家から20km以上離れた場所まで昼御飯を食べに来た。この店は、実は、タベログを始めた時から気になっていた店だが、今まで来たことが無かった店だ。この店の料理は実は来る前からどんな料理か予想がついていた。そして、その予想はびっくりするほど当たってた店だ。その予想とは「高級なボルドーワインを頼みたくなる、一流フレンチ」ということだ。
私はレビューをする時に、できる限り、その店の一番「らしい姿」の料理を食べたいと考えている。となると、このようなフレンチの店はディナーでワインをしこたま飲んで楽しむというのが「らしい姿」で「あるべき姿」だ。しかし、酒を飲むとなるとタクシーで来る必要がある。我が家からタクシーでこの店まで来ると、その金額は半端な額では無い。そう言う訳で、今までこの店には来なかったという訳だ。
ところが、先日、otanchin 様から
PS:緑区「フレンチ ビアバンス」の田代オーナーが
そろそろ内に来てほしいナ~と
ジビエ主体のフレンチで~ス♪
機会あらば訪ねてやって下さいな
☆⌒(*^∇゜)v
とのメッセージを頂いたので、ランチタイムならと出かけることにしたのだ。しかし、この徳重周囲は田舎だ。私が住んでいる中川区も田舎だが、我が家から名古屋駅までは4kmで10分で着く。金山からも4kmで10分だ。ということで、私の医院には沖縄や北海道どころか、オーストラリア、フランス、イタリア、イギリス、ドイツなどから患者がインプラント手術を受けに飛行機に乗ってやってくる。セントレアから近いからだ。もし、私の医院が徳重にあったら、果たして海外から患者が来るのだろうか?
さて、私はタベログで店の料理を評価する場合に、なるべく細かいことは書かないようにしている。味覚は個人によって極端に違うからだ。私が味を事細かに評価しても、それは読んでいる人の味覚とは全く違うので意味が無いと考えているのだ。私が書いた文章が客に変な偏見を抱かせないように、敢えて書かないようにしているというのが本音だ。
味覚というのは感覚なので個人差が大きい。例えば、音楽の好き嫌いや洋服の好き嫌いと同じような物だと思う。各々テイストが違う訳でその根本が違うのに評価を点数化することがナンセンスだと考えているのだ。デパートに行けば多くのブランドの服が売っている。デパートに入っている訳だから、売っている服はどれも売れているブランドのはずだ。しかし、個人が好きなブランドの数は限られていて、それを一緒くたに点数化することは難しい。同じように、CDになってレコード店で販売されているようなミュージシャンはどれも多くのファンがいるはずだ。しかし、個人が買うCDはジャンルが限られている場合が多く、他のジャンルの曲はあまり聞か無い人が多いと思う。つまり、演歌とクラシックとロックとジャズと軍歌や童謡をバランス良く順序をつけて聞いている人は滅多に居ないということで、料理も個人の好みが極端に違うということだ。
今回は珍しく、ボルドーワインが大好きな私が、ボルドーワイン好きの目線から今日のランチを評価してみる。まずは、前菜だが七面鳥のリエットだ。今日は車なのでペリエだが、私の頭に浮かぶのは「冷えたシャンパン」だ。銘柄はなんでも良いが、ピノムニエの配合の少ないシャンパンが合うと思う。まあ、ボランジェやビンテージクリッグ、ジャックセロスのシュブシュタンスなんどの熟成香が強いシャンパンでも十分いける。つまり、味が濃い。言い換えると塩分が多いが、味自体も濃厚なので、甘くない限りどんな泡でも合うと思う。ねっとりした食感もシャンパンによく合うと思う。
さて、次はフォアグラのスフレだ。フォアグラ自体も定番の甘い味付けだが、その下のスフレももっと甘い。これはシャープなミネラル感が強い白ワインが合うと思う。アルザスのリースリングでも良い。しかし、反対にベーゼンアウスレーゼのような甘〜いデザートワインを合わせても面白い。量が少ないのが、これらのワインと合わせると、なかなかの展開を見せると思う。
次は里芋のビシソワーズ風で冷たいポタージュスープだ。このあたりから、ムルソーを一杯いただきたい。または、さっぱりフルーティーなアリゴテでも面白いかもしれない。いやいや、今日のジメッとした雨の気候だと、ブルゴーニュ・パストゥグランが気分だ。
さて、次は鯛だが、これがなかなかの食感で美味しい!うん、これなら私はブルゴーニュのワインを合わせちゃいます!ジュブレシャンベルタンかクロブージョあたりで良い感じでは無いでしょうか?ソースの感じからするときっと合うと思います。
さて、メインだが、これが難しい。私はこのランチで少々意地悪な選択をしてみた。家内は仔牛の赤ワイン煮込みを選択するのは最初から予想がついていた。私は鴨か羊を選択するというのが定番だが、あえてサーロインステーキだ。今日のコースは¥4,500円でのコースだ。この料金設定で材料に使える費用はしれている。一体?どんなサーロインステーキが出てくるのか?というのが、まあ、意地悪な選択という訳だ。結論から言うと、このサーロインステーキだけが「不利」なメニューだと思う。いやいや美味しサーロインステーキだが、あくまでも値段を考えると美味しい、、、ということで、この値段でメニューにサーロインステーキを載せるのは勝負としては不利だ。一方、仔牛の赤ワイン煮込みに合わせるワイン、となると、これもまた難しい。ボルドーの一級ワインより、ローヌかシャトーヌフデパフの田舎臭いワイン(悪い意味では無く、私は、この地区のワインが大好きなんです!)の方がよく合う。つまり、これらの肉料理は十分に美味しいが、ボルドーの「高級ワイン」は合わない。まあ、合わないこともないがワインに料理が負けてしまう。この高級というのは店に入るとずらっとカラ瓶が並んでるラフィットやラトゥールというレベルのワインのことで、モンブスケとかローザンセグラレベルなら悪くないバランスだと思う。
さて、今日の料理の中で、何が一番レベルが高い皿だったかというと、デザートとオーナーが焼いたパンだ。この二つはどんな高級ワインでも役不足では無い。非常にレベルの高いケーキとパンだと思う。
今日は普段は書かないようなレビューを書いてしまったが、酒好きは何を考えて料理を食べているかということだ。つまり、私の頭の中は、料理単体での味ということは考えていない。一流のスポーツカーにはその性能に見合ったタイヤが必要で、またその車のドライブを楽しむためには、走る場所が重要だということだ。
料理の価値、それは時間を楽しく過ごす為の重要な一つの要素だ。最大の要素は一緒に食事を楽しむ人であり、店の雰囲気、従業員の笑顔、また、健康状態や気分の状態のファクターが大きい。そして、私にとって料理の味は酒とセットでしか考えることができない。例えば最高の朝食はミモザかベリーニを欠かすことはできない。ましてやディナー、特にフレンチやイタリアンは献立自体がワインを楽しむ為に必要な物、という位置付けなので、酒を飲まずしてのフレンチやイタリアンなんてナンセンス以外の何物でも無いのだ。
という訳で、今日のランチは、非常に辛いランチだった。今度は、ぜひ、お酒を飲まない運転手の友人に運転を頼んで、夜に来てディナーをワインで楽しみたいというのが本音だ。この店は高級ワインを楽しむ為の素晴らしいポテンシャルの店だということです。